ラストグリーン

桜庭かなめ

文字の大きさ
38 / 83

第37話『日焼止狂想曲』

しおりを挟む
 さてと、みんなで「海だー!」と叫んだし、まずはどう過ごそうか。風も気持ちいいからサマーベッドでのんびりするもアリだな。
 サマーベッドに戻って仰向けになると……日陰になっていて気持ちいい。少し汗も掻いているから風も涼しい。ちょっとの間、眠るっていうのも――。

「うわあっ!」

 何か冷たいのが右の脇腹に触れたんだけど!
 体を起こすと、すぐ側にはクスクスと笑う咲希がいた。よく見てみると彼女の右手に何かついている。日焼け止めかな。

「ごめんごめん。いたずらのつもりで日焼け止めを付けた手で脇腹を触ったんだけど、翼ったら思いの外驚いて……ふふっ」
「ごめんね、つーちゃん。弱い場所がどこなのか訊かれて脇腹って教えちゃった」
「そういうことか。昔ほどじゃないけど、脇腹は弱いんだよ。しかもひんやりしていたから驚いちゃった。今ので眠気が一気に吹っ飛んだ」
「ごめんね、翼。そ、そんな状況で頼み事をするのは申し訳ないんだけど……背中に日焼け止めを塗ってくれないかな? 翼に塗ってほしいの」
「じゃあ、さっちゃんの後に私の背中にも日焼け止めを塗ってもらっていいかな?」
「うん、いいよ」

 咲希は隣のサマーベッドにうつ伏せになる。そのことで奥にいる羽村と三宅さんの姿が見える。2人も日焼け止めを塗るのかな。
 そういえば、去年までは僕は芽依の背中に日焼け止めを塗っていた。そして、明日香は常盤さんに塗ってもらっていたな。

「じゃあ、明日香。その間にあたしの背中に塗ってもらってもいいかな」
「うん、いいよ。さっちゃん」

 ついさっきまで僕が仰向けに寝ていたサマーベッドに、常盤さんがうつ伏せになる。明日香に日焼け止めを塗ってもらい始め、常盤さんはまったりとした表情になる。
 さてと、僕も咲希の背中に日焼け止めを――。

「は、陽乃! これから日焼け止めを……塗るぞ!」

 翻った羽村の声が響き渡る。羽村、三宅さんの背中にこれから日焼け止めを塗ることに緊張しているのかガチガチだ。そんな彼とは対照的に三宅さんは穏やかに笑っている。

「ふふっ、お願いします」
「ああ。嫌だと思ったら遠慮なく言ってくれ」
「はい、分かりました。……ひゃあっ! 意外と冷たいですね。蓮見先輩が驚いたのも納得です」

 咲希のイタズラで驚いたところ、三宅さんにも見られていたのか。恥ずかしいなぁ。もしかしたら、全員に見られていた可能性もありそうだ。

「こんな感じで塗っていけば大丈夫か?」
「はい。後で会長には私が塗ってあげますね」
「ああ、お願いするよ。一昨年と去年は塗らなかったんだが、風呂に入ったときちょっと痛かったからな」

 とても仲睦まじい雰囲気じゃないか。これなら三宅さんと更に仲を深めることができそうだな、羽村。

「翼、早く塗って~」
「はいはい、お待たせしました」

 咲希が持参した日焼け止めを手に出すと、確かにひんやりしているな。これを突然塗られたら驚くわな。
 そういえば、今は咲希……水着の紐を解いてうつ伏せになっていて無防備だ。さっきのイタズラの仕返しとして脇腹でもくすぐろうかな……と思ったけれど、そんなことをしたらまずそうなので止めておくか。

「それじゃ日焼け止めを塗るよ」
「うん、お願いします」

 僕は咲希の背中に日焼け止めを塗っている。咲希の肌、凄くスベスベしているな。

「あっ、気持ちいい……」
「こういう感じで塗っていけばいい?」
「うん。凄く上手だよ。そもそも、翼に体を触られること自体でドキドキするし。んっ……声が漏れちゃうよ……」

