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3話 月曜の章 「"ウォーターシューティングゲーム"」
エース編 5&セスル編 4&ミラ編 2
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ーー
ユキムラ「君達全員の絆についてだ...。」
エース(絆...。)
ユキムラ
「戦場では、力や頭脳と、そして協力関係は必要不可欠だ。君達も感じただろ?仲間がいることでの心強さが...中には協力的じゃない、単独行動を好む仲間も、知らない所でそいつらを助けていたかも知れないぞ?それに大将だって、守って貰わなければやられてしまうことだってある。」
そうして、セスルはディフェンダーだった四人とユーシスの方をみる。
もし、ラウラ達がいなかったら、もし、ユーシスが知らない所で助けてくれなかったら、負けていたかもしれないしと、仲間達に恵まれ、とてもうれしい気持ちになる。セスルはそう心で礼を伝えることに。
ユキムラ
「これから先、辛く苦しい道が待っているが、そういう時こそ仲間を大切にし、頼って欲しい、勿論俺たちにも頼ってくれ、折角手にいれたチャンスだ、負けるなよ!?」
生徒全員「.......。」
まだ覚悟がないのか、全員、返事が出来ていない。
するとユキムラは鼓舞するように、返事を呼び掛ける。
ユキムラ「?返事は?」
生徒全員「...!はい!!」
ユキムラ「良くできました!そんじゃあ、解散!」
ユキムラがそういうと全員は教室へと戻る。
ユキムラ
「そんじゃあ、俺たちも次の講義の準備をしないとな!」
ユキムラはそういうと職員室へと向かう。
ミラ「え、ええ...」
ナオマサ「....?どうした?」
ミラ「...いいえ、なんでもないです。」
隣でミラの反応が気になったのかclass3の担当教官のナオマサが訪ねるが、ミラはなんでもないと澄ました顔で言う。
ナオマサ「....そうか。」
ナオマサもミラがそういうと一言も声を掛けることはなかった。
ミラとナオマサの二人はユキムラについていき、グラウンドを後にするのであった。
ーー
生徒の中で最後尾で移動するエースも教室に向かおうと歩く。すると、見覚えのある後ろ姿が目に浮かんだ。それは、入学式が始まる前に出会った男子だった。彼の瞳には刃のような人を寄せ付けないオーラがあった。
しかし、ユキムラの言ってくれた言葉を思いだし、あいつとも仲良くしなければならない、そう思いエースは彼に声をかけようと歩いていく。その瞬間ーー
黒髪の青年「?.....。」
エース「...!!」
彼はエースが声を掛けようとしたのに気づいたのか、突然と後ろを振り返った。
振り返った彼にエースは突然と体が動かなくなった。
エース
(...あれ?おかしい!?なんで、なんでだよ!...体が全然動かない。....嘘だろ?目も動かない....!?)
金縛りなのか?体が言うことが聞かないし顔は彼のいる方向しか向けない。そしてなにより、自分の視界が勝手に無意識に、彼の瞳をずっと捉えていた。...動かない。
エース(...もしかして、)
ーー"あいつに操られてる..?"ーー
そう感じたエースは恐怖と焦りでどこかおかしくなってしまいそうだった。流石にこれ以上見つめていては危険と判断したのか、
必死に抵抗する。しかし、彼のどこか冷たく沈んだ、残酷な瞳と冷酷に等しい卑しい笑みが加わり、エースの瞳をけして離さない。そして彼は不気味な言葉をエースに静かに放った。
ーー「..."オディテインペトゥイレイ"」ーー
彼が言い終わった直後にエースは、今までにない感情が沸々と沸き上がってくる。それは自分でも感じたことのない憎しみに近い
怒りだった。それはその怒りは彼に対しての無意識に出るものだった。耐えられない、このままでは憎悪の渦に呑まれ命も尽きてしまいそうになる。
黒髪の青年
「....クククク..クククク...覚えてるか?僕のことを..」
彼は目を細め、さらに不気味な笑みを晒しながらまるで今までであっていたかのような口ぶりでそう言葉を言いはなった。
エースは微かに聞こえたがそんな余裕がないと言わんばかりに
そんなことはどうでもよかった。
