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2025年4月27日 フィービーさんトークショー(その2)
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第2部はフィービーさん単独のトークショーです。
まずはフィービーさんのフレディとの出会い。1979年にロイヤルバレエ団とフレディが共演したときのことでした。当時フィービーさんはロイヤルバレエ団の衣装係を務めており、終演後にバックステージでフレディがひとりでいるときに話をすることができたそうです。
ショーの感想を述べたフィービーさんに対し、フレディは「こんなに礼儀正しく話をしてもらったのは初めてだ」と言ったそうです。
そして、フィービーさんはフレディの第一印象をよく聞かれるのですが、それは「He’s short」だったとのこと。フレディは身長175センチであるのに対し、フィービーさんは187センチなんだそうです。
実は、私のフィービーさんの第一印象は「でかい」でした。あの穏やかな風貌から、勝手に小柄なイメージを持っていたのかもしれません。
この辺から記憶が定かでなくなります。いくつか質疑応答があったのですが、順番や内容がうろ覚えですみません。
まずは、「フレディとの日常会話の中で日本に関する話は出ましたか」という質問。フィービーさんの答えは、「とにかく日本のものが家には溢れていたからね」とのこと。
ここだったでしょうか、フィービーさんが日本の食器に関してその名前を思い出せずにいたとき、客席から「土鍋、土鍋」との声が飛びました。
今回のトークショーのチケットは、「ミーグリ付き前方中央確約席(QS席)」と「一般席」に分れていました。私の席は一般席にしてはよい席でしたが、「土鍋、土鍋」の声はQS席とおぼしき場所から飛んでいました。さすがです。
ちなみにフレディは土鍋は鍋としてではなく、料理を盛り付けるお皿として使っていたそうです。
それと、これはこの流れで出た話だったでしょうか。フレディがベッドに寄りかかりながら、九谷焼か何かのお鉢で何かを食べている写真をご覧になった方も多いと思います。足元に猫が二匹寝ている写真です。
余談ですが、以前、「あれは何を食べているのか」と日本のファンの間で論議(というほどではなかったですが)になりました。まさかお米のお粥のはずがなく、お粥はお粥でもオートミールを使ったポリッジではないかとの、「結論」に達したはずです。
その写真がスクリーンに映しだされ、フィービーさんが言及したのは、食器でもポリッジでもなく、そのときフレディが着ていたナイキのスウェットでした。
先日、イギリスのタブロイド紙「The Sun」が、フレディの妹、カシミラさんが、3百万ポンド(=5億7千万円)を費やして、密かにサザビーズのオークションでフレディの遺品を落札していたことを報じました。
ナイキのスウェットは落札したと報じられた遺品の中のひとつでした。
フィービーさんは、カシミラさんがその行動に出たのは、フレディがスーパースターだったからではなく、実の兄であったからに他ならないと指摘されました。会場のみんなは深く頷きました。
実はフレディがスーパースターになってからは、カシミラさんと会う機会は少なかったそうです。
次は「フレディはファンとどう接していましたか(だったかな?)」という質問。
フレディはファンには丁寧に接して、サインも気軽に応じていたけれど、1回こんなことがあったそうです。
あるレストランにフレディたちと入ったとき、奥の方の席の二人組の若い男性が、フレディに気付いたらしく何か言っていました。
注文した料理が届き、さあ食べ始めようとしたときに、そのうち一人の男が紙を持って駆け寄ってきて、フレディにサインを頼みました。
それに対し、フレディは怒って厳しい言葉で断わりました。フィービーさんは2単語の言葉と言っていたので、恐らく「F××× Y××」でしょう。
これだけだと、世間に喧伝されている「フレディは気難しい」というイメージ通りになります。
ところが、フレディは店を出る前にその男たちのところへ行き、サインをして言いました。「いいか、物事には時と場合があるんだ」と。
ファンのことを想うが故に、ファンとの距離感には意を払い、引くべき線は引いたのではないかと、私(安明)は思っています。このエピソードは、ふたつ合わさって初めて成立するのです。
フレディに限らないことですが、断片的なエピソードではその人の人となりは理解できません。フィービーさんが行っているのは、そうした断片と断片を繋ぎ合わせる努力ではないでしょうか。
もうひとつの質問は、「フィービーさんはフレディの胸毛の処理をしていたそうですが」というものです。この質問を考えた方、天才か?