 恥ずかしいのか、咲希は顔を赤くして両手で口を押さえている。何か、今の咲希を見ていると、まるでさっきの仕返しをしてしまっているような気がして。

「なあに? 咲希って背中が弱いタイプなの?」
「そんなことないよ。ただ、ひんやりしているのと、日焼け止めの付いた手で背中を触れるとちょっとくすぐったいっていうか。もちろん、翼が上手なのもあって気持ちいいよ」
「へえ、そうなんだ。これは楽しみだね、明日香」
「う、うん。そうだね」

 明日香はチラチラと僕のことを見てくる。

「ねえ、翼。もっと……して?」
「……うん」

 はぁ、はぁ……と普段よりも荒い息づかいをしながらそう言う咲希のことが、とても艶やかに見えてくる。できるだけ平常心を保つよう心掛けながら、日焼け止めを塗っていく。

「本当に気持ちいいよ、翼。もしかして、芽依ちゃんにやってあげたりしてた?」
「うん。一昨年と去年は芽依の背中に塗ってあげたよ。で、芽依に塗ってもらった」
「そうなんだ。それじゃ、上手なわけだ」
「咲希にそう言ってもらえると嬉しいよ。……はい、背中は一通り塗ったよ」
「あ、脚も塗ってもらっていい? もちろん、素肌が見えているところだけでいいから!」
「うん、分かった」

 水着に隠れている部分を塗ってしまったらそれは非常にまずいし、元々そこまで塗るような変態じゃない。といっても、お尻の一部分は見えてしまっているし……ここは無心を貫くしかない!

「んっ、気持ちいい……」

 そんな甘い声を漏らされたら、貫ける自信がどんどんなくなっていくよ。

「脚の方は弱い部分ってある? そこは気を付けるから」
「ううん、ないよ。気を遣ってくれてありがとね」
「ああ。でも、ランニングで鍛えられている感じがする脚だと思うよ。元々、水泳部だったというのもあると思うけど。そういえば、咲希の得意な種目って何なの?」
「背泳ぎだよ。もちろん、クロール、平泳ぎ、バタフライもしっかり泳げるけど」
「そうなんだ。僕は背泳ぎをするとどうしても曲がっちゃうから苦手だな」
「中学の授業のとき、そんな友達がいたな」
「僕だけじゃなくて安心した。……はい、両脚も終わったよ」
「ありがとう、翼」

 咲希と喋ったことで、変に興奮せずに彼女の両脚に日焼け止めを塗れたぞ。やけに達成感があるな。

「じゃあ、次は明日香だね」
「うん、さっちゃん」

 まるでバトンタッチでもするかのように、明日香と咲希は右手でタッチをした。今度は明日香がサマーベッドにうつ伏せの状態になり、水着の紐を解く。

「つーちゃん、さっちゃんと同じように背中と両脚をお願いします」
「うん、分かった。じゃあ、咲希と同じように背中から塗っていくね」

 明日香の背中に日焼け止めを塗り始める。咲希と比べると白くてもっちりとした肌だ。

「さっちゃんの幸せそうな顔をしていたの分かるよ。これ、凄く気持ちいい……」
「あたしが塗ったときとどっちが気持ちいい?」
「みなみんのときも気持ち良かったよ。みなみんの手は柔らかくて繊細な塗り方だったけれど、つーちゃんは大きな手でしなやかな感じって言うのかな。要するに、どっちも気持ちいいってこと!」
「ふふっ、そっか。嬉しいけど、ちょっと妬いちゃうな。明日香の背中はあたしだけが塗ることができると思ったからさ。蓮見君、明日香の白くて綺麗な肌を傷つけないように気を付けてね。明日香は至宝だから」
「うん。これは責任重大だ」
「さっちゃんのときと同じで大丈夫だって。……つーちゃんのこと、信じているし」
「……ありがとう。しっかりと丁寧にやっていくね」

 明日香への日焼け止め塗りを再開させる。
 ちらっと常盤さんの方を見てみると、自分の腕などに日焼け止めを塗っているな。もちろん、こちらの方を見ながらだけれど。そのことで緊張感が生まれ、明日香に変な気持ちを抱かずに塗ることができる。

