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魔術師キューリと弟子になった僕
魔術師キューリと弟子になった僕➁
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キューリさんにギルドから連れだされて、街の外れの森の中にある古民家まで連れてこられた。
「よし、センタ!よく来たな!この家が私の家だ。あのガラの悪い〈クロス〉とかいう奴にお前を勝たせるため、今日から私がお前を鍛えてやる。私のことは師匠と呼ぶようにしろよ。へへへ」
家に着くなり意気揚々と話し始める師匠。ここに来るまでに、あぁ、この人には僕の意見は通じないなと確信した僕。
「はい!お願いします師匠!」
とりあえず、もう流れに身を任せることにした。
「おぁ、いいな師匠……。へへ…響きがいい…」
うっとりする師匠にずっと気になっていることを聞いてみた。
「師匠!質問なんですが、なぜずっとお酒を飲み続けているんですか?そして、なぜここに来るまでにも大量のお酒を買っていたのですか?まさか、お酒と魔法に関係が…?」
「へ…?そんなわけないだろう。バカな弟子だなぁ!私はただのアルコール依存一歩手前の酒好きだ!酒が好きすぎて冒険者も引退したくらいの酒好きだ!冒険者業でもう当分酒を飲みながらグダグダ生きれるくらいのお金はあるしなぁ。へへへ!」
「師匠……。今までありがとうございました。師匠から教わったこと…。ちょっと頑張って思い出しながら生きていきます」
そう言って、ため息をついて立ち去ろうとする僕を師匠が慌てて腕を引っ張って止める。
「待て待て!待ってって!大丈夫だって、実力はあるから、さっき見たろ?私が魔力で威圧するとこ。それにお前他に強くなる当てもないだろうに」
「まぁ、そうですけど……」
そうやら僕は、この飲んだくれに魔法を教えてもらうほか強くなる方法はないみたいだ。確かに、グラムを踏みやがったあのクソ野郎ことクロスを倒したいのは事実だし。
一連のやり取りを楽しそうに左右に飛び跳ねながら見ているグラムを見て、癒されておいた。
「はい、仕方ないので、