答えは「ミュージックビデオ撮影のため胸毛を剃ることはあったけど、フレディは胸毛ではなく、肩に生えている毛が嫌いだった。だから毛抜きで肩の毛を抜くのが私の役目だった」。これは初耳です。
「フレディは痛くなかったのですか」という司会(石角氏)の質問には「さあ、それはフレディじゃないとわからない」とのこと。
しかし、肩毛を抜く図って、とてもシュールですね。
トークのどこでだったか記憶が定かでなく恐縮ですが、ゲストとして、ガーデンロッジの日本庭園造成に携わった高原竜太朗氏が登場しました。高原氏とフィービーさんは38年振りの再開です。
実は高原氏は、直接フレディとは言葉は日常的には交わしていません。というのも、当時ガーデンロッジに出入りする人には「自分からフレディに話しかけてはいけない。サインを求めてはいけない」というルールがあったからです。
高原氏らと直接接していたのは、お茶を出すフィービーさんでした。高原氏によると、当時(1987年)のイギリスには、あからさまではないが、東洋人を見下すような雰囲気はまだあったとのこと。
しかし、フィービーさんやフレディにはそんな素振りは少しもなかったそうです。
庭園造り自体については、今までも語られているので割愛しますが、ひとつ、これまで語られていたことと異なることがありました。
庭園に作った池の錦鯉が全滅して、フレディが激怒したという「事件」はみなさんもご存じかと思います。今までは、池の底に貼ったビニールシートが破れて、池が干上がったためとされていました。
今回語られたのは、池の掃除をするために一時的に錦鯉を予備の池に移したところ、エアーポンプを入れ忘れていたために、酸欠で全滅したとのことでした。
どっちが正しいのでしょう?
それと、ガーデンロッジに出入りする人は、もちろん勝手に物を持ち出してはいけないのですが、高原氏が記念に小石を持ち出したとフィービーさんに「懺悔」。フィービーさんは「小石なら問題ないですよ」と笑っていました。
その石は終演後にロビーに展示されていました。(長蛇の列だったので私は観ていません。ごめんなさい。) ロビーには、フレディが使っていたフラスコ(スキットル)も展示されていました。それは壇上でフィービーさんが実物を紹介していましたが、大小のふたつがありました。
ニューヨーク(で合ってる?)に滞在中に使っていたものです。なぜ使っていたかというと、ニューヨークのバーには、ビールかソフトドリンクしかなく、フレディは我慢できなかったそうです。
それでフラスコにウォッカを入れておき、オレンジジュースを頼み、それにこっそりフラスコからウォッカを注いでフレディは飲んでいたそうです。即席スクリュードライバーの出来上がりですね。小さい方はフィービーさんが予備として持っていたものだそうです。
フレディほどの大スターが、そんな「隠れ飲み」をしていたとは、とても微笑ましく思いました。
質問も最期になりました(他にも質問があったら申し訳ないのです)。
不肖私の、「フレディのパーソナルアシスタントを務めてよかったと思うことは何ですか」が石角氏により読み上げられました。
私は一瞬固まってしまったのですが、同行していた方が大きく手を振って、質問者はここだと伝えてくれました。我に帰った私も大きく手を振り、フィービーさんに気付いてもらうことができました。
フィービーさんは少し考えたあと、「それはまさにフレディのパーソナルアシスタントを務めたこと、そのことに尽きます」と答えてくれました。
フィービーさんは次のように言葉を継ぎました。
「確かにそれは仕事ではあったし、報酬も毎月振り込まれていました。しかし、私はフレディの人生を生きやすいものにするようにしてきたし、フレディも私の人生をそうしてくれました」
「実は契約書は交わしていなかったのです。電話に出るのも、ベルがなったら玄関に出るのも私でした。あらゆることをやったので、契約書を作るなんてできなかったのです」
つまり、仕事上の関係にとどまらず、まさに人生の時を一緒に過ごした関係であったということでしょう。
この質問に対しては、ツイッターで何名かの方から、「よい質問をしていただきました」と、身に余る感謝の言葉をいただきました。
しかし、おそらくは似た内容の質問を多くの方が寄せられていて、私の質問が代表して読まれたのかと思います。
そして何より、素晴らしかったのはフィービーさんのお答えであり、フィービーさんとフレディの関係性だったのかと思います。
このあと、ミランさんとバンドメンバー、高原さんがステージに戻られ、フィービーさんを囲んだ写真撮影タイムとなり、トークショーはお開きとなりました。
このトークショーに参加して、本当によかったと思っています。前回書いたように、フィービーさんは、確固たる信念を持って、フレディの実像を伝えるために、世界を回っています。
それを身をもって感じることができたのは、とても幸せなことでした。フィービーさん、ミランさん、バンドのみなさん、そしてフィービーさんたちを招いていただいたみなさん、ショーに携わったすべてのみなさん、本当に、本当にありがとうございました。
