3 / 9
3.飴玉ポーションの意外な使い道
しおりを挟む
多くの水路が張り巡らされて石造りの家屋が並ぶ街『アーテルダム』。
ピクトマンサーのユカと手乗り白竜のミカは、この街で紙芝居をし路銭を稼いでいた。
しかし、どうにも話の受けが良くないからか、なかなかお代をもらえていない。
お金も尽きかけ、途方に暮れるユカとミカは、お代と交換する『飴玉ポーション』を作ってくれている道具屋へ、相談に行くのだった……。
◇◆◇
「アーテムさん、さすがに怒ってしまいますかねえ」
「どうだろうな。ユカなりにやっていることを伝えてみるしかあるまい」
そうは言っても、相手は商売人だからなあ、とユカは顔を曇らせる。
『飴玉ポーション』はユカがアーテムに頼んで作ってもらった特別な商品だ。売れなくて困るのはアーテムも同じ、そう思うと店に入る前からユカの気分は重くなる。
「ほれ、さっさと入らんか」
「ミカさま、もう少し気持ちを整えさせてくださいよ」
目の前には石造りの道具屋がある。壁のあちこちにツタが這い、所々苔むしているのに、年月を感じる。
ユカが扉を引けば店主のいかついアーテムはもう目の前で座っているに違いない。
もう一回りしてから行きたいな、どうしよう、そうしてまごまごしていると、中から扉が開かれた。
「ありがとうなー、たすかったぜ!」
「まいどありー!」
「おっと、すまないね。嬢ちゃん」
突っ立ってたらお邪魔になるな、とユカは扉の前からひょいっと下がる。
出てきたのは大柄のリザードマン。首から市民証のタグをぶら下げ、片手に見慣れた飴玉袋を持っている。
(あれ? 今、持っていたのって、飴玉ポーション?)
横目で通り過ぎるリザードマンと小さな礼ですれ違う。
おそるおそる店内に目を向けると、店主のアーテムがにやりと笑って手招きしてくる。
いきなり怒鳴られる心配はなさそうね、とユカは安堵する。
「こんにちは、アーテムさん」
「おう、ユカ、どうだい景気は?」
「相変わらず、頑張ってはいるのですが……、」
ユカは苦笑みを浮かべて後頭部を掻く。アーテムはどこか機嫌が良さそうに見える。
これなら、「売れていません!ごめんなさい!」と白状しても、許してくれそうだ。
「紙芝居でお話を聞いてもらっても、お代があんまりもらえていないのですよ……」
「ははーん、さてはまた変な話ばかり見つけて来るんだろう」
「アーテム、お主からも言ってやってくれ。我も少し困っているのだ……」
この間など、子供たちが泣いて困ったのだ、とミカはため息を吐いていた。
ミカの言葉にユカは唇を尖らせる。
(こういう時はフォローして欲しいのに)
思わず半眼になってミカを見る。
「紙芝居で子供泣かせるってそれはまた……ある意味才能だな」
「私だってけっこう練習はしているんです。可愛く動かしたくて……。何か紙はありますか?」
見せたら少しは努力が伝わる、ユカはそう思ってアーテムが差し出した紙を受け取る。
(即興でも簡単に動かすくらいは出来るから)
ミカの毛で作られたピクトマンサー用の画筆を握ると、ユカは微かに魔力を込める。
ハンドル、つまり持ち手の先端にある魔石が光る様子に、アーテムは目を丸くしている。
ユカはさっとドラゴンを描くと、紙の中でドラゴンは飛び回り、火を噴いた。
「どうですか? なかなかだと思うのですが……」
「そうだなあ。絵が悪くないとすれば、あとは話の方ってことになるな」
「うむ。我も絵は悪くないと思うぞ」
「分かってはいるのですが……。私の趣味が子供と合わないのですかねえ」
紙をカウンターに置き、そのままカウンターへもたれかかる。
ミカが寄ってきたので軽く頭を撫でると、気持ちよさそうに目を細くしている。
もう少しいいもの食べられたらなあ、とユカは思う。しかし、なかなか紙芝居だけで過ごしていくのは難しい。
「どこか大きな舞台でやってみたら、良いのかもしれねえなあ」
アーテムも腕組み考えてくれているようだ。
できれば飴玉ポーションの料金もおまけしてくれると嬉しい、それが今日の本題だった。
「もし、そういう催し物の話を聞いたら教えてくれると嬉しいです!それから、もう少し飴玉ポーションの試作料金は待ってもらえると……」