「鈴音ちゃん、芽依ちゃん、塗ってくれてありがとう。お礼に2人の背中には私が塗るけれど、どっちからしようか? 大丈夫、お姉さんが優しく塗ってあげるから」
「……こ、ここは年上からですよね!」
「年齢は気にしなくていいんだよ。それに、部活でも教え子の芽依ちゃんが先でいいと思うんだ」
「……譲り合っちゃって可愛いなぁ。よし、私の手は2つあるんだし、2人同時に塗ってあげる」

 きっと、譲り合っている理由はポジティブなものじゃないと思うけど。
 松雪先生には芽依と鈴音さんが2人で塗ってあげたのか。そのときの様子は見ていなかったけれど、きっと幸せだったんだろうな、先生。

『ああっ……』

 芽依と鈴音さんの気持ち良さそうな声が見事に重なっている。そんな2人が可愛らしいと思っているのか松雪先生、凄く楽しそう。

「あっ、つーちゃん……」
「うん? ……あっ、ごめん」

 先生達の方を見て気を取られてしまったからか、左手が明日香の胸に触れてしまっていた。それが分かると妙に柔らかさを感じる。

「大丈夫だよ、つーちゃん。つーちゃんならいいけれど……」
「周りに気を取られちゃったんだ、ごめんね。背中は塗り終わったから今度は脚だね」
「うん、お願いします」

 変なところを触ってしまわないように気を付けないと。そう心がけたこともあってか、明日香の両脚に塗るときは変に興奮することはなかった。

「はい、終わったよ、明日香」
「ありがとう、つーちゃん。じゃあ、今度はつーちゃんの番だね」
「そ、そうなるね」

 これまでは芽依に塗ってもらったけれど、今、芽依は先生に塗ってもらっている最中だからな。今回は明日香や咲希にお願いしようかな。

「あたしも翼に日焼け止めを塗りたい!」
「じゃあ、さっちゃんが背中で私が両脚って分担しようか?」
「何か面白そう。あたしも蓮見君に日焼け止めを塗ってみたい」

 段々と不穏な空気になってきたな。芽依か、同じ男である羽村に任せたくなってきたけれど、羽村も三宅さんに日焼け止めを塗ってもらっているところで、とても幸せそうにしている。頼める雰囲気じゃないな。

「ほらほら、うつ伏せになって、翼」

 半ば強制的に咲希達によってサマーベッドにうつ伏せにさせられる。浜辺でこんなに不安になったこと一度もないぞ。

「翼、お礼として背中と後ろの両脚を塗ってあげるよ、ふふっ」
「何かリクエストがあったら遠慮なく言ってね、つーちゃん」
「じゃあ、咲希が背中で、明日香が右脚、あたしが左脚を塗ることにしようか」
「そうだね、美波。じゃあ、やるよ、翼」
「……お、お願いします」

 特に咲希の笑みを見ていると不安な気持ちが湧いてくるけれど、それって彼女達のことを信頼していないことになる。それじゃ失礼だな。ここは男として、どっしりとかまえていよう。きっと、彼女達はしっかりと日焼け止めを塗って――。

「あははっ! くすぐったい! はあっ、はあっ……」

 特に脇腹と左脚がくすぐったい! 咲希と常盤さんだな。
 ただ、ここで抵抗して3人にケガをさせてはまずいので、僕はサマーベッドを抱きしめて、大声でたくさん笑った。痛い想いをしているわけじゃないからここは我慢するけど、これは仕返しも考えておくべきかも。

「さっちゃん、みなみん。もうそろそろ止めよう。つーちゃんかわいそうだし、これ以上やったらつーちゃんも絶対に怒るよ」
「そ、そうだね。……ごめん、翼」
「ごめんね。でも、ここまで笑う蓮見君はなかなか見ないよね」
「……僕自身、久しぶりに笑いまくったよ、常盤さん。笑い疲れちゃった。さすがにもう勘弁してほしいな」
「分かった。じゃあ、今度こそしっかりと翼に日焼け止めを塗ろう」

