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11話 火曜の章「少しずつ浮かび始める苦杯と火種達」
エース編&スレイ編
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ーー
深夜近く、6月に入り、やや寝苦しくなる時期であるからか、エースは苦虫を噛むような顔で
エース「.....ぐっ....ぅぅぅぅうッ.....ぎっ...。」
悪夢に魘され、少し無意識に身体を揺らしながら抵抗するエース。
ーー
記憶に残る、炎にまみれた砂漠の町に自身の目の前に二メートル離れた所にいる一人の男の姿。父親だった。その少し奥の方には何人もの不気味な兵士がいた。その兵士達は男を襲おうと武器を向けている。
その存在たちを見つめながら、
父親「「ジェニファーと二人で生きて遠くへ逃げろ。そして、強くなれ。」」
と、視界のすぐ目の前にいる幼い少年に聞こえるように彼はそう呟いた。
エース(....嫌だ。)
父親「「大丈夫だ。母さんを助けたらすぐお前達の所へ戻ってくる。」」
エース(父さんッ...。)
拒絶反応故か、自身に向くはずないのに、首を横に何度も振りながら応えてみせる。しかし、
父親「生きて成長した姿を父さんや母さんに見せてくれ。これは男同士の約束だ。」
しかし、そんな必死な想いは、そんな夢現には当然届かず、
幼いエース「うん!!」
幼き自分は泣きじゃくってそう返事をする。すると、幼き自分は後ろを振り返り、出口の見えないその森の方向へと走りだす。そして同時に赤い燃えたぎる炎は自分と父親との間を立ち塞いだ。
エース(やめてくれ!....父さん、俺を....置いていかないでくれ....。)
自身の視界が赤く染まり、最後にはそれは暗くなり、目を覚ますのである。
ーー
エース「....っあ....。....うぅ、父さん....。」
右腕で涙を拭い、再び眠りにつくが、また悪夢に襲われると思うと眠れずに、それはやがては朝まで続いていったのである。
ーー
ーー
翌朝、各classはとても静かな雰囲気であった。それは、それぞれホームルームを執り行っているからである。そんな中class1の教室では、教卓に顔を伏せて生徒達に謝罪をするユキムラの姿が...。
ユキムラ
「皆!すまなかった!実務訓練に向けた鍛練としてカリキュラムに組んだとはいえ、危ない目に合わせたな。」
マサノリ「気にしてねぇっすよ!」
エンリル「そうなのだーー!」
クラウザー「今の俺達があるのは教官方のおかげでもあるんですから。」
マイラ「それにヘイリットも格好よく素敵でしたし、そこから高らかにお声をかけてくださったナオマサ教官も素敵でした♪」
そんな目の色を暗くしたユキムラにそれぞれさりげなく励ました。怒りを感じるよりむしろ自身に尊敬の眼差して接してくれたためか、ユキムラの表情は安堵すると共に感心したと言うような表情であった。
そして、アユミはユキムラを励ました彼らに、
アユミ「先生方はみんなを探すのにとても苦労してましたよ。先生も自分達の力で怪物を倒して帰って来たアギト君やカスミさん達を介抱してたんですから...ふふっ、みんなほぼ無傷でしたけれど♪」
自分の事のように少し自慢げにそう言った。
エース(無傷...。)
俺達は傷の一つついたのに、カスミ達はなぜ?