「まあ、そういうだろうと思っていたよ。俺からもそのことは一つ相談があってな」
ごほん、とアーテムは咳払いをしてカウンターに両手をどんと置く。
じいっとした真剣な目にユカは身構える。なにかまずいことでもあったのだろうか。
ミカも隣で、心なしか緊張の目をアーテムへ向けている。
「実は、あの飴玉ポーション、冒険者から欲しいって話がすごくてな。普通に作って売りたいんだが、どうだ?」
「ど、どういうことですか?」
ユカはよくある『冒険者事情』にはそれほど詳しくない。
もちろん、ピクトマンサーとしての術を駆使すれば、狼やらゴブリンくらいなら軽々追い払える。
ただ、ユカとしては戦いに使うより、紙芝居や絵本を作る方が好きなのだ。
せいぜい顔料を取りに行くとき、降りかかる火の粉を払うくらいにしか使わない。
「実はな……」
アーテムの話によると、飴玉ポーションはゆっくり舐めていられるので、『体力を維持する物』として便利らしい。
普通のポーションは瓶入りだ。同じことをするには瓶を咥えて戦わなくていけない。
そんな曲芸みたいなことをする人はいないよなあ、とユカには理解できた。
「そんな使い道があったのですねえ」
「俺も言われてなるほど、と思ったよ。だがまあ、考案者はユカちゃんだから、一応聞かねえと、筋が通らないってもんだろう」
「私が魔物とかと関わることはそれほどない……と思うので、役に立つなら売っていただいても良いかなと」
そりゃあ助かる、とアーテムの手が差し出された。
ユカはその手を握り返して交渉を成立させる。しかし、飴玉舐める冒険者って格好つくのかな、などと思ったりする。
「そんな訳だから、試作料金はおいおいで構わねえよ。もし冒険者の組合からでも声がかかったら、うちとしては膨大な利益になるしなあ」
「そうなったらチャラにしてください!」
「うむ。我からもそれはお願いしたい」
「考えておくよ」
アーテムは破顔して、親指を立ててくる。
いかついが優しいこの店主は、きっと良くしてくれるだろう。
ユカは微笑みをアーテムへの返事にして、ミカと顔を見合わせて頷く。そのまま、道具屋を後にした。
◇◆◇
「どうする? もうそろそろいつもの時間であるが」
「そうですねえ。今日のは自信作なので、きっと子供たちも喜んでくれると思いますよ」
「だと、良いのだがなあ」
ピクトマンサーのユカと手乗り白竜のミカは、今日も『アーテルダム』の街の片隅で紙芝居屋を開く。道具屋の店主アーテムとのお金の問題も二人の前から当面は去った。あとは……
「よし、しっかり子供たちを楽しませないとね、ミカ!」
「そうだな。やってやろうぞ、ユカ」
そうして、二人は公園の片隅、レンガ壁の前で準備を始めるのであった。
ピクトマンサーのユカと手乗り白竜のミカは、この街で紙芝居をし路銭を稼いでいた。
しかし、どうにも話の受けが良くないからか、なかなかお代をもらえていない。
お金も尽きかけ、途方に暮れるユカとミカは、お代と交換する『飴玉ポーション』を作ってくれている道具屋へ、相談に行くのだった……。
◇◆◇
「アーテムさん、さすがに怒ってしまいますかねえ」
「どうだろうな。ユカなりにやっていることを伝えてみるしかあるまい」
そうは言っても、相手は商売人だからなあ、とユカは顔を曇らせる。
『飴玉ポーション』はユカがアーテムに頼んで作ってもらった特別な商品だ。売れなくて困るのはアーテムも同じ、そう思うと店に入る前からユカの気分は重くなる。
「ほれ、さっさと入らんか」
「ミカさま、もう少し気持ちを整えさせてくださいよ」
目の前には石造りの道具屋がある。壁のあちこちにツタが這い、所々苔むしているのに、年月を感じる。
ユカが扉を引けば店主のいかついアーテムはもう目の前で座っているに違いない。
もう一回りしてから行きたいな、どうしよう、そうしてまごまごしていると、中から扉が開かれた。
「ありがとうなー、たすかったぜ!」
「まいどありー!」
「おっと、すまないね。嬢ちゃん」
突っ立ってたらお邪魔になるな、とユカは扉の前からひょいっと下がる。
出てきたのは大柄のリザードマン。首から市民証のタグをぶら下げ、片手に見慣れた飴玉袋を持っている。
(あれ? 今、持っていたのって、飴玉ポーション?)
