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Fragrance 8-タビノカオリ-
第8話『エロウメロウ』
午後9時40分。
私と絢ちゃんは大浴場から真っ直ぐ部屋へと戻ってきた。途中、自動販売機でストレートティーとカロリーゼロのコーラを買って。
「温泉、気持ち良かったね。絢ちゃんと一緒に入ったからか、色々な意味でのぼせそうになっちゃった」
「ははっ、そうか。気持ちいいのは分かるけれど、入りすぎには注意だね。まだ、体が火照っている感じだったら、遥香の買った冷たい紅茶でも飲んで体を冷やした方がいいね」
「うん」
さっき買った冷たいストレートティーを一口飲む。紅茶の冷たさが、ちょっと火照っていた体全身に優しく伝わっていく。
「はあっ、温泉の後のコーラは最高だね!」
「おじさんっぽさが続くね。嫌いじゃないけど」
「ははっ」
そう言いながら、絢ちゃんは左手を腰に当てて、コーラをゴクゴクと飲んでいく。絢ちゃんだとこういう姿もサマになるな。
「うん、美味しい!」
その時の爽やかな笑顔……ポスターやCMのオファーが来るんじゃないかな。そのくらいに絢ちゃんの笑顔は素敵だった。
そういえば、今の絢ちゃんの姿を見て……まだ旅行って感じがまだ足りない気がする。
「あっ、そういうことね!」
「ど、どうしたの?」
「絢ちゃん。せっかく旅行に来たんだから浴衣に着替えようよ」
そうだ、旅行って感じがしなかったのは、まだ洋服だったからなんだ。こういうところに来ないと浴衣はなかなか着ないからね。
「そうだね。旅行って感じがしていいよね」
さっきは急いで大浴場に行ったこともあって浴衣に着替えていなかった。なので、今になって私達は浴衣に着替えることに。
「やっぱり、浴衣はいいね。風情があって」
「そうだね、絢ちゃん」
絢ちゃんの浴衣姿……初めて見るけれど、とても素敵だな。髪を解いてストレートヘアなところも可愛い。この姿をいつでも見たいからスマートフォンで撮影する。
「遥香ったら」
「あまりにも良かったから、つい」
「そっか。遥香の浴衣姿も素敵だよ。私も……」
絢ちゃんはスマートフォンで私の浴衣姿を撮影する。そして、私のことを抱き寄せて、私とのツーショットも撮影した。
「今の写真、後で送るね」
「うん、ありがとう。突然だったからビックリしちゃったよ」
「ははっ、ごめんね。せっかくの浴衣姿だから一緒の写真も撮りたくてさ。本当に……似合ってるよ、遥香」
「……ありがとう、絢ちゃん」
浴衣に着替えて良かったな。普段、絢ちゃんとツーショット写真を撮ることなんてあまりないし。
浴衣姿の絢ちゃんもかっこよくて、可愛くて……浴衣から覗く白い肌がちょっとセクシーで。ドキドキしちゃうよ。
「絢ちゃん」
「うん?」
私は絢ちゃんのことを抱きしめて、キスをする。絢ちゃんも同じ気持ちなのか、私のことをそっと抱きしめてきて、ゆっくりと舌を絡ませてくる。
「遥香、可愛いよ」
「……絢ちゃんだって」
「もう、我慢できないよ」
ごめんね、と絢ちゃんは私のことをベッドに突き飛ばす。その力が強くて、ベッドの上で一度、バウンドしまうほどあった。
「ごめん。そこまで強く押したつもりじゃ……」
「……気にしないで。もう、絢ちゃんとベッドの上で……イチャイチャしたかったから」
「遥香……」
そして、私は絢ちゃんとイチャイチャする。
「旅先のイチャイチャもいいね、遥香」
「そうだね、絢ちゃん」
きっと、いつまでも忘れないと思う。
絢ちゃんの腕枕がとても気持ちいいから、眠気が急に襲ってきた。海やプールでたくさん遊んだからかな。
「ごめん、絢ちゃん。眠くなってきちゃった……」
「いいよ、気にしないで。明日以降も旅行はあるんだから、今日はぐっすりと眠よう」
そう言うと、絢ちゃんは優しいキスをしてくれる。それはまるで、心にいつの間にか刻まれてしまっていた傷口を塞いでくれているかのようだった。
「明日以降、どうなるかな」
「どうだろうね。でも、楽しくなることは間違いないと思うよ」
「……そうだね」
だって、絢ちゃんがずっと一緒にいるもんね。もちろん、お兄ちゃんと奈央ちゃんの4人だからこその楽しさも味わうことができると信じている。
「絢ちゃん、おやすみ」
「……うん、おやすみなさい」
