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Fragrance 8-タビノカオリ-
第2話『IN!』
午後2時過ぎ。
私達は今日から4日間滞在するアクアサンシャインリゾートホテルに到着した。結構違い建物なので遠くの方からも見えていたけれど、到着して目の前から見てみると、その存在感はより増しているように思える。
海の側ということもあって、ちょっと潮の香りが。暑いことには変わりないけれど、鏡原市よりも爽やかだ。
「ふぅ、ようやく着いたか」
お兄ちゃんは大きく息を吐くけど、無事にホテルに到着していたのかほっとしている様子を見せる。
「お疲れ様、隼人」
「お疲れ様でした、お兄さん」
「お兄ちゃん、よく頑張ったね」
運転免許取り立てなのに、途中、休憩を挟んで数時間運転したんだもんね。チェックインして、部屋に行ったらお兄ちゃんにはゆっくりとしてもらった方がいいかな。
ホテルの中に入ると、豪華な雰囲気が漂う広いロビーが。
「俺がチェックインの手続きをしてくるから、みんなはそこのソファーにでも座っていてくれ」
お兄ちゃんがそう言うので、私、絢ちゃん、奈央ちゃんはフロントの近くにあるソファーに座る。
「あっ、車のシートよりもふかふかしていて気持ちいい」
「そうだね、遥香」
「隼人が座ったら、気持ち良すぎて寝ちゃうかもね。隼人、しっかりしてるなぁ」
奈央ちゃんはソファーに座ってからも、フロントでチェックインの手続きをしているお兄ちゃんの方をじっと見ている。将来はきっと自分の子供と一緒に待っているんだろうなぁ、とか考えているんだろうなぁ。
「奈央さん、何だか、将来は自分の子供と一緒に待っているとか考えていそうだね」
絢ちゃんは私の耳元でそう囁く。絢ちゃんにもそう見えるってことは、本当に考えていそうだ。答え合わせをしたいところだけれど、奈央ちゃんが恥ずかしがりそうなので止めておこうかな。
チェックインが終わったのか、お兄ちゃんはこっちの方にやってくる。お兄ちゃんの後ろには大きなカートを押す若い女性スタッフの姿が。
「皆さま。これから客室の方にご案内いたします。皆さまが宿泊する客室は1501号室と1502号室の2部屋でございます。2部屋ですが、互いの部屋に行き来できるようになっております」
なるほど、互いの部屋を行き来できるような客室なんだ。当初は4人家族で泊まることになっていたので、ホテル側も配慮してくれたのかな。
ツインルームが2部屋かダブルルームが2部屋なら、絢ちゃんと私、お兄ちゃんと奈央ちゃんの組み合わせだよね。お父さんのことだから、そのどちらかのパターンで予約したと思うけど。
「お兄ちゃん、部屋ってどういう部屋なのか訊いてる?」
「ダブルルーム2部屋だ。俺と奈央、遥香と絢さんっていう組み合わせにしよう」
「それがいいと思うよ」
ということは、毎晩……絢ちゃんと同じベッドで眠ることができるんだ。今から興奮しちゃうんだけれど。
「……もし、家族4人で来ていたらどうなっていたんだろうな」
「お父さんとお母さん、お兄ちゃんと私なんじゃない?」
「……それでいいのか?」
「お父さん、絶対にお母さんと一緒に寝るって言いそうじゃない。お母さんもそう言うだろうし。じゃあ、お兄ちゃんは家族の中で誰と一緒に寝たいの?」
「……は、遥香かな」
「お兄ちゃんならそう言うと思った。お兄ちゃんとなら……いいよ」
「……そう言ってくれると、何だか嬉しいもんだな」
お兄ちゃん、嬉しそう。ちょっとは疲れが取れたのかな。
まあ、お兄ちゃんなら私に嫌なことはしないって分かっているから、一緒に眠っていてもいいと思ってる。それに、旅行くらいしか一緒に眠る機会ってないと思うから。