横目で通り過ぎるリザードマンと小さな礼ですれ違う。
おそるおそる店内に目を向けると、店主のアーテムがにやりと笑って手招きしてくる。
いきなり怒鳴られる心配はなさそうね、とユカは安堵する。
「こんにちは、アーテムさん」
「おう、ユカ、どうだい景気は?」
「相変わらず、頑張ってはいるのですが……、」
ユカは苦笑みを浮かべて後頭部を掻く。アーテムはどこか機嫌が良さそうに見える。
これなら、「売れていません!ごめんなさい!」と白状しても、許してくれそうだ。
「紙芝居でお話を聞いてもらっても、お代があんまりもらえていないのですよ……」
「ははーん、さてはまた変な話ばかり見つけて来るんだろう」
「アーテム、お主からも言ってやってくれ。我も少し困っているのだ……」
この間など、子供たちが泣いて困ったのだ、とミカはため息を吐いていた。
ミカの言葉にユカは唇を尖らせる。
(こういう時はフォローして欲しいのに)
思わず半眼になってミカを見る。
「紙芝居で子供泣かせるってそれはまた……ある意味才能だな」
「私だってけっこう練習はしているんです。可愛く動かしたくて……。何か紙はありますか?」
見せたら少しは努力が伝わる、ユカはそう思ってアーテムが差し出した紙を受け取る。
(即興でも簡単に動かすくらいは出来るから)
ミカの毛で作られたピクトマンサー用の画筆を握ると、ユカは微かに魔力を込める。
ハンドル、つまり持ち手の先端にある魔石が光る様子に、アーテムは目を丸くしている。
ユカはさっとドラゴンを描くと、紙の中でドラゴンは飛び回り、火を噴いた。
「どうですか? なかなかだと思うのですが……」
「そうだなあ。絵が悪くないとすれば、あとは話の方ってことになるな」
「うむ。我も絵は悪くないと思うぞ」
「分かってはいるのですが……。私の趣味が子供と合わないのですかねえ」
紙をカウンターに置き、そのままカウンターへもたれかかる。
ミカが寄ってきたので軽く頭を撫でると、気持ちよさそうに目を細くしている。
もう少しいいもの食べられたらなあ、とユカは思う。しかし、なかなか紙芝居だけで過ごしていくのは難しい。
「どこか大きな舞台でやってみたら、良いのかもしれねえなあ」
アーテムも腕組み考えてくれているようだ。
できれば飴玉ポーションの料金もおまけしてくれると嬉しい、それが今日の本題だった。
「もし、そういう催し物の話を聞いたら教えてくれると嬉しいです!それから、もう少し飴玉ポーションの試作料金は待ってもらえると……」
「まあ、そういうだろうと思っていたよ。俺からもそのことは一つ相談があってな」
ごほん、とアーテムは咳払いをしてカウンターに両手をどんと置く。
じいっとした真剣な目にユカは身構える。なにかまずいことでもあったのだろうか。
ミカも隣で、心なしか緊張の目をアーテムへ向けている。
「実は、あの飴玉ポーション、冒険者から欲しいって話がすごくてな。普通に作って売りたいんだが、どうだ?」
「ど、どういうことですか?」
ユカはよくある『冒険者事情』にはそれほど詳しくない。
もちろん、ピクトマンサーとしての術を駆使すれば、狼やらゴブリンくらいなら軽々追い払える。
ただ、ユカとしては戦いに使うより、紙芝居や絵本を作る方が好きなのだ。
せいぜい顔料を取りに行くとき、降りかかる火の粉を払うくらいにしか使わない。
「実はな……」
アーテムの話によると、飴玉ポーションはゆっくり舐めていられるので、『体力を維持する物』として便利らしい。
普通のポーションは瓶入りだ。同じことをするには瓶を咥えて戦わなくていけない。
そんな曲芸みたいなことをする人はいないよなあ、とユカには理解できた。
「そんな使い道があったのですねえ」
「俺も言われてなるほど、と思ったよ。だがまあ、考案者はユカちゃんだから、一応聞かねえと、筋が通らないってもんだろう」
「私が魔物とかと関わることはそれほどない……と思うので、役に立つなら売っていただいても良いかなと」
そりゃあ助かる、とアーテムの手が差し出された。
ユカはその手を握り返して交渉を成立させる。しかし、飴玉舐める冒険者って格好つくのかな、などと思ったりする。
「そんな訳だから、試作料金はおいおいで構わねえよ。もし冒険者の組合からでも声がかかったら、うちとしては膨大な利益になるしなあ」
「そうなったらチャラにしてください!」
「うむ。我からもそれはお願いしたい」
「考えておくよ」
アーテムは破顔して、親指を立ててくる。
いかついが優しいこの店主は、きっと良くしてくれるだろう。
ユカは微笑みをアーテムへの返事にして、ミカと顔を見合わせて頷く。そのまま、道具屋を後にした。
◇◆◇
「どうする? もうそろそろいつもの時間であるが」
「そうですねえ。今日のは自信作なので、きっと子供たちも喜んでくれると思いますよ」
「だと、良いのだがなあ」
ピクトマンサーのユカと手乗り白竜のミカは、今日も『アーテルダム』の街の片隅で紙芝居屋を開く。道具屋の店主アーテムとのお金の問題も二人の前から当面は去った。あとは……
「よし、しっかり子供たちを楽しませないとね、ミカ!」
「そうだな。やってやろうぞ、ユカ」
そうして、二人は公園の片隅、レンガ壁の前で準備を始めるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜
日々埋没。
ファンタジー
「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」
かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。
その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。
レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。
地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。
「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」
新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。
一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。
やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。
レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた
下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。
ご都合主義のハッピーエンドのSSです。
でも周りは全くハッピーじゃないです。
小説家になろう様でも投稿しています。
悪役断罪?そもそも何かしましたか?
SHIN
恋愛
明日から王城に最終王妃教育のために登城する、懇談会パーティーに参加中の私の目の前では多人数の男性に囲まれてちやほやされている少女がいた。
男性はたしか婚約者がいたり妻がいたりするのだけど、良いのかしら。
あら、あそこに居ますのは第二王子では、ないですか。
えっ、婚約破棄?別に構いませんが、怒られますよ。
勘違い王子と企み少女に巻き込まれたある少女の話し。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる