スライム2体しかテイムできませんでした。

ジミー凌我

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プロローグ

プロローグ①

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 僕の名前は、灯仙多あかりせんた。16歳。
 僕はどうやら、死んだらしい。今の状況を一言でいうと、わからないである。だけど、死んでいる。
 頭の上に天使の輪があるので、夢じゃなければ死んでいるで確定だろう。漫画の中だけだと思っていたのだが、死んだら本当に天使の輪が付くのだと、びっくりしている。
 なぜ状況がわからないのかというと、誰に殺されたのかもわからないし、殺される原因もわからないし、さっきから目の前で話している神様風のおじいちゃんが、ザ・神様な見た目過ぎて話し合を信じていいのかもわからないからと展開が急すぎてわからない。というかわかってしまったらつらい。
 ちなみに、自称神様な神様風おじいちゃんが言うには、僕は高校からの帰り道で、誰かを殺そうとした殺人犯がその誰かと間違えて僕を包丁で刺し殺したらしい。僕は本は本当は死ぬ予定ではなかったけど、手違いで死んだから死後の転生先の世界を決めさせてくれるという話みたいだ。
「と、いうわけで納得して理解してくれたかな?センタよ」
 神様(と理解することにした)は、神の光のような後光を放ちながら聞いてくる。ちょっと申し訳なさそうに。
「理解はしたくないけど、納得するしかないことだけはわかりました」
 納得するしかないことに嘆息しながらも、転生という言葉に少し高揚している僕もいる。
 転生先は、次の3つから選べるといわれた。

 ①元の世界、新しい命としてだが、灯仙多としての記憶も持ちつつ地球上のどこかの新しい家庭に生まれる。日本以外に生まれる可能性もある。その場合言語を覚え直さないといけない。
 ②異世界その1、日常から魔法が生活の手段として使われており、日々魔法の研究や鍛錬が行われる大魔法世界。灯仙多の年齢姿のまま、安全な地に飛ばされる。住む場所など生活環境は自分で整える必要がある。この世界の言語は理解でき話すこともできる。
 ③異世界その2、魔族と人間が暮らす世界。人間は必ず魔物を使役するテイム能力を有している。魔族には使役できる魔物、通常の魔物以上の知性を持ち魔物を複数操る魔人、魔物と魔人を配下にした魔王も存在する。灯仙多の年齢姿のまま、安全な地に飛ばされる。住む場所など生活環境は自分で整える必要がある。この世界の言語は理解でき話すこともできる。

 他にも世界はたくさんあるらしいのだが、地球で死んだ人の次の転生先はこの3つらしい。多くの人が地球で生まれ変わる①を選ぶみたいだ。
「さぁ、センタよ。決めたかな?②か③を選ぶ場合は、現地の特性上名前は、センタとして生きていくようになるじゃろう。それに少しの特典も付けてやる。①の場合はまあ説明不要じゃろうて」
「……。決めました。僕は③の魔族と人間が暮らす世界を選びます!」
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