フィービーさんとミランさんたちによるショーは、世界であと3回だそうです(チェコ2回、ニューヨーク1回でしたか)。フィービーさんも古希を迎え、今回も足が悪いようにお見受けしました。
しかし、ショーが終わろうと、フィービーさんにはずっとお元気でいていただきたいです。フィービーさんのこれからの末永いご健康を祈念して、本稿の終わりとさせていただきます。
まずはフィービーさんのフレディとの出会い。1979年にロイヤルバレエ団とフレディが共演したときのことでした。当時フィービーさんはロイヤルバレエ団の衣装係を務めており、終演後にバックステージでフレディがひとりでいるときに話をすることができたそうです。
ショーの感想を述べたフィービーさんに対し、フレディは「こんなに礼儀正しく話をしてもらったのは初めてだ」と言ったそうです。
そして、フィービーさんはフレディの第一印象をよく聞かれるのですが、それは「He’s short」だったとのこと。フレディは身長175センチであるのに対し、フィービーさんは187センチなんだそうです。
実は、私のフィービーさんの第一印象は「でかい」でした。あの穏やかな風貌から、勝手に小柄なイメージを持っていたのかもしれません。
この辺から記憶が定かでなくなります。いくつか質疑応答があったのですが、順番や内容がうろ覚えですみません。
まずは、「フレディとの日常会話の中で日本に関する話は出ましたか」という質問。フィービーさんの答えは、「とにかく日本のものが家には溢れていたからね」とのこと。
ここだったでしょうか、フィービーさんが日本の食器に関してその名前を思い出せずにいたとき、客席から「土鍋、土鍋」との声が飛びました。
今回のトークショーのチケットは、「ミーグリ付き前方中央確約席(QS席)」と「一般席」に分れていました。私の席は一般席にしてはよい席でしたが、「土鍋、土鍋」の声はQS席とおぼしき場所から飛んでいました。さすがです。
ちなみにフレディは土鍋は鍋としてではなく、料理を盛り付けるお皿として使っていたそうです。
それと、これはこの流れで出た話だったでしょうか。フレディがベッドに寄りかかりながら、九谷焼か何かのお鉢で何かを食べている写真をご覧になった方も多いと思います。足元に猫が二匹寝ている写真です。
余談ですが、以前、「あれは何を食べているのか」と日本のファンの間で論議(というほどではなかったですが)になりました。まさかお米のお粥のはずがなく、お粥はお粥でもオートミールを使ったポリッジではないかとの、「結論」に達したはずです。
その写真がスクリーンに映しだされ、フィービーさんが言及したのは、食器でもポリッジでもなく、そのときフレディが着ていたナイキのスウェットでした。
先日、イギリスのタブロイド紙「The Sun」が、フレディの妹、カシミラさんが、3百万ポンド(=5億7千万円)を費やして、密かにサザビーズのオークションでフレディの遺品を落札していたことを報じました。
ナイキのスウェットは落札したと報じられた遺品の中のひとつでした。
フィービーさんは、カシミラさんがその行動に出たのは、フレディがスーパースターだったからではなく、実の兄であったからに他ならないと指摘されました。会場のみんなは深く頷きました。
実はフレディがスーパースターになってからは、カシミラさんと会う機会は少なかったそうです。
次は「フレディはファンとどう接していましたか(だったかな?)」という質問。
フレディはファンには丁寧に接して、サインも気軽に応じていたけれど、1回こんなことがあったそうです。
あるレストランにフレディたちと入ったとき、奥の方の席の二人組の若い男性が、フレディに気付いたらしく何か言っていました。
注文した料理が届き、さあ食べ始めようとしたときに、そのうち一人の男が紙を持って駆け寄ってきて、フレディにサインを頼みました。
それに対し、フレディは怒って厳しい言葉で断わりました。フィービーさんは2単語の言葉と言っていたので、恐らく「F××× Y××」でしょう。
これだけだと、世間に喧伝されている「フレディは気難しい」というイメージ通りになります。
ところが、フレディは店を出る前にその男たちのところへ行き、サインをして言いました。「いいか、物事には時と場合があるんだ」と。
ファンのことを想うが故に、ファンとの距離感には意を払い、引くべき線は引いたのではないかと、私(安明)は思っています。このエピソードは、ふたつ合わさって初めて成立するのです。
フレディに限らないことですが、断片的なエピソードではその人の人となりは理解できません。フィービーさんが行っているのは、そうした断片と断片を繋ぎ合わせる努力ではないでしょうか。
もうひとつの質問は、「フィービーさんはフレディの胸毛の処理をしていたそうですが」というものです。この質問を考えた方、天才か?