エースはなんとなくアギトが原因だろうと想いながらもどうやったら平気で無傷でいられたのか、そんな事を考えていると、ユキムラが口を開く。
ユキムラ「だが、全員が生きて生還できたと言うことは無事に怪物達を倒せたと証明するもの。誇りをもって良い。」
そう生徒達を喜びの表情で褒め称える。すると、すぐ表情をかえその真剣な表情でユキムラは、
ユキムラ「...だが二週間後に控えた実習はそんな甘いものじゃない。それを君たちに知っておいてほしい。」
class1「....。」
そんな言葉に反応はバラバラであるが、とりあえず全員、口を閉ざし、真剣な表情で話を聞く。そして、教官達は次のことを簡潔に話をする。
ユキムラ「君たちには一週間、学園の外を出て実務訓練をしてもらう。」
ーー
ミラ「あんたたちに4つのグループに分かれてもらうわ。一つはキュリムとビアンカ、ノースランド、そして中央サーヴァル。」
ーー
ナオマサ
「いずれも獰猛な敵が不特定多数出現しているという情報だ。イヤハルオオトカゲと違い、これらは確実に目撃されている。毒を操るもの、魔法を操るもの。攻撃力が格段と強いもの。」
ーー
ユキムラ「それら洞窟攻略はいずれも日にちはバラバラだが、一日の中の半日位か?くらいを予定しているらしい。...とまぁ、ざっとこんな感じで今までの授業はほんのお遊びみたいなものだ。授業の時と同じような姿勢で臨むと痛い目を見る。今まで以上に気を引き締めるように!」
class1「「はい!」」
ーー
――
夕方となり、生徒達の殆どが部屋でくつろいでいる所。スレイもまたその一人で、同じルームメイトであるダイスケの両肩を揉んで他愛ない会話をする。
ダイスケ
「あ~~~~//スレイのマッサージ、めっちゃ気持ちいいでござるよぉ~~♪」
スレイ
「気持ちいいでござるか~~~?」
ソウタ
「気持ち良さそうでござる~~。俺も揉んでほしいな~~♪」
二人の右側にある椅子に座って二人のやりとりを微笑ましく見つめるソウタ。両手を合わせ、右頬に当てながら気の抜けた声で懇願する。
ダイスケ「それでござるか~?」
すると、ダイスケはソウタのジャージ下のフライ部分を指差した。ソウタは思わず顔を赤くし声を荒げて、
ソウタ
「ば!?違うでござる~~!むぅぅ!ダイスケはそうやってまたふざけて....。」
そんなソウタに二人は声高らかに大爆笑をする。
クラウザー
(...カグツチの真似かな?)
と、三人に背を向けた状態でベランダに干して乾かせた、六人分の衣服たちを取り込み、洗濯かごに入れながら心の中で呟いた。
スレイ
「ハハハハ!待ってて!後でソウタも揉んでやるから!」
ソウタ
「...全うな意味で頼むぞ!むぅ....あっ。」
ふと、純粋に何か思い付いたかのように声を漏らすソウタにスレイは無意識に手を止めた。
スレイ「?どうしたソウタ?」
ダイスケ「手、動かして...。」
そう言われ、マッサージを再開すると、先ほど声を漏らしたソウタから自然体な感じでこんな質問をされる。
ソウタ「スレイとクラウザーってソイルの出身だったよな。」
スレイ「ああ、そうだよ。」
ソウタ「自然豊かで食べもんまで豊富らしいけど、本当に良いところか?」
スレイ「え?どういう事?」
悪気ない喋り方なのに、何故かそのソウタの一言には少し引っ掛かり、無意識に肩を揉む手を止めてしまう。しかし、それはダイスケの咳払いで手が動いてないことに気づき、「あっ、ごめん。」と言って、また揉み始める。
ソウタ
「あ、いや、単に興味本意なんだけど...。」
と、人差し指でこめかみを掻きながらそう言うと、続けて質問をした理由を話始める。
ソウタ「だとしたら俺も1日だけでもいいから過ごしてみたいなぁって。俺、単純にスレイの事友達だと思ってるから、スレイの故郷を見てみたいなーって。」
ダイスケ
「俺も行きたい。砂漠とか見てみたいな。」
