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Fragrance 4-アメノカオリ-
第9話『決断の日』
6月15日、土曜日。
未明からずっと雨が降り続いている。
今日はついに雨宮家と松雪家の話し合いが行われる。雨宮会長と松雪家次期当主の結婚についてと、今後のことについて話される予定になっている。
午前10時45分。私、美咲ちゃん、霞先輩は雨宮会長に気付かれないように雨宮家の屋敷に入る。雨宮家専属のメイドさんにより、来客用リビングへと案内された。とても大きな部屋の中には制服姿の夏帆さんがいた。
「みなさん、おはようございます」
「おはよう、夏帆さん。今日も制服姿なんだね」
そういう私達も制服姿なんだけど。別室で話を聞くだけだから私服でもかまわないんだろうけど、制服が一番落ち着いた。それは美咲ちゃんも霞先輩も同じだったみたい。
「制服姿の方が高校生らしくていいだろうとお父様が」
「そうなんだ。じゃあ、雨宮会長も制服姿ってことか」
「ええ。ちなみに、お姉様は既にお父様と一緒に話し合いの会場となる部屋に行っています」
それなら、私達がここにいることはばれてないな。
「私もそろそろ行かなければならないので、会話を聞く方法を手短に話すのです。坂井さん、スマートフォンは持ってきていますか?」
「うん、持ってきているよ」
「十分に充電はされているでしょうか?」
「ほぼ満タンだけど」
「それなら大丈夫です。では、私が坂井さんのスマートフォンに電話をかけ、ずっと通話の状態にしておいてください。お姉様達に気付かれないよう、私のスマートフォンはブレザーのポケットにしまっておくので、多少籠もってしまうと思うのです。スピーカーホンにしておけば会話の内容は聞けるかと」
「分かったよ、夏帆さん」
会話さえ聞ければいいなら、この方法が一番手短かな。
「それでは行ってきますね。お姉様が本音を言えるように私もサポートしたいと思います。また、話し合いが行われる部屋は、廊下を出てここから2つ左側にある部屋です」
「うん、分かった。いってらっしゃい、夏帆さん」
「いってらっしゃいませ、夏帆ちゃん」
「夏芽ちゃんのことを支えてあげてね」
私達がそう言うと、夏帆さんは穏やかに笑って部屋を出ていった。
さっそく、夏帆さんから私のスマートフォンに電話がかかってきたので、スピーカーモードにして通話に出る。
『皆さん、聞こえますか?』
「うん、聞こえるよ」
『分かりました。では、ブレザーのポケットに入れて、メイドさんに話しかけてもらいますね』
ガサガサと物音がした後、
『聞こえますでしょうか?』
夏帆さんの言うとおり、少しこもっているけど、私達を案内してくれたメイドさんの声が聞こえた。これなら会話の内容も聞けるだろう。
「オッケーだよ」
私が代表して夏帆さんに言った。
『了解なのです。では、そのまま通話を切らずにお願いします。また、大きな声を出さないでください。お姉様達にばれてしまいますから』
「分かった」
スマートフォンをテーブルの上に置き、私達はテーブルの側にある長いソファーに並んで座る。
小さいけど、足音が聞こえる。夏帆さんが話し合いの会場に向かっているのかな。
やがて、足音が聞こえなくなり、代わりに扉が開く音が聞こえた。話し合いに会場に入ったんだな。
『遅くなって申し訳ないのです。お父様、お母様、お姉様』
『遅いじゃない、夏帆』
『まだ始まってないんだしいいじゃない、夏芽ちゃん』
『夏帆、母さんの隣に座りなさい』
『分かったのです。失礼します』
小さい声だったけれど、母親の隣に座るように指示した男性の声はきっと、2人のお父さんだろう。そして、その直前の落ち着いた女性の声がお母さんか。
部屋にある時計を見ると、時刻は午前11時を過ぎたあたり。話し合いが行われる時間になっていた。
間もなく始まるんだ。雨宮会長の今後が決まる話し合いが。
『時刻になりましたから始めましょうか、雨宮さん』
さっきとは違う男の人の声。しかし、年老いた声の印象からして声の主は松雪家当主で間違いないだろう。
『そうですね、始めましょうか』
ついに、話し合いが始まった。どんな展開になっていくんだろう。雨宮会長に本音を言う場面が訪れるのだろうか。私達はここで静かに話を聞くことにしよう。
『まずは子供達の結婚の話をしましょうよ。それが決まってからの方が、今後の話が弾むでしょう。雨宮さんもそっちの方が良いでしょう?』
『……そうですね。まずは結婚の話をしましょう』
やっぱり、結婚について最初に話されるのか。すぐに大切な場面が訪れそう。