「……ごめんなさい。部屋までの案内をお願いできますか」
「いえいえ。仲がいいのですね。さあ、大きな荷物はこちらに乗せましょう。お部屋の方まで運ばせていただきます」
「ありがとうございます」
荷物をカートに乗せて、私達は宿泊する部屋へと向かう。
「みなさまは、ご兄妹ですか? それとも、部活やサークルとかで?」
エレベーターで15階へ向かう中、スタッフさんがそんなことを問いかけてくる。確かに、歳の近い4人兄妹か大学のサークルメンバーのように見えるよね。どう答えればいいのかなぁ。
「本当は両親と一緒に来る予定だったんですけど、父がどうしても外せない仕事が入ってしまったので、両親とは来ずに自分の彼女と妹の彼女と一緒に来たんですよ」
お兄ちゃんはさらりと事実を伝える。私とお兄ちゃんのそれぞれの彼女として紹介された絢ちゃんと奈央ちゃんはちょっと照れた表情を見せている。
「なるほど……2組のカップルで来たのですね。女性同士のカップルは珍しい気がしますが。いいですねぇ……私事ですが、夏休みシーズン前に彼氏と別れちゃって、旅行の予定もキャンセルになったんですよね」
スタッフさんはそんなことを言って、笑顔を見せつつもため息をついている。旅行に来たカップルに、彼氏と別れて旅行に行けなくなった話をされても反応に困る。本音は羨ましいのではなく、恨めしいのかもしれない。
そして、エレベーターは15階に到着する。エレベーターホールには窓があり、海とは反対側の景色が見ることができる。ホテルの周りには特に高い建物はなく、遠くには山も見えるので、とてものどかで広い景色が堪能できる。鏡原市ではなかなか見ることのできないような景色なので、旅行に来たのだと実感できる。
「こちらになります」
私達の泊まる1501号室と1502号室の前に到着。私達は1501号室の方から客室へと入っていく。2人で泊まるには十分すぎる広さだなぁ。
「綺麗な部屋だね、絢ちゃん」
「そうだね」
客室に入って目の飛び込んできたのは、窓の向こうに見える広大な青い海。波があまり立っていないため、水平線まで青一色だ。
「ここは1501号室となりますが、窓の近くにあるこちらのドアを開けると、隣の1502号室に行き来することができます」
1502号室を覗いてみると、1501号室とほぼ変わらない作り。互いの部屋を行き来する扉が、ベッド側にあるか、テレビなどが置いてある側にあるかというところだけ。
「それでは、楽しい4日間をお過ごしください。何かありましたら、内線でフロントまでご連絡ください。では、失礼いたします」
スタッフさんは一礼すると、部屋から出て行った。
今日から4日間、この部屋で寝泊まりするのか。お父さん、今年は随分と奮発したような気がする。
「さてと、どっちに泊まろうか。みんな、希望とかはある?」
「私はないなぁ」
「私も遥香と2人きりならどちらでもかまいません」
奈央ちゃんも絢ちゃんも希望はないか。私も特にどっちがいいっていう拘りはないし。
「……じゃあ、私とお兄ちゃんがジャンケンをして、勝った方が1501号室に泊まって、負けた方が1502号室に泊まるっていうのはどう?」
「それがいいな。俺もどっちでもいいと思っていたから」
「じゃあ、お兄ちゃん、ジャンケンするよ。じゃーんけーんぽん!」
お兄ちゃんとジャンケンして、私がパー、お兄ちゃんはグー。私の勝ちか。
「遥香の勝ちだから、遥香と絢さんが1501号室。俺と奈央が1502号室だな」
「そうだね、お兄ちゃん」
「……さてと、部屋が決まったところで……ちょっと休ませてくれないか。車を運転し続けたから、ちょっと疲れたな。ゆっくりしたいんだ」
「分かった、隼人。コーヒー淹れてあげるから」