少し照れたように微笑むソウタとにっこり笑顔でそう言うダイスケに、スレイは不思議な奴というような表情で、
スレイ
「ん~~~。何もないと思うぞ?でも、そうだなぁ...。それじゃあ!夏休み、ソイル村に来てくれよ!」
そんな、嬉しそうにはしゃぎながら誘うスレイに、
ソウタ「え?いいの?」
ダイスケ「迷惑掛かんない?」
と、聞くと、
クラウザー「大丈夫だと思うぞ?うちはよそ者でも、敵じゃなければ基本大歓迎だから。」
洗濯物を取り入れ終え、かごを持って中に入ってきたクラウザーがそう答える。
ソウタ「それじゃ行く!早く荷物まとめなきゃ!」
ダイスケ「いやいや、早いから...。」
そんな軽めな茶番を交わした後、スレイは二人の間に入り、
スレイ「その代わりと言っちゃあなんだけどさ、俺もヨナグニに連れてってくれないか?俺、名産の魚を食べたいし、何よりソウタとダイスケの家族がみたいな。」
ソウタ
「俺も!それじゃあ夏休み、一緒によろしくな!」
ダイスケ
「...まぁ、まずは勉強と実習を頑張らないとな。」
スレイ
「あぁ~~....。お...、おお!頑張る!!」
そんなやりとりをして、楽しみでしょうがないというような態度のスレイに対して、二人は突然ニヤッとした不敵な笑みで、両手を獣のように構え、目を光らせる。それに気づいたスレイは...
スレイ
「....?....どしたの二人して?」
「ふっふーん♪」と嬉しそうな鼻鳴らしと同時に突然、
ソウタ&ダイスケ「隙ありーー!!」
スレイに襲い掛かり、いやらしい手つきで身体中を擽る。
スレイ「うわぁぁぁ!や、やめろーーー!」
そんな彼の声を無視し、続けて反応を楽しむ。もう堪えられなくなったのか、スレイは身体を捩らせながら、
スレイ
「ぐっ...はははははっ....!くすぐっ、くすぐったい!!ハハハハハッ....!」
抵抗するスレイ。しかし、そんな団欒とした時間はダイスケもソウタももちろん、スレイも、クラウザーも四人にとって、とても幸せな時間でそんな時間は夕食の時間になるまでずっと続くのであった。
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深夜近く、6月に入り、やや寝苦しくなる時期であるからか、エースは苦虫を噛むような顔で
エース「.....ぐっ....ぅぅぅぅうッ.....ぎっ...。」
悪夢に魘され、少し無意識に身体を揺らしながら抵抗するエース。
ーー
記憶に残る、炎にまみれた砂漠の町に自身の目の前に二メートル離れた所にいる一人の男の姿。父親だった。その少し奥の方には何人もの不気味な兵士がいた。その兵士達は男を襲おうと武器を向けている。
その存在たちを見つめながら、
父親「「ジェニファーと二人で生きて遠くへ逃げろ。そして、強くなれ。」」
と、視界のすぐ目の前にいる幼い少年に聞こえるように彼はそう呟いた。
エース(....嫌だ。)
父親「「大丈夫だ。母さんを助けたらすぐお前達の所へ戻ってくる。」」
エース(父さんッ...。)
拒絶反応故か、自身に向くはずないのに、首を横に何度も振りながら応えてみせる。しかし、
父親「生きて成長した姿を父さんや母さんに見せてくれ。これは男同士の約束だ。」
しかし、そんな必死な想いは、そんな夢現には当然届かず、
幼いエース「うん!!」
幼き自分は泣きじゃくってそう返事をする。すると、幼き自分は後ろを振り返り、出口の見えないその森の方向へと走りだす。そして同時に赤い燃えたぎる炎は自分と父親との間を立ち塞いだ。
エース(やめてくれ!....父さん、俺を....置いていかないでくれ....。)
自身の視界が赤く染まり、最後にはそれは暗くなり、目を覚ますのである。
ーー
エース「....っあ....。....うぅ、父さん....。」
右腕で涙を拭い、再び眠りにつくが、また悪夢に襲われると思うと眠れずに、それはやがては朝まで続いていったのである。
ーー
