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俺達の聖戦チョコレートウォー
コロシアムの惨劇
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おさらい
「立花 銃郎」=ロウ
「蛇野 剣」=スネーク
「野原 フラン」=フラン
「茶道 真」=ロード
と、なっております。
左が実名、右がゲームのリングネーム(あだ名みたいなもの)になっており、これからのゲームプレイ中は、すべてリングネーム固定になります。
♢
「ヒア、ウィ、ゴー!」
俺のPCのモニターと、隣接した蛇野のモニター画面からゲーム音が聞こえる。
今回、俺達は情報を共有しやすいように、あえてモニターを隣接して設置することにしたのだった。
ピルルルル……
ゲームの電子音とともに、今ゲームステージがランダムで選ばれようとしている。
……俺達は緊張し、ゲーム用コントローラーを構えながら、どこのステージが選ばれるかを待つ。
このゲームは各メンバーともランダムな位置に配置されるようになっている。
ステージが狭い場合、四人とも隣接した場所に飛ばされることもあるのだ。
説明するのを忘れていたが、このゲームには『コロシアム』『大草原』『市街地』『ジャングル』『山』の五つのステージがある。名前からイメージしていただくと分るとは思う……。
「ファイト!」
ゲームの開始音が聞こえ、俺達はモニター画面を見てステージと配置場所を瞬時に確認する!
「あ……」
俺は呻く。
「お!」
隣のスネークは……歓喜?
……『コロシアム』。
その名の通り、岩石で作られた直径百メートル圏内の円状のコロシアムで戦うことになったのだが……。
そう、遠距離戦や支援系が得意なキャラには何かと不向きであるのだ。
フランの『ドローン嬢』は特に不利になるし、当然狙わる対象になる。
「AのBフラン!」
咄嗟にスネークが叫ぶ
「AのBフラン了解!」
俺達は果敢に攻めて来るロードの『カラテマン』を捌きながら、狼狽えるフランの『ドローン嬢』を躊躇なくハチの巣にし、瞬時に落とす。
残ったロードの『カラテマン』も二人がかりで難なく落とす。
反射神経と動体視力の優れたロードでも、流石に二人がかりだと分が悪い。
そう俺達四人とも、近距離にごっちゃに配置されてしまったのだ……。
パァン!
俺達は勝利を祝い、力強いハイタッチをかます!
「まずは一勝だな!」
スネークは嬉しそうだ。俺もだけど!
「ああ!」
とりあえず一勝なんだけど……。俺達は顔を見合わせる。
ピリリリ……。
きたきた、蛇野のスマホが鳴る。電話はロードこと茶道さんからであった。
とりあえず、ゲームは一時中断だな。
「ロードの逆鱗と物言いだと俺は予想する」
スネークはすました顔でポケットからスマホを取り出し、素早く電話に出る。
だよなー、俺もそう思う。
「もしもし? こちらスネーク」
「ちょっと? あれ酷くない?」
「ズルーイ!」
怒気を含んだ茶道さんの声と、隣で怒っていると思われる野原さんの声が部屋に響き渡る。
うん、フルボリュームのスピーカーモードだから丸聞こえだね。
「んーですよね……。とりあえず今のノーカウントにして、かつ『コロシアム』ステージを省くようにしようか? 申し訳ないけど俺達も今気が付いたんだよね?」
……少し、間があり再び茶道さんの機嫌の良い声が聞こえてきた。
「……んー、ノーカウントはしなくていいとして、次の試合以降は『コロシアム』ステージを除いてもらえればいいわ、じゃ!」
プツッ……
茶道さんの話は終わり、結果的に俺達の一勝が確定し、『コロシアム』ステージを今後は省くことになった。
……まあ、勝負ごとに運ゲー要素が絡んで勝てても嬉しくないしな。
「……いやー、ロウとりあえず、一勝キープできて良かったな! 後十九勝勝とうぜ!」
……蛇野はとても嬉しそうだった。流石、勝利至上主義……。
「……お、おう」
俺は頼もしすぎる味方に対し、戸惑いを隠せなかった。
……こ、こいつ? もしかして、物言いが入るまで『コロシアム』ステージで勝利することを計算にいれてたりしないよな?
俺はジッと蛇野の横顔を見る……。
蛇野はクックックと静かに笑いながら、とても悪い顔をしてモニター画面を見ている……。
……コ、コイツ、もう勝つことしかカンガエテマセンネ……。
俺は自分の額に変な汗がにじみ出てくるのを感じていた……。
「立花 銃郎」=ロウ
「蛇野 剣」=スネーク
「野原 フラン」=フラン
「茶道 真」=ロード
と、なっております。
左が実名、右がゲームのリングネーム(あだ名みたいなもの)になっており、これからのゲームプレイ中は、すべてリングネーム固定になります。
♢
「ヒア、ウィ、ゴー!」
俺のPCのモニターと、隣接した蛇野のモニター画面からゲーム音が聞こえる。
今回、俺達は情報を共有しやすいように、あえてモニターを隣接して設置することにしたのだった。
ピルルルル……
ゲームの電子音とともに、今ゲームステージがランダムで選ばれようとしている。
……俺達は緊張し、ゲーム用コントローラーを構えながら、どこのステージが選ばれるかを待つ。
このゲームは各メンバーともランダムな位置に配置されるようになっている。
ステージが狭い場合、四人とも隣接した場所に飛ばされることもあるのだ。
説明するのを忘れていたが、このゲームには『コロシアム』『大草原』『市街地』『ジャングル』『山』の五つのステージがある。名前からイメージしていただくと分るとは思う……。
「ファイト!」
ゲームの開始音が聞こえ、俺達はモニター画面を見てステージと配置場所を瞬時に確認する!
「あ……」
俺は呻く。
「お!」
隣のスネークは……歓喜?
……『コロシアム』。
その名の通り、岩石で作られた直径百メートル圏内の円状のコロシアムで戦うことになったのだが……。
そう、遠距離戦や支援系が得意なキャラには何かと不向きであるのだ。
フランの『ドローン嬢』は特に不利になるし、当然狙わる対象になる。
「AのBフラン!」
咄嗟にスネークが叫ぶ
「AのBフラン了解!」
俺達は果敢に攻めて来るロードの『カラテマン』を捌きながら、狼狽えるフランの『ドローン嬢』を躊躇なくハチの巣にし、瞬時に落とす。
残ったロードの『カラテマン』も二人がかりで難なく落とす。
反射神経と動体視力の優れたロードでも、流石に二人がかりだと分が悪い。
そう俺達四人とも、近距離にごっちゃに配置されてしまったのだ……。
パァン!
俺達は勝利を祝い、力強いハイタッチをかます!
「まずは一勝だな!」
スネークは嬉しそうだ。俺もだけど!
「ああ!」
とりあえず一勝なんだけど……。俺達は顔を見合わせる。
ピリリリ……。
きたきた、蛇野のスマホが鳴る。電話はロードこと茶道さんからであった。
とりあえず、ゲームは一時中断だな。
「ロードの逆鱗と物言いだと俺は予想する」
スネークはすました顔でポケットからスマホを取り出し、素早く電話に出る。
だよなー、俺もそう思う。
「もしもし? こちらスネーク」
「ちょっと? あれ酷くない?」
「ズルーイ!」
怒気を含んだ茶道さんの声と、隣で怒っていると思われる野原さんの声が部屋に響き渡る。
うん、フルボリュームのスピーカーモードだから丸聞こえだね。
「んーですよね……。とりあえず今のノーカウントにして、かつ『コロシアム』ステージを省くようにしようか? 申し訳ないけど俺達も今気が付いたんだよね?」
……少し、間があり再び茶道さんの機嫌の良い声が聞こえてきた。
「……んー、ノーカウントはしなくていいとして、次の試合以降は『コロシアム』ステージを除いてもらえればいいわ、じゃ!」
プツッ……
茶道さんの話は終わり、結果的に俺達の一勝が確定し、『コロシアム』ステージを今後は省くことになった。
……まあ、勝負ごとに運ゲー要素が絡んで勝てても嬉しくないしな。
「……いやー、ロウとりあえず、一勝キープできて良かったな! 後十九勝勝とうぜ!」
……蛇野はとても嬉しそうだった。流石、勝利至上主義……。
「……お、おう」
俺は頼もしすぎる味方に対し、戸惑いを隠せなかった。
……こ、こいつ? もしかして、物言いが入るまで『コロシアム』ステージで勝利することを計算にいれてたりしないよな?
俺はジッと蛇野の横顔を見る……。
蛇野はクックックと静かに笑いながら、とても悪い顔をしてモニター画面を見ている……。
……コ、コイツ、もう勝つことしかカンガエテマセンネ……。
俺は自分の額に変な汗がにじみ出てくるのを感じていた……。
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