「ああ、ありがとう」
「遥香ちゃんと絢ちゃんには紅茶でも淹れようか」
「ありがとう。でも、ちょっと絢ちゃんと2人きりで過ごしたいから……」
私がそう言うと、奈央ちゃんはニコッと笑って、
「……そっか。じゃあ、私も隼人と一緒に2人きりの時間を過ごそうかな。さあ、隼人。こっちに行こっか」
「あ、ああ……」
「それじゃ、また後で!」
奈央ちゃんは半ば強引にお兄ちゃんの手を引いて、隣の部屋へと連れて行った。その際、部屋を行き来する扉をきっちりと閉めた。
「遥香、私が紅茶でも……」
「絢ちゃん」
私は絢ちゃんのことを抱きしめる。あぁ、絢ちゃんの甘い匂いに包まれていくよ。
「どうしたの、遥香」
「……やっと2人きりになれたと思って。そうしたら、絢ちゃんのことを抱きしめたくなっちゃって」
「抱きしめるだけで十分なの?」
「えっ?」
絢ちゃんのことを見上げると、そこには爽やかな笑みを浮かべている絢ちゃんの顔があった。そして、絢ちゃんは私にキスをする。
「んっ……」
絢ちゃん、さっそく舌を絡ませてきて。
絢ちゃんは私のことをベッドに押し倒してくる。ふかふかのベッドがとても気持ちいいけれど、それよりも私の視界を絢ちゃんが覆い尽くしていることにドキドキする。
「……4人でいるのもいいけど、私も早く遥香と2人きりになりたかった」
「絢ちゃん……」
「ベッドの上の遥香はやっぱり可愛いな。いつもと場所が違うからますます興奮してくるよ。今日から毎晩、どうなっちゃうんだろうね」
「……絢ちゃんにされるんだったら、絢ちゃんが側にいてくれるなら、どうなってもいいよ。だから、もっと……キス、してくれない?」
「うん、分かった」
それから、絢ちゃんとキスを何度交わしただろう。いつもと場所は違うけれど、絢ちゃんとキスしたときの感触や温かさ、甘さはいつもと変わらない。だからこそ、今回の旅行がますます楽しみになるのであった。
私達は今日から4日間滞在するアクアサンシャインリゾートホテルに到着した。結構違い建物なので遠くの方からも見えていたけれど、到着して目の前から見てみると、その存在感はより増しているように思える。
海の側ということもあって、ちょっと潮の香りが。暑いことには変わりないけれど、鏡原市よりも爽やかだ。
「ふぅ、ようやく着いたか」
お兄ちゃんは大きく息を吐くけど、無事にホテルに到着していたのかほっとしている様子を見せる。
「お疲れ様、隼人」
「お疲れ様でした、お兄さん」
「お兄ちゃん、よく頑張ったね」
運転免許取り立てなのに、途中、休憩を挟んで数時間運転したんだもんね。チェックインして、部屋に行ったらお兄ちゃんにはゆっくりとしてもらった方がいいかな。
ホテルの中に入ると、豪華な雰囲気が漂う広いロビーが。
「俺がチェックインの手続きをしてくるから、みんなはそこのソファーにでも座っていてくれ」
お兄ちゃんがそう言うので、私、絢ちゃん、奈央ちゃんはフロントの近くにあるソファーに座る。
「あっ、車のシートよりもふかふかしていて気持ちいい」
「そうだね、遥香」
「隼人が座ったら、気持ち良すぎて寝ちゃうかもね。隼人、しっかりしてるなぁ」
奈央ちゃんはソファーに座ってからも、フロントでチェックインの手続きをしているお兄ちゃんの方をじっと見ている。将来はきっと自分の子供と一緒に待っているんだろうなぁ、とか考えているんだろうなぁ。
「奈央さん、何だか、将来は自分の子供と一緒に待っているとか考えていそうだね」
絢ちゃんは私の耳元でそう囁く。絢ちゃんにもそう見えるってことは、本当に考えていそうだ。答え合わせをしたいところだけれど、奈央ちゃんが恥ずかしがりそうなので止めておこうかな。
