メイスオブクリスティア

桜bysen

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1話 日曜の章「軌跡の始まり」

エース編 7

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ーー

エンリル
「ん?えーーーー!?もしかしてこの子、エースの妹ちゃん!?」

そういったエンリルと他の二人に対して、ジェニファーは自己紹介をした。

エース
「ああ、俺の妹だよ。」

ジェニファー
「はい、私の自慢の兄です。」

と二人は淡々と話した。

クラウザー
「仲いいな。お前たち兄弟は。」

エース
「まあな...、時たま喧嘩するときもあるけど...。」

と、ここまで話すと時間になり、案内係の上級生がエース達class1に呼び掛ける。

一列でなくバラバラでいいからと言うので、それとなくジェニファー達と一緒についていく。

エンリル
「寮ってどんな感じなのか?エンリル達一緒なのか~?」

スレイ
「ばーか、村と違って風呂も部屋も男女別だぞ?」

ジェニファー
「えー?!スレイさん達ってお風呂もお部屋も男女共同なんですか?!」

クラウザー「まあな、俺たちの村は男女共に風呂に入るとか寝る

とかは当たり前なんだ。」

ジェニファー
「そ、そうなのですか...。」

エース
「ジェニファー、俺たちもやるか?」

ジェニファー
「お兄様!!その発言は禁止です!」

エース
「なーんて冗談だよ!あはははは、....!!」

怒るジェニファーに茶々をいれたエースがある情景を目撃してしまう。

それは、廊下側の窓の外に一人の変わった服装をした男が斤を持って一人の用務員の男性に切りつけようとしているではないか。

エース
「あの人!なにやってるんだ!」

ジェニファー
「え?あれ?お兄様?どこに言ったんです?!」

その情景を目の当たりにしたエース。彼はそんな事情に気づいていないジェニファー達の目を盗んで、すかさず廊下側の窓から飛び降りその人の所へ駆ける。

用務員の男性
「ひーーー!!誰か助けてくれーーー!!」

よくみると、束ねられた赤い髪に鬼のような容姿、細すぎず太りすぎずの中間ぐらいの体型だった。


「ふん!ひょろいな!"ssrリボルバー"はどこにあると聞いただけなんだがな~?...なあ!?」

用務員の男性
「ひーーーーーーーーーーーーー!!!」

エースは意を決して、

エース「やめろ!!」


「ん?誰だ?このヤヌス・メトリー様に楯突くやつは...!」

エース
「その人を解放しろ!!じゃないと...!!」

ヤヌス「ん?んだ..?」

エース「俺が許さない!!」

ヤヌス
「許さない?ダハハハハ!笑わせる!お前威勢はいいが、なんだか弱っちいなぁ~俺には分かるぜ?最もおちびで未熟だということがなぁ~!」

エース「.....!!」

すると、エースがヤヌスに殴りかかる、しかし、実力はヤヌスが一枚上手だったためすぐに受け流された。

ヤヌス
「やっぱりなぁ~弱ええわ、それに武器持ってる最強の俺に対して丸裸で雑魚なお前とだったらこの勝敗誰がみたってわかるだろ?」

そういうとヤヌスはエースに自分の物を突きつける。

助けを求めようとも思うが、先程飛び降りる前の校舎の廊下みたく、今、人がいる所からはここの位置を見れることが出来ないようだ。

今、武器を押し付けられている場面であるのに、騒ぐ声が響いてこない。つまり、この危険な場面に誰も気づいていないということだ。だからーー

ヤヌス
「だからよー坊主、楽にしたらぁー!!」

エース「!!!」

得物をエースに向かって突き刺そうとした。

そのとき、

エース
「ぐ、う、う、あ、.......え?」

エースに突き刺そうとしたそれは、何者かの登場により守られた。

あともう少しで死ぬところであった。終わるところであった。ほっと一安心するエース。すると、

ヤヌス
「くそ、あと少しってところで!!やるな、ユキムラ!」

先程、教室で聞いた名前を聞き、思わずエースはスッとそのユキムラという人の背中に顔を向けたのであった。

エース
「....!あなたは!」

ーー

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