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翌朝、各classはとても静かな雰囲気であった。それは、それぞれホームルームを執り行っているからである。そんな中class1の教室では、教卓に顔を伏せて生徒達に謝罪をするユキムラの姿が...。
ユキムラ
「皆!すまなかった!実務訓練に向けた鍛練としてカリキュラムに組んだとはいえ、危ない目に合わせたな。」
マサノリ「気にしてねぇっすよ!」
エンリル「そうなのだーー!」
クラウザー「今の俺達があるのは教官方のおかげでもあるんですから。」
マイラ「それにヘイリットも格好よく素敵でしたし、そこから高らかにお声をかけてくださったナオマサ教官も素敵でした♪」
そんな目の色を暗くしたユキムラにそれぞれさりげなく励ました。怒りを感じるよりむしろ自身に尊敬の眼差して接してくれたためか、ユキムラの表情は安堵すると共に感心したと言うような表情であった。
そして、アユミはユキムラを励ました彼らに、
アユミ「先生方はみんなを探すのにとても苦労してましたよ。先生も自分達の力で怪物を倒して帰って来たアギト君やカスミさん達を介抱してたんですから...ふふっ、みんなほぼ無傷でしたけれど♪」
自分の事のように少し自慢げにそう言った。
エース(無傷...。)
俺達は傷の一つついたのに、カスミ達はなぜ?
エースはなんとなくアギトが原因だろうと想いながらもどうやったら平気で無傷でいられたのか、そんな事を考えていると、ユキムラが口を開く。
ユキムラ「だが、全員が生きて生還できたと言うことは無事に怪物達を倒せたと証明するもの。誇りをもって良い。」
そう生徒達を喜びの表情で褒め称える。すると、すぐ表情をかえその真剣な表情でユキムラは、
ユキムラ「...だが二週間後に控えた実習はそんな甘いものじゃない。それを君たちに知っておいてほしい。」
class1「....。」
そんな言葉に反応はバラバラであるが、とりあえず全員、口を閉ざし、真剣な表情で話を聞く。そして、教官達は次のことを簡潔に話をする。
ユキムラ「君たちには一週間、学園の外を出て実務訓練をしてもらう。」
ーー
ミラ「あんたたちに4つのグループに分かれてもらうわ。一つはキュリムとビアンカ、ノースランド、そして中央サーヴァル。」
ーー
ナオマサ
「いずれも獰猛な敵が不特定多数出現しているという情報だ。イヤハルオオトカゲと違い、これらは確実に目撃されている。毒を操るもの、魔法を操るもの。攻撃力が格段と強いもの。」
ーー
ユキムラ「それら洞窟攻略はいずれも日にちはバラバラだが、一日の中の半日位か?くらいを予定しているらしい。...とまぁ、ざっとこんな感じで今までの授業はほんのお遊びみたいなものだ。授業の時と同じような姿勢で臨むと痛い目を見る。今まで以上に気を引き締めるように!」
class1「「はい!」」
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――
夕方となり、生徒達の殆どが部屋でくつろいでいる所。スレイもまたその一人で、同じルームメイトであるダイスケの両肩を揉んで他愛ない会話をする。
ダイスケ
「あ~~~~//スレイのマッサージ、めっちゃ気持ちいいでござるよぉ~~♪」
スレイ
「気持ちいいでござるか~~~?」
ソウタ
「気持ち良さそうでござる~~。俺も揉んでほしいな~~♪」
二人の右側にある椅子に座って二人のやりとりを微笑ましく見つめるソウタ。両手を合わせ、右頬に当てながら気の抜けた声で懇願する。
ダイスケ「それでござるか~?」
すると、ダイスケはソウタのジャージ下のフライ部分を指差した。ソウタは思わず顔を赤くし声を荒げて、
ソウタ
「ば!?違うでござる~~!むぅぅ!ダイスケはそうやってまたふざけて....。」
そんなソウタに二人は声高らかに大爆笑をする。
クラウザー
(...カグツチの真似かな?)