チェックインが終わったのか、お兄ちゃんはこっちの方にやってくる。お兄ちゃんの後ろには大きなカートを押す若い女性スタッフの姿が。
「皆さま。これから客室の方にご案内いたします。皆さまが宿泊する客室は1501号室と1502号室の2部屋でございます。2部屋ですが、互いの部屋に行き来できるようになっております」
なるほど、互いの部屋を行き来できるような客室なんだ。当初は4人家族で泊まることになっていたので、ホテル側も配慮してくれたのかな。
ツインルームが2部屋かダブルルームが2部屋なら、絢ちゃんと私、お兄ちゃんと奈央ちゃんの組み合わせだよね。お父さんのことだから、そのどちらかのパターンで予約したと思うけど。
「お兄ちゃん、部屋ってどういう部屋なのか訊いてる?」
「ダブルルーム2部屋だ。俺と奈央、遥香と絢さんっていう組み合わせにしよう」
「それがいいと思うよ」
ということは、毎晩……絢ちゃんと同じベッドで眠ることができるんだ。今から興奮しちゃうんだけれど。
「……もし、家族4人で来ていたらどうなっていたんだろうな」
「お父さんとお母さん、お兄ちゃんと私なんじゃない?」
「……それでいいのか?」
「お父さん、絶対にお母さんと一緒に寝るって言いそうじゃない。お母さんもそう言うだろうし。じゃあ、お兄ちゃんは家族の中で誰と一緒に寝たいの?」
「……は、遥香かな」
「お兄ちゃんならそう言うと思った。お兄ちゃんとなら……いいよ」
「……そう言ってくれると、何だか嬉しいもんだな」
お兄ちゃん、嬉しそう。ちょっとは疲れが取れたのかな。
まあ、お兄ちゃんなら私に嫌なことはしないって分かっているから、一緒に眠っていてもいいと思ってる。それに、旅行くらいしか一緒に眠る機会ってないと思うから。
「……ごめんなさい。部屋までの案内をお願いできますか」
「いえいえ。仲がいいのですね。さあ、大きな荷物はこちらに乗せましょう。お部屋の方まで運ばせていただきます」
「ありがとうございます」
荷物をカートに乗せて、私達は宿泊する部屋へと向かう。
「みなさまは、ご兄妹ですか? それとも、部活やサークルとかで?」
エレベーターで15階へ向かう中、スタッフさんがそんなことを問いかけてくる。確かに、歳の近い4人兄妹か大学のサークルメンバーのように見えるよね。どう答えればいいのかなぁ。
「本当は両親と一緒に来る予定だったんですけど、父がどうしても外せない仕事が入ってしまったので、両親とは来ずに自分の彼女と妹の彼女と一緒に来たんですよ」
お兄ちゃんはさらりと事実を伝える。私とお兄ちゃんのそれぞれの彼女として紹介された絢ちゃんと奈央ちゃんはちょっと照れた表情を見せている。
「なるほど……2組のカップルで来たのですね。女性同士のカップルは珍しい気がしますが。いいですねぇ……私事ですが、夏休みシーズン前に彼氏と別れちゃって、旅行の予定もキャンセルになったんですよね」
スタッフさんはそんなことを言って、笑顔を見せつつもため息をついている。旅行に来たカップルに、彼氏と別れて旅行に行けなくなった話をされても反応に困る。本音は羨ましいのではなく、恨めしいのかもしれない。
そして、エレベーターは15階に到着する。エレベーターホールには窓があり、海とは反対側の景色が見ることができる。ホテルの周りには特に高い建物はなく、遠くには山も見えるので、とてものどかで広い景色が堪能できる。鏡原市ではなかなか見ることのできないような景色なので、旅行に来たのだと実感できる。
「こちらになります」
私達の泊まる1501号室と1502号室の前に到着。私達は1501号室の方から客室へと入っていく。2人で泊まるには十分すぎる広さだなぁ。
「綺麗な部屋だね、絢ちゃん」
「そうだね」