『まあ、結婚についてはほぼ決定ですがね。結婚は息子達の話なので、2人の意見を聞いておこう。雄大、男としてまずはお前からだ』
雄大……それが雨宮会長の許婚の名前か。つまり、松雪家次期当主に当たる人物。
『……私は将来、うちの会社を更に成長させていきたいと考えています。そのためには雨宮家との合併は必要不可欠であると思っています。夏芽さんと結婚することで、公私共に支え合っていきたいと考えています』
つまり、松雪雄大さんは許婚である雨宮会長と結婚することを決めているみたい。それにしても。随分と声が若そうに聞こえる。まさか、大学生だったりするのかな。
『素晴らしい考えだ、雄大。次は夏芽さんですな』
自然な流れで雨宮会長へと話が振られる。
今がラストチャンスだ。雨宮会長が本音を口にできる、最後の機会だ。雨宮会長は何を答えるのか。
私達はドキドキしながら、スマートフォンに耳を傾ける。
『私は……私は……』
そこから、雨宮会長の声が聞こえなくなる。
雨宮会長は迷っているんだ。ここでの回答で自分の将来が全て決まってしまうから。今まで抱き続けてきた想いと、目の前にある許婚との結婚を天秤にかけているんだ。
『……夏芽。自分の気持ちを素直に言ってみなさい』
なかなか答えないためか、雨宮会長のお父さんが優しい口調でそう声をかける。
雨宮会長のお父さんの言うとおりだ。自分の気持ちを素直に言うべきだ。雨宮会長はそうすることができるのか。
『お姉様……本音を言っていいのですよ?』
夏帆さんも雨宮会長が本音を言えるように、そっと背中を押す。
それでも、雨宮会長はなかなか答えを示すことができない。そんな彼女に対して段々と苛立ってきたのか、
『まさか、断るとは言いませんよね? この結婚は将来の発展のためには大切なことなのですぞ! それは分かっていますな……?』
強い口調で松雪家当主が雨宮会長に答えを要求する。何としてでも、松雪家の方はこの結婚を成立させたいみたいだ。
今のことで、雨宮会長の気持ちが萎縮しなければいいんだけど。
『私は……この、話を……』
震えた声で雨宮会長は自分の答えを言い始める。
けれど、はっきりと分かる。今から言おうとしていることは雨宮会長の本音じゃない!
『あっ……』
と、夏帆さんが声を漏らしたのが聞こえた。夏帆さんも雨宮会長が本音を話そうとしていないことが分かったんだ。
どうすればいいのか私が悩んでいるときだった。
「だめっ!!」
この状況に我慢できなくなったのか、霞先輩がそう大きな声を上げたのだ。私と美咲ちゃんで霞先輩の口を押える。
『な、何だ! 今の声は!』
き、気付かれた! しかも、一番気付かれてはまずい松雪家当主に。
『夏帆ちゃんの方が聞こえたけれど……』
『ええとですね、これは……』
夏帆さんは必死に今のことをごまかそうとしている。しかし、
「自分の本音を伝えなきゃダメだよ! ここで全てが決まっちゃうんだから! 私は夏芽ちゃんの悲しむ顔が見たくないの!」
霞先輩が私達を振り払い、スマートフォンに向かってそう言った。大きな声を出したからか、霞先輩は顔を赤くして呼吸を乱している。
こうなったらもう、仕方がない。
「夏帆さん、スピーカーホンしてくれないかな」
『は、はい……』
私達はもう一切関わらないつもりだったけど、今の状況を考えればそれは無理だ。こうなったら、雨宮会長が本音を言えるように背中を押すしかない。
「私、私立天羽女子高等学校に通っている坂井遥香といいます。夏帆さんの協力で、ここまでの話し合いについて全て聞かせてもらいました」
『なぜ、そんな真似をするんだ! そんなことをするくらいなら、今すぐこっちに来て私に顔を見せてもらおうか! 君だけじゃないんだろう!』
という松雪家当主の罵声がスマートフォンから響き渡る。どうやら、私達のしたことに松雪家当主はご立腹のようで。盗聴だから怒るのも当たり前か。
「遥香ちゃん……」
「ごめんなさい、私のせいで……」
「……こうなっちゃったのは仕方ないですよ。それに、あのまま雨宮会長が本音とは違う答えを言ってしまうよりはずっと良いでしょう?」
私がそう言うと、霞先輩は凛とした表情をして頷いた。
ここまで来たら、私達ができることをやるしかない。そのためにも、向こうの要求通りにしよう。
「分かりました。今すぐ、3人でそちらに向かいます」
通話を切り、ブレザーのポケットにスマートフォンを入れる。
「行きましょう。霞先輩、美咲ちゃん」
私達は廊下に出て、話し合いの会場となっている2つ左側にある部屋へと向かう。
私達はただ、雨宮会長が本音を言えるように背中を押そう。何に対しても怖がることのないように優しく、強く。