と、三人に背を向けた状態でベランダに干して乾かせた、六人分の衣服たちを取り込み、洗濯かごに入れながら心の中で呟いた。
スレイ
「ハハハハ!待ってて!後でソウタも揉んでやるから!」
ソウタ
「...全うな意味で頼むぞ!むぅ....あっ。」
ふと、純粋に何か思い付いたかのように声を漏らすソウタにスレイは無意識に手を止めた。
スレイ「?どうしたソウタ?」
ダイスケ「手、動かして...。」
そう言われ、マッサージを再開すると、先ほど声を漏らしたソウタから自然体な感じでこんな質問をされる。
ソウタ「スレイとクラウザーってソイルの出身だったよな。」
スレイ「ああ、そうだよ。」
ソウタ「自然豊かで食べもんまで豊富らしいけど、本当に良いところか?」
スレイ「え?どういう事?」
悪気ない喋り方なのに、何故かそのソウタの一言には少し引っ掛かり、無意識に肩を揉む手を止めてしまう。しかし、それはダイスケの咳払いで手が動いてないことに気づき、「あっ、ごめん。」と言って、また揉み始める。
ソウタ
「あ、いや、単に興味本意なんだけど...。」
と、人差し指でこめかみを掻きながらそう言うと、続けて質問をした理由を話始める。
ソウタ「だとしたら俺も1日だけでもいいから過ごしてみたいなぁって。俺、単純にスレイの事友達だと思ってるから、スレイの故郷を見てみたいなーって。」
ダイスケ
「俺も行きたい。砂漠とか見てみたいな。」
少し照れたように微笑むソウタとにっこり笑顔でそう言うダイスケに、スレイは不思議な奴というような表情で、
スレイ
「ん~~~。何もないと思うぞ?でも、そうだなぁ...。それじゃあ!夏休み、ソイル村に来てくれよ!」
そんな、嬉しそうにはしゃぎながら誘うスレイに、
ソウタ「え?いいの?」
ダイスケ「迷惑掛かんない?」
と、聞くと、
クラウザー「大丈夫だと思うぞ?うちはよそ者でも、敵じゃなければ基本大歓迎だから。」
洗濯物を取り入れ終え、かごを持って中に入ってきたクラウザーがそう答える。
ソウタ「それじゃ行く!早く荷物まとめなきゃ!」
ダイスケ「いやいや、早いから...。」
そんな軽めな茶番を交わした後、スレイは二人の間に入り、
スレイ「その代わりと言っちゃあなんだけどさ、俺もヨナグニに連れてってくれないか?俺、名産の魚を食べたいし、何よりソウタとダイスケの家族がみたいな。」
ソウタ
「俺も!それじゃあ夏休み、一緒によろしくな!」
ダイスケ
「...まぁ、まずは勉強と実習を頑張らないとな。」
スレイ
「あぁ~~....。お...、おお!頑張る!!」
そんなやりとりをして、楽しみでしょうがないというような態度のスレイに対して、二人は突然ニヤッとした不敵な笑みで、両手を獣のように構え、目を光らせる。それに気づいたスレイは...
スレイ
「....?....どしたの二人して?」
「ふっふーん♪」と嬉しそうな鼻鳴らしと同時に突然、
ソウタ&ダイスケ「隙ありーー!!」
スレイに襲い掛かり、いやらしい手つきで身体中を擽る。
スレイ「うわぁぁぁ!や、やめろーーー!」
そんな彼の声を無視し、続けて反応を楽しむ。もう堪えられなくなったのか、スレイは身体を捩らせながら、
スレイ
「ぐっ...はははははっ....!くすぐっ、くすぐったい!!ハハハハハッ....!」
抵抗するスレイ。しかし、そんな団欒とした時間はダイスケもソウタももちろん、スレイも、クラウザーも四人にとって、とても幸せな時間でそんな時間は夕食の時間になるまでずっと続くのであった。
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