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王女物語
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しおりを挟む「やあ、迎えに来たよ。僕のお姫様。キラッ」
聞き覚えのある台詞を言う王子。そして、今の状況を見て言う。
「あれ、どういう状況? 」
何故か窓ガラスを割って入って来た王子が聞いて来るが、
それはこっちの台詞だ!
一体、どこの国の王子が窓ガラスを割って入って来るのか?
それがお前の国では正式な入り方なのか?
そもそもここ何階か分かっているのか?
言いたいことは山ほどあるが、それよりも
「どうしてあんたがここに居るのよ! 」
パニックな私は取り合ず叫んでいた。
そうするとドアが開いて黒ずくめの人たちがぞろぞろと入って来る。
「報告! 」
「クリア! 」 「クリア! 」 「クリア! 」 「クリア! 」
「クリア! 」 「クリア! 」 「クリア! 」 「クリア! 」
「制圧完了。王子の無事を確認、以上なし」
謎のやり取りが行われ、部屋に居た人間はみな、地べたに転がされていた。
「いやー、ごめんね。こんな事になるなんて思ってなくてね。
チケット、スペシャルなやつをお願いしたら、
とんでもないチケットだったから、急いで来たんだけど……その、ごめんね」
王子は私が叩きつけた糞アイドルを見ながらいう。
と言う事はあのチケットは王子によって届けられたものってこと?
なんてこった。どっちみちダメなやつだった。
「とりあえず、この部屋からは出よう」
王子に促され、部屋を出た私達はエレベーターに乗った
「ごめんね、都。私がこんなライブに誘ったせいで」
「うんん、大丈夫だよ、ミル子。ほらどこもケガしてないし」
気丈に振る舞う都を私は抱きしめた。
「ごめん、都。本当にごめん」
「うん、大丈夫だから……でも、怖かった」
そう言って私達は二人はエレベーターの中で泣いた。
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