未明からずっと雨が降り続いている。
今日はついに雨宮家と松雪家の話し合いが行われる。雨宮会長と松雪家次期当主の結婚についてと、今後のことについて話される予定になっている。
午前10時45分。私、美咲ちゃん、霞先輩は雨宮会長に気付かれないように雨宮家の屋敷に入る。雨宮家専属のメイドさんにより、来客用リビングへと案内された。とても大きな部屋の中には制服姿の夏帆さんがいた。
「みなさん、おはようございます」
「おはよう、夏帆さん。今日も制服姿なんだね」
そういう私達も制服姿なんだけど。別室で話を聞くだけだから私服でもかまわないんだろうけど、制服が一番落ち着いた。それは美咲ちゃんも霞先輩も同じだったみたい。
「制服姿の方が高校生らしくていいだろうとお父様が」
「そうなんだ。じゃあ、雨宮会長も制服姿ってことか」
「ええ。ちなみに、お姉様は既にお父様と一緒に話し合いの会場となる部屋に行っています」
それなら、私達がここにいることはばれてないな。
「私もそろそろ行かなければならないので、会話を聞く方法を手短に話すのです。坂井さん、スマートフォンは持ってきていますか?」
「うん、持ってきているよ」
「十分に充電はされているでしょうか?」
「ほぼ満タンだけど」
「それなら大丈夫です。では、私が坂井さんのスマートフォンに電話をかけ、ずっと通話の状態にしておいてください。お姉様達に気付かれないよう、私のスマートフォンはブレザーのポケットにしまっておくので、多少籠もってしまうと思うのです。スピーカーホンにしておけば会話の内容は聞けるかと」
「分かったよ、夏帆さん」
会話さえ聞ければいいなら、この方法が一番手短かな。
「それでは行ってきますね。お姉様が本音を言えるように私もサポートしたいと思います。また、話し合いが行われる部屋は、廊下を出てここから2つ左側にある部屋です」
「うん、分かった。いってらっしゃい、夏帆さん」
「いってらっしゃいませ、夏帆ちゃん」
「夏芽ちゃんのことを支えてあげてね」
私達がそう言うと、夏帆さんは穏やかに笑って部屋を出ていった。
さっそく、夏帆さんから私のスマートフォンに電話がかかってきたので、スピーカーモードにして通話に出る。
『皆さん、聞こえますか?』
「うん、聞こえるよ」
『分かりました。では、ブレザーのポケットに入れて、メイドさんに話しかけてもらいますね』
ガサガサと物音がした後、
『聞こえますでしょうか?』
夏帆さんの言うとおり、少しこもっているけど、私達を案内してくれたメイドさんの声が聞こえた。これなら会話の内容も聞けるだろう。
「オッケーだよ」
私が代表して夏帆さんに言った。
『了解なのです。では、そのまま通話を切らずにお願いします。また、大きな声を出さないでください。お姉様達にばれてしまいますから』
「分かった」
スマートフォンをテーブルの上に置き、私達はテーブルの側にある長いソファーに並んで座る。
小さいけど、足音が聞こえる。夏帆さんが話し合いの会場に向かっているのかな。
やがて、足音が聞こえなくなり、代わりに扉が開く音が聞こえた。話し合いに会場に入ったんだな。
『遅くなって申し訳ないのです。お父様、お母様、お姉様』
『遅いじゃない、夏帆』
『まだ始まってないんだしいいじゃない、夏芽ちゃん』
『夏帆、母さんの隣に座りなさい』
『分かったのです。失礼します』
小さい声だったけれど、母親の隣に座るように指示した男性の声はきっと、2人のお父さんだろう。そして、その直前の落ち着いた女性の声がお母さんか。
部屋にある時計を見ると、時刻は午前11時を過ぎたあたり。話し合いが行われる時間になっていた。
間もなく始まるんだ。雨宮会長の今後が決まる話し合いが。
『時刻になりましたから始めましょうか、雨宮さん』
さっきとは違う男の人の声。しかし、年老いた声の印象からして声の主は松雪家当主で間違いないだろう。
『そうですね、始めましょうか』
ついに、話し合いが始まった。どんな展開になっていくんだろう。雨宮会長に本音を言う場面が訪れるのだろうか。私達はここで静かに話を聞くことにしよう。
『まずは子供達の結婚の話をしましょうよ。それが決まってからの方が、今後の話が弾むでしょう。雨宮さんもそっちの方が良いでしょう?』
『……そうですね。まずは結婚の話をしましょう』
やっぱり、結婚について最初に話されるのか。すぐに大切な場面が訪れそう。
『まあ、結婚についてはほぼ決定ですがね。結婚は息子達の話なので、2人の意見を聞いておこう。雄大、男としてまずはお前からだ』