答えは「ミュージックビデオ撮影のため胸毛を剃ることはあったけど、フレディは胸毛ではなく、肩に生えている毛が嫌いだった。だから毛抜きで肩の毛を抜くのが私の役目だった」。これは初耳です。
「フレディは痛くなかったのですか」という司会(石角氏)の質問には「さあ、それはフレディじゃないとわからない」とのこと。
しかし、肩毛を抜く図って、とてもシュールですね。
トークのどこでだったか記憶が定かでなく恐縮ですが、ゲストとして、ガーデンロッジの日本庭園造成に携わった高原竜太朗氏が登場しました。高原氏とフィービーさんは38年振りの再開です。
実は高原氏は、直接フレディとは言葉は日常的には交わしていません。というのも、当時ガーデンロッジに出入りする人には「自分からフレディに話しかけてはいけない。サインを求めてはいけない」というルールがあったからです。
高原氏らと直接接していたのは、お茶を出すフィービーさんでした。高原氏によると、当時(1987年)のイギリスには、あからさまではないが、東洋人を見下すような雰囲気はまだあったとのこと。
しかし、フィービーさんやフレディにはそんな素振りは少しもなかったそうです。
庭園造り自体については、今までも語られているので割愛しますが、ひとつ、これまで語られていたことと異なることがありました。
庭園に作った池の錦鯉が全滅して、フレディが激怒したという「事件」はみなさんもご存じかと思います。今までは、池の底に貼ったビニールシートが破れて、池が干上がったためとされていました。
今回語られたのは、池の掃除をするために一時的に錦鯉を予備の池に移したところ、エアーポンプを入れ忘れていたために、酸欠で全滅したとのことでした。
どっちが正しいのでしょう?
それと、ガーデンロッジに出入りする人は、もちろん勝手に物を持ち出してはいけないのですが、高原氏が記念に小石を持ち出したとフィービーさんに「懺悔」。フィービーさんは「小石なら問題ないですよ」と笑っていました。
その石は終演後にロビーに展示されていました。(長蛇の列だったので私は観ていません。ごめんなさい。) ロビーには、フレディが使っていたフラスコ(スキットル)も展示されていました。それは壇上でフィービーさんが実物を紹介していましたが、大小のふたつがありました。
ニューヨーク(で合ってる?)に滞在中に使っていたものです。なぜ使っていたかというと、ニューヨークのバーには、ビールかソフトドリンクしかなく、フレディは我慢できなかったそうです。
それでフラスコにウォッカを入れておき、オレンジジュースを頼み、それにこっそりフラスコからウォッカを注いでフレディは飲んでいたそうです。即席スクリュードライバーの出来上がりですね。小さい方はフィービーさんが予備として持っていたものだそうです。
フレディほどの大スターが、そんな「隠れ飲み」をしていたとは、とても微笑ましく思いました。
質問も最期になりました(他にも質問があったら申し訳ないのです)。
不肖私の、「フレディのパーソナルアシスタントを務めてよかったと思うことは何ですか」が石角氏により読み上げられました。
私は一瞬固まってしまったのですが、同行していた方が大きく手を振って、質問者はここだと伝えてくれました。我に帰った私も大きく手を振り、フィービーさんに気付いてもらうことができました。
フィービーさんは少し考えたあと、「それはまさにフレディのパーソナルアシスタントを務めたこと、そのことに尽きます」と答えてくれました。
フィービーさんは次のように言葉を継ぎました。
「確かにそれは仕事ではあったし、報酬も毎月振り込まれていました。しかし、私はフレディの人生を生きやすいものにするようにしてきたし、フレディも私の人生をそうしてくれました」
「実は契約書は交わしていなかったのです。電話に出るのも、ベルがなったら玄関に出るのも私でした。あらゆることをやったので、契約書を作るなんてできなかったのです」
つまり、仕事上の関係にとどまらず、まさに人生の時を一緒に過ごした関係であったということでしょう。
この質問に対しては、ツイッターで何名かの方から、「よい質問をしていただきました」と、身に余る感謝の言葉をいただきました。
しかし、おそらくは似た内容の質問を多くの方が寄せられていて、私の質問が代表して読まれたのかと思います。
そして何より、素晴らしかったのはフィービーさんのお答えであり、フィービーさんとフレディの関係性だったのかと思います。
このあと、ミランさんとバンドメンバー、高原さんがステージに戻られ、フィービーさんを囲んだ写真撮影タイムとなり、トークショーはお開きとなりました。
このトークショーに参加して、本当によかったと思っています。前回書いたように、フィービーさんは、確固たる信念を持って、フレディの実像を伝えるために、世界を回っています。
それを身をもって感じることができたのは、とても幸せなことでした。フィービーさん、ミランさん、バンドのみなさん、そしてフィービーさんたちを招いていただいたみなさん、ショーに携わったすべてのみなさん、本当に、本当にありがとうございました。
フィービーさんとミランさんたちによるショーは、世界であと3回だそうです(チェコ2回、ニューヨーク1回でしたか)。フィービーさんも古希を迎え、今回も足が悪いようにお見受けしました。
しかし、ショーが終わろうと、フィービーさんにはずっとお元気でいていただきたいです。フィービーさんのこれからの末永いご健康を祈念して、本稿の終わりとさせていただきます。
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