客室に入って目の飛び込んできたのは、窓の向こうに見える広大な青い海。波があまり立っていないため、水平線まで青一色だ。
「ここは1501号室となりますが、窓の近くにあるこちらのドアを開けると、隣の1502号室に行き来することができます」
1502号室を覗いてみると、1501号室とほぼ変わらない作り。互いの部屋を行き来する扉が、ベッド側にあるか、テレビなどが置いてある側にあるかというところだけ。
「それでは、楽しい4日間をお過ごしください。何かありましたら、内線でフロントまでご連絡ください。では、失礼いたします」
スタッフさんは一礼すると、部屋から出て行った。
今日から4日間、この部屋で寝泊まりするのか。お父さん、今年は随分と奮発したような気がする。
「さてと、どっちに泊まろうか。みんな、希望とかはある?」
「私はないなぁ」
「私も遥香と2人きりならどちらでもかまいません」
奈央ちゃんも絢ちゃんも希望はないか。私も特にどっちがいいっていう拘りはないし。
「……じゃあ、私とお兄ちゃんがジャンケンをして、勝った方が1501号室に泊まって、負けた方が1502号室に泊まるっていうのはどう?」
「それがいいな。俺もどっちでもいいと思っていたから」
「じゃあ、お兄ちゃん、ジャンケンするよ。じゃーんけーんぽん!」
お兄ちゃんとジャンケンして、私がパー、お兄ちゃんはグー。私の勝ちか。
「遥香の勝ちだから、遥香と絢さんが1501号室。俺と奈央が1502号室だな」
「そうだね、お兄ちゃん」
「……さてと、部屋が決まったところで……ちょっと休ませてくれないか。車を運転し続けたから、ちょっと疲れたな。ゆっくりしたいんだ」
「分かった、隼人。コーヒー淹れてあげるから」
「ああ、ありがとう」
「遥香ちゃんと絢ちゃんには紅茶でも淹れようか」
「ありがとう。でも、ちょっと絢ちゃんと2人きりで過ごしたいから……」
私がそう言うと、奈央ちゃんはニコッと笑って、
「……そっか。じゃあ、私も隼人と一緒に2人きりの時間を過ごそうかな。さあ、隼人。こっちに行こっか」
「あ、ああ……」
「それじゃ、また後で!」
奈央ちゃんは半ば強引にお兄ちゃんの手を引いて、隣の部屋へと連れて行った。その際、部屋を行き来する扉をきっちりと閉めた。
「遥香、私が紅茶でも……」
「絢ちゃん」
私は絢ちゃんのことを抱きしめる。あぁ、絢ちゃんの甘い匂いに包まれていくよ。
「どうしたの、遥香」
「……やっと2人きりになれたと思って。そうしたら、絢ちゃんのことを抱きしめたくなっちゃって」
「抱きしめるだけで十分なの?」
「えっ?」
絢ちゃんのことを見上げると、そこには爽やかな笑みを浮かべている絢ちゃんの顔があった。そして、絢ちゃんは私にキスをする。
「んっ……」
絢ちゃん、さっそく舌を絡ませてきて。
絢ちゃんは私のことをベッドに押し倒してくる。ふかふかのベッドがとても気持ちいいけれど、それよりも私の視界を絢ちゃんが覆い尽くしていることにドキドキする。
「……4人でいるのもいいけど、私も早く遥香と2人きりになりたかった」
「絢ちゃん……」
「ベッドの上の遥香はやっぱり可愛いな。いつもと場所が違うからますます興奮してくるよ。今日から毎晩、どうなっちゃうんだろうね」
「……絢ちゃんにされるんだったら、絢ちゃんが側にいてくれるなら、どうなってもいいよ。だから、もっと……キス、してくれない?」
「うん、分かった」
それから、絢ちゃんとキスを何度交わしただろう。いつもと場所は違うけれど、絢ちゃんとキスしたときの感触や温かさ、甘さはいつもと変わらない。だからこそ、今回の旅行がますます楽しみになるのであった。
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