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「ふ~う」


 今日もしっかりと筋肉を虐め抜いた俺は至福の瞬間を味わっていたら、そこへ
 パーティーメンバーがやって来た。
 
 
「おいマリゾ、ミーティングの時間だぞ何をしている。お前分かっているのか?
 今度遅れたら追放だぞ? 」


 そんな事を言われたって困る。
 今日は下半身の日だったのだ。
 果たして俺は無事にミーティングに出席する事が出来るのだろうか?
 
 
 
 
 *****
 
 
 
 
 無理でした。
 という事で、正式にリーダーから言い渡されました。
 
 
「マリゾ、お前は再三の忠告に関わずまたミーティングをサボったな? 」


「決してサボった訳ではありません。ただ下半身の日だったので、少しばかり
 時間が掛かってしまっただけで……」
 
 
「もういい! お前は追放だ! 」


 こうして俺はパーティーから追放されたのでした。


 より強くなる為に始めた筋トレ。
 あの頃と比べても俺の体は大きくなった。
 トレーニングの成果がやっと出て来た所だというのに……
 

 ただ俺は思った。
 これでもう余計な事は考えずに筋肉中心の生活が送れる。
 より一層トレーニングに集中出来ると。
 
 
 
 
 *****
 
 
 
 
 俺はしっかりと食事をとって筋肉の為の栄養を補給。
 入念なアップをしてからトレーニングをスタート。
 しっかりと負荷をかけて、筋肉を虐め抜き、終わればすぐに栄養補給をする。
 
 
 

 ああああああ、俺の筋肉が喜んでいる!!!!!!!
 
 
 
 ああああああ、さい、さい、最高だ~~~!!!!
 
 
 
 
 
 



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