ガンスネーク

こんろんかずお

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俺達の聖戦チョコレートウォー

忍び寄るドローンと

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・おさらい
「立花 銃郎」=ロウ
「蛇野 剣」=スネーク
「野原 フラン」=フラン
「茶道 真」=ロード

と、なっております。

左が実名、右がゲームのリングネーム(あだ名みたいなもの)になっており、これからのゲームプレイ中は、すべてリングネーム固定になります。


・チーム『ガンスネーク』の暗号会話11パターンあり

なお、チーム『ガンスネーク』が会話で記号を交えた会話をしていますが、これはショートカット会話になっており、暗号みたいなものです。ショートカットしないと判断が遅れるため二人は使用してます。
基本ブレインのスネークが指示を出し、意義があれば簡潔にロウが述べます。

①AのA=100m以内の近くにロードがいる、もしくは対象を攻撃目標にする
②AのB=100m以内の近くにフランがいる、もしくは対象を攻撃目標にする
③AのC=100m以内の近くにドローン存在、もしくは対象を攻撃目標にする

④BのA=300m前後にロードがいる、追加で落とす、落とさないを述べる
⑤BのB=300m前後にフランがいる、追加で落とす、落とさないを述べる
⑥BのC=300m前後にドローン存在、追加で落とす、落とさないを述べる

⑦Cのゼロ=索敵なし
⑧CのA=ロード本体が見えないが攻撃を受けた(基本なし、遠距離武器が使えない)
⑨CのB=フラン本体が見えないがドローンで攻撃を受けた
⑩CのC=フラン本体が見えないがドローンを見つけた→追加で落とす、落とさないを述べる

⑪Z=味方巻き込みありの自爆行為を行う


・現在の勝敗は20勝先行ルールにて

初戦『コロシアム』での戦闘が終了済

ロウ・スネークのチーム『ガンスネーク』1勝0敗
フラン・ロードのチーム『フランロード』0勝1敗

※現在の状態はチーム『ガンスネーク』が先行している状態であり、2試合目『市街地』で戦闘中

   ♢

 しばらく俺は安全な建物内でスナイパーライフルを構え警戒しつつ、スネークがこちらに合流するまで待機していたのだが……。

 ん……? 300m先くらい北側の住宅地の俺から見て左下側から地面に沿って、何かがゆっくり飛んでくるのが見えた!

 俺は急いで叫ぶ!

「CのC! く……落とす! そして俺も西側に移動する!」

 俺は構えたライフルの標準を『ドローン』に合わせ、素早く打ち抜く!

 頼むから当たれえっ!

タアンッ……!
 ライフルの轟音とともに薬莢が中を舞い、ドローンは墜落する……。
 ……よっし、無事ドローンに命中する。
 俺は急いでスネークと合流すべく、座標G10を目指し、移動を開始する。

 相手はこちらに気づいていないため、ドローンの動きが単調であり、撃ち落しやすかったのが幸いした。

 俺は色々迷ったが、ドローンを撃ち落とすことにしたのだ。
 
 理由は、既に『フランロード』の二人が近くに潜んでいる可能性が高いから……。
 座標HIJの7は隣接した高場の建物群があり、お互いのチームの壁となり、死角になっているのだ。

 この感じだと『フランロード』は座標GからJの間の3から6辺りにいると俺は予想している。

 ドローンを先行させる相手の作戦を逆手に思考すると自然とそうなるし、俺達もそうすると思う。

 ドローンを落としたことにより、大体の場所は特定されるデメリットはあるものの、ドローンに見つかり完全な位置を特定及び、ドローンからの遠隔攻撃を防げたと思えば、メリットの方が大きいと判断したのだ。

 そして撃ち落されたドローンはまた飛ばし直さないといけないため、フランとロードの距離が離れていれば援護が遅れるのだ。

 早い話、俺は近場にきていると思われる、相手の足止め効果も狙ったわけだ。

「何ッ! こちらスネーク了解っ。こちらもけん制しつつ合流する! 現在地Dの10。Cの……ゼロ」

 当然、玄人のスネークも俺の意図と思考に気が付く。

「こちら、ロウ。現在地Iの10。Cの……ゼロ」

 ……戦闘が近い。
 俺達は固唾を飲む。

「! こちらロウ。H10、BのAっ! こちらには気づいていないっ!」
「! こちらスネーク。E10、BのAっ! 対象G7、向かってくる⁈」

 俺達は、ほぼ同時に叫んだ! ロードの『カラテマン』が俺達の真ん中くらいの中距離前方、座標で言うG7に姿を現したのだ。

 ……俺にはG9の建物群の死角で見えないため、スネークに突っ込んでいくロードの『カラテマン』。
 しかし、先ほどの射撃で俺の大体の位置は特定されてるだろうな……。

 フランの『ドローン嬢』はまだ目視できないし、リロードしたドローンもまだ見えないため『ドローン嬢』は『カラテマン』の200メートル前後である、やや離れた場所にいることが予想される。

 こうなったら、ロードの『カラテマン』を二人で狙いうちするしかない。

「! こちらスネーク囮になる。D10、BのAっ! 対象F8、向かってくる!」

 スネークは座標E10からD10西側への移動を開始する。
 ……成程、スネークが囮になり、俺に背を向けたロードの『カラテマン』をライフルで急所をスナイプし、倒す算段だな。

 俺はG9の建物群を利用し、相手に気づかれないようにG10へ素早く移動した。
 F8からF9に移動しようとしているロードの『カラテマン』にライフルの銃口を向ける。

ふーっ……
 俺は深呼吸をし、スコープの標準を『カラテマン』の急所の頭に合わせる。
 このゲームは急所である、心臓、頭を打ち抜くと無条件で即死させることができるのだ。

 そして、心臓位置は狙いやすい位置ではあるが、代わりに『防弾チョッキ』を着ている場合威力が半減される。
 
 そう、頭を狙えばワンショットキルのチャンスなのである。

 後はタイミングを合わせるだけなのだが……、相手は俺が後方にいるのはドローンを撃ち抜いた関係で、知っているため中々隙を見せてくれない。

 と、その時おもむろにD10にいるスネークの『エスパーマン』がE9に接近してきた『カラテマン』に『ダーネスデス』を放つ!

 二人の距離は現在100メートル近くの距離であるため、300メートル先まで届く『ダークネスデス』の射程距離内ではあるが……。

 当然『カラテマン』にひらりとあっさりかわされる。

 この距離であの弾速のクソ遅い『ダークネスデス』が当たることはまずないのだが、当たると即死するプレッシャーはあるためか、恐怖で少しだけ『カラテマン』の足が止まる!

 ッ……今だっ!

タアンッ……!
 ライフルの轟音とともに薬莢が中を舞い、ロードの『カラテマン』の頭に弾丸が命中する……。
 ……が、なんと、その時『カラテマン』の体が虹色に光る!

「……BのAの頭部に命中っ。バリア?」
「くっ、こちらスネーク。バリア了解、ロウこうなったら挟み込むぞっ!」

 なんとロードの『カラテマン』は運よく、マップに一つしか落ちないと言われる万能の防御アイテム『バリア』を装着していたのだ! チキショウ!

 このアイテムはどんな攻撃からも一回だけ無傷にしてくれる万能の防御アイテムなのだ。

 ……くそ、防弾チョッキの装着はしていると予想していたが、まさかそっちとは……。

 これで俺の位置も完全に特定されてしまった。
 ちなみにライフルは強力な武器であるためか、弾は二発までしか撃てない。

 俺は腹をくくって、ロードの『カラテマン』がいるE9を目指し全力でダッシユする!
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