雄大……それが雨宮会長の許婚の名前か。つまり、松雪家次期当主に当たる人物。
『……私は将来、うちの会社を更に成長させていきたいと考えています。そのためには雨宮家との合併は必要不可欠であると思っています。夏芽さんと結婚することで、公私共に支え合っていきたいと考えています』
つまり、松雪雄大さんは許婚である雨宮会長と結婚することを決めているみたい。それにしても。随分と声が若そうに聞こえる。まさか、大学生だったりするのかな。
『素晴らしい考えだ、雄大。次は夏芽さんですな』
自然な流れで雨宮会長へと話が振られる。
今がラストチャンスだ。雨宮会長が本音を口にできる、最後の機会だ。雨宮会長は何を答えるのか。
私達はドキドキしながら、スマートフォンに耳を傾ける。
『私は……私は……』
そこから、雨宮会長の声が聞こえなくなる。
雨宮会長は迷っているんだ。ここでの回答で自分の将来が全て決まってしまうから。今まで抱き続けてきた想いと、目の前にある許婚との結婚を天秤にかけているんだ。
『……夏芽。自分の気持ちを素直に言ってみなさい』
なかなか答えないためか、雨宮会長のお父さんが優しい口調でそう声をかける。
雨宮会長のお父さんの言うとおりだ。自分の気持ちを素直に言うべきだ。雨宮会長はそうすることができるのか。
『お姉様……本音を言っていいのですよ?』
夏帆さんも雨宮会長が本音を言えるように、そっと背中を押す。
それでも、雨宮会長はなかなか答えを示すことができない。そんな彼女に対して段々と苛立ってきたのか、
『まさか、断るとは言いませんよね? この結婚は将来の発展のためには大切なことなのですぞ! それは分かっていますな……?』
強い口調で松雪家当主が雨宮会長に答えを要求する。何としてでも、松雪家の方はこの結婚を成立させたいみたいだ。
今のことで、雨宮会長の気持ちが萎縮しなければいいんだけど。
『私は……この、話を……』
震えた声で雨宮会長は自分の答えを言い始める。
けれど、はっきりと分かる。今から言おうとしていることは雨宮会長の本音じゃない!
『あっ……』
と、夏帆さんが声を漏らしたのが聞こえた。夏帆さんも雨宮会長が本音を話そうとしていないことが分かったんだ。
どうすればいいのか私が悩んでいるときだった。
「だめっ!!」
この状況に我慢できなくなったのか、霞先輩がそう大きな声を上げたのだ。私と美咲ちゃんで霞先輩の口を押える。
『な、何だ! 今の声は!』
き、気付かれた! しかも、一番気付かれてはまずい松雪家当主に。
『夏帆ちゃんの方が聞こえたけれど……』
『ええとですね、これは……』
夏帆さんは必死に今のことをごまかそうとしている。しかし、
「自分の本音を伝えなきゃダメだよ! ここで全てが決まっちゃうんだから! 私は夏芽ちゃんの悲しむ顔が見たくないの!」
霞先輩が私達を振り払い、スマートフォンに向かってそう言った。大きな声を出したからか、霞先輩は顔を赤くして呼吸を乱している。
こうなったらもう、仕方がない。
「夏帆さん、スピーカーホンしてくれないかな」
『は、はい……』
私達はもう一切関わらないつもりだったけど、今の状況を考えればそれは無理だ。こうなったら、雨宮会長が本音を言えるように背中を押すしかない。
「私、私立天羽女子高等学校に通っている坂井遥香といいます。夏帆さんの協力で、ここまでの話し合いについて全て聞かせてもらいました」
『なぜ、そんな真似をするんだ! そんなことをするくらいなら、今すぐこっちに来て私に顔を見せてもらおうか! 君だけじゃないんだろう!』
という松雪家当主の罵声がスマートフォンから響き渡る。どうやら、私達のしたことに松雪家当主はご立腹のようで。盗聴だから怒るのも当たり前か。
「遥香ちゃん……」
「ごめんなさい、私のせいで……」
「……こうなっちゃったのは仕方ないですよ。それに、あのまま雨宮会長が本音とは違う答えを言ってしまうよりはずっと良いでしょう?」
私がそう言うと、霞先輩は凛とした表情をして頷いた。
ここまで来たら、私達ができることをやるしかない。そのためにも、向こうの要求通りにしよう。
「分かりました。今すぐ、3人でそちらに向かいます」
通話を切り、ブレザーのポケットにスマートフォンを入れる。
「行きましょう。霞先輩、美咲ちゃん」
私達は廊下に出て、話し合いの会場となっている2つ左側にある部屋へと向かう。
私達はただ、雨宮会長が本音を言えるように背中を押そう。何に対しても怖がることのないように優しく、強く。
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