そして、私は絢ちゃんに抱かれる中、程なくして眠りにつくのであった。
私と絢ちゃんは大浴場から真っ直ぐ部屋へと戻ってきた。途中、自動販売機でストレートティーとカロリーゼロのコーラを買って。
「温泉、気持ち良かったね。絢ちゃんと一緒に入ったからか、色々な意味でのぼせそうになっちゃった」
「ははっ、そうか。気持ちいいのは分かるけれど、入りすぎには注意だね。まだ、体が火照っている感じだったら、遥香の買った冷たい紅茶でも飲んで体を冷やした方がいいね」
「うん」
さっき買った冷たいストレートティーを一口飲む。紅茶の冷たさが、ちょっと火照っていた体全身に優しく伝わっていく。
「はあっ、温泉の後のコーラは最高だね!」
「おじさんっぽさが続くね。嫌いじゃないけど」
「ははっ」
そう言いながら、絢ちゃんは左手を腰に当てて、コーラをゴクゴクと飲んでいく。絢ちゃんだとこういう姿もサマになるな。
「うん、美味しい!」
その時の爽やかな笑顔……ポスターやCMのオファーが来るんじゃないかな。そのくらいに絢ちゃんの笑顔は素敵だった。
そういえば、今の絢ちゃんの姿を見て……まだ旅行って感じがまだ足りない気がする。
「あっ、そういうことね!」
「ど、どうしたの?」
「絢ちゃん。せっかく旅行に来たんだから浴衣に着替えようよ」
そうだ、旅行って感じがしなかったのは、まだ洋服だったからなんだ。こういうところに来ないと浴衣はなかなか着ないからね。
「そうだね。旅行って感じがしていいよね」
さっきは急いで大浴場に行ったこともあって浴衣に着替えていなかった。なので、今になって私達は浴衣に着替えることに。
「やっぱり、浴衣はいいね。風情があって」
「そうだね、絢ちゃん」
絢ちゃんの浴衣姿……初めて見るけれど、とても素敵だな。髪を解いてストレートヘアなところも可愛い。この姿をいつでも見たいからスマートフォンで撮影する。
「遥香ったら」
「あまりにも良かったから、つい」
「そっか。遥香の浴衣姿も素敵だよ。私も……」
絢ちゃんはスマートフォンで私の浴衣姿を撮影する。そして、私のことを抱き寄せて、私とのツーショットも撮影した。
「今の写真、後で送るね」
「うん、ありがとう。突然だったからビックリしちゃったよ」
「ははっ、ごめんね。せっかくの浴衣姿だから一緒の写真も撮りたくてさ。本当に……似合ってるよ、遥香」
「……ありがとう、絢ちゃん」
浴衣に着替えて良かったな。普段、絢ちゃんとツーショット写真を撮ることなんてあまりないし。
浴衣姿の絢ちゃんもかっこよくて、可愛くて……浴衣から覗く白い肌がちょっとセクシーで。ドキドキしちゃうよ。
「絢ちゃん」
「うん?」
私は絢ちゃんのことを抱きしめて、キスをする。絢ちゃんも同じ気持ちなのか、私のことをそっと抱きしめてきて、ゆっくりと舌を絡ませてくる。
「遥香、可愛いよ」
「……絢ちゃんだって」
「もう、我慢できないよ」
ごめんね、と絢ちゃんは私のことをベッドに突き飛ばす。その力が強くて、ベッドの上で一度、バウンドしまうほどあった。
「ごめん。そこまで強く押したつもりじゃ……」
「……気にしないで。もう、絢ちゃんとベッドの上で……イチャイチャしたかったから」
「遥香……」
そして、私は絢ちゃんとイチャイチャする。
「旅先のイチャイチャもいいね、遥香」
「そうだね、絢ちゃん」
きっと、いつまでも忘れないと思う。
絢ちゃんの腕枕がとても気持ちいいから、眠気が急に襲ってきた。海やプールでたくさん遊んだからかな。
「ごめん、絢ちゃん。眠くなってきちゃった……」
「いいよ、気にしないで。明日以降も旅行はあるんだから、今日はぐっすりと眠よう」
そう言うと、絢ちゃんは優しいキスをしてくれる。それはまるで、心にいつの間にか刻まれてしまっていた傷口を塞いでくれているかのようだった。
「明日以降、どうなるかな」
「どうだろうね。でも、楽しくなることは間違いないと思うよ」
「……そうだね」
だって、絢ちゃんがずっと一緒にいるもんね。もちろん、お兄ちゃんと奈央ちゃんの4人だからこその楽しさも味わうことができると信じている。
「絢ちゃん、おやすみ」
「……うん、おやすみなさい」
そして、私は絢ちゃんに抱かれる中、程なくして眠りにつくのであった。
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