さよなら、またね。

ﾞまた無理に笑って"～一音said～

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一音said


昼間でテレビを見てごろごろ。

バイトがない日は、いつもこんな感じ。

周りの友達は皆、ちゃんと就職してるのにな…。

紫雨だったら、どー過ごしてんだろ。休みの日は。


ボーッとテレビを見ながら考えてたらピロンッと携帯が鳴った。

休憩時間とかかな。誰だろ。と携帯を覗くと、好きな人の名前。

思わずにやけてしまう。

内容は、暇？俺ん家、来て   だった。嬉しくて舞い上がってしまう。

すぐに返信して身だしなみを整えて紫雨の家に向かった。


紫雨の家なんて何年ぶりだろう。高校を卒業してからは、行ってない。

遊ぶときは現地集合、現地解散だったから。卒業してからはほぼ毎日行ってない。

幼馴染みの特権使って…。紫雨は、今でも気付いてないんだろうな～…なんて思ってたら、紫雨の家に着いた。