 その後は、特にいたずらをすることなく、3人は僕に日焼け止めをしっかりと塗ってくれたのであった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

桜庭かなめ
恋愛
 高校1年生の逢坂玲人は入学時から髪を金色に染め、無愛想なため一匹狼として高校生活を送っている。  入学して間もないある日の放課後、玲人は2年生の生徒会長・如月沙奈にロープで拘束されてしまう。それを解く鍵は彼女を抱きしめると約束することだった。ただ、玲人は上手く言いくるめて彼女から逃げることに成功する。そんな中、銀髪の美少女のアリス・ユメミールと出会い、お互いに好きな猫のことなどを通じて彼女と交流を深めていく。  しかし、沙奈も一度の失敗で諦めるような女の子ではない。玲人は沙奈に追いかけられる日々が始まる。  抱きしめて。生徒会に入って。口づけして。ヤンデレな沙奈からの様々な我が儘を通して見えてくるものは何なのか。見えた先には何があるのか。沙奈の好意が非常に強くも温かい青春ラブストーリー。  ※タイトルは「むげん」と読みます。  ※完結しました!(2020.7.29)

サクラブストーリー

桜庭かなめ
恋愛
 高校1年生の速水大輝には、桜井文香という同い年の幼馴染の女の子がいる。美人でクールなので、高校では人気のある生徒だ。幼稚園のときからよく遊んだり、お互いの家に泊まったりする仲。大輝は小学生のときからずっと文香に好意を抱いている。  しかし、中学2年生のときに友人からかわれた際に放った言葉で文香を傷つけ、彼女とは疎遠になってしまう。高校生になった今、挨拶したり、軽く話したりするようになったが、かつてのような関係には戻れていなかった。  桜も咲く1年生の修了式の日、大輝は文香が親の転勤を理由に、翌日に自分の家に引っ越してくることを知る。そのことに驚く大輝だが、同居をきっかけに文香と仲直りし、恋人として付き合えるように頑張ろうと決意する。大好物を作ってくれたり、バイトから帰るとおかえりと言ってくれたりと、同居生活を送る中で文香との距離を少しずつ縮めていく。甘くて温かな春の同居&学園青春ラブストーリー。  ※特別編8-お泊まり女子会編-が完結しました!(2025.6.17)  ※お気に入り登録や感想をお待ちしております。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

恋人、はじめました。

桜庭かなめ
恋愛
 紙透明斗のクラスには、青山氷織という女子生徒がいる。才色兼備な氷織は男子中心にたくさん告白されているが、全て断っている。クールで笑顔を全然見せないことや銀髪であること。「氷織」という名前から『絶対零嬢』と呼ぶ人も。  明斗は半年ほど前に一目惚れしてから、氷織に恋心を抱き続けている。しかし、フラれるかもしれないと恐れ、告白できずにいた。  ある春の日の放課後。ゴミを散らしてしまう氷織を見つけ、明斗は彼女のことを助ける。その際、明斗は勇気を出して氷織に告白する。 「これまでの告白とは違い、胸がほんのり温かくなりました。好意からかは分かりませんが。断る気にはなれません」 「……それなら、俺とお試しで付き合ってみるのはどうだろう?」  明斗からのそんな提案を氷織が受け入れ、2人のお試しの恋人関係が始まった。  一緒にお昼ご飯を食べたり、放課後デートしたり、氷織が明斗のバイト先に来たり、お互いの家に行ったり。そんな日々を重ねるうちに、距離が縮み、氷織の表情も少しずつ豊かになっていく。告白、そして、お試しの恋人関係から始まる甘くて爽やかな学園青春ラブコメディ!  ※夏休み小話編2が完結しました!(2025.10.16)  ※小説家になろう(N6867GW)、カクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、感想などお待ちしています。

まずはお嫁さんからお願いします。

桜庭かなめ
恋愛
 高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。  4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。  総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。  いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。  デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!  ※特別編7が完結しました!(2026.1.29)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、感想をお待ちしております。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

処理中です...