そうしてエースは謎の不気味な魔力に翻弄されていくのだった、視線の先にいる彼を見つめながらーー
ユキムラ「君達全員の絆についてだ...。」
エース(絆...。)
ユキムラ
「戦場では、力や頭脳と、そして協力関係は必要不可欠だ。君達も感じただろ?仲間がいることでの心強さが...中には協力的じゃない、単独行動を好む仲間も、知らない所でそいつらを助けていたかも知れないぞ?それに大将だって、守って貰わなければやられてしまうことだってある。」
そうして、セスルはディフェンダーだった四人とユーシスの方をみる。
もし、ラウラ達がいなかったら、もし、ユーシスが知らない所で助けてくれなかったら、負けていたかもしれないしと、仲間達に恵まれ、とてもうれしい気持ちになる。セスルはそう心で礼を伝えることに。
ユキムラ
「これから先、辛く苦しい道が待っているが、そういう時こそ仲間を大切にし、頼って欲しい、勿論俺たちにも頼ってくれ、折角手にいれたチャンスだ、負けるなよ!?」
生徒全員「.......。」
まだ覚悟がないのか、全員、返事が出来ていない。
するとユキムラは鼓舞するように、返事を呼び掛ける。
ユキムラ「?返事は?」
生徒全員「...!はい!!」
ユキムラ「良くできました!そんじゃあ、解散!」
ユキムラがそういうと全員は教室へと戻る。
ユキムラ
「そんじゃあ、俺たちも次の講義の準備をしないとな!」
ユキムラはそういうと職員室へと向かう。
ミラ「え、ええ...」
ナオマサ「....?どうした?」
ミラ「...いいえ、なんでもないです。」
隣でミラの反応が気になったのかclass3の担当教官のナオマサが訪ねるが、ミラはなんでもないと澄ました顔で言う。
ナオマサ「....そうか。」
ナオマサもミラがそういうと一言も声を掛けることはなかった。
ミラとナオマサの二人はユキムラについていき、グラウンドを後にするのであった。
ーー
生徒の中で最後尾で移動するエースも教室に向かおうと歩く。すると、見覚えのある後ろ姿が目に浮かんだ。それは、入学式が始まる前に出会った男子だった。彼の瞳には刃のような人を寄せ付けないオーラがあった。
しかし、ユキムラの言ってくれた言葉を思いだし、あいつとも仲良くしなければならない、そう思いエースは彼に声をかけようと歩いていく。その瞬間ーー
黒髪の青年「?.....。」
エース「...!!」
彼はエースが声を掛けようとしたのに気づいたのか、突然と後ろを振り返った。
振り返った彼にエースは突然と体が動かなくなった。
エース
(...あれ?おかしい!?なんで、なんでだよ!...体が全然動かない。....嘘だろ?目も動かない....!?)
金縛りなのか?体が言うことが聞かないし顔は彼のいる方向しか向けない。そしてなにより、自分の視界が勝手に無意識に、彼の瞳をずっと捉えていた。...動かない。
エース(...もしかして、)
ーー"あいつに操られてる..?"ーー
そう感じたエースは恐怖と焦りでどこかおかしくなってしまいそうだった。流石にこれ以上見つめていては危険と判断したのか、
必死に抵抗する。しかし、彼のどこか冷たく沈んだ、残酷な瞳と冷酷に等しい卑しい笑みが加わり、エースの瞳をけして離さない。そして彼は不気味な言葉をエースに静かに放った。
ーー「..."オディテインペトゥイレイ"」ーー
彼が言い終わった直後にエースは、今までにない感情が沸々と沸き上がってくる。それは自分でも感じたことのない憎しみに近い
怒りだった。それはその怒りは彼に対しての無意識に出るものだった。耐えられない、このままでは憎悪の渦に呑まれ命も尽きてしまいそうになる。
黒髪の青年
「....クククク..クククク...覚えてるか?僕のことを..」
彼は目を細め、さらに不気味な笑みを晒しながらまるで今までであっていたかのような口ぶりでそう言葉を言いはなった。
エースは微かに聞こえたがそんな余裕がないと言わんばかりに
そんなことはどうでもよかった。
そうしてエースは謎の不気味な魔力に翻弄されていくのだった、視線の先にいる彼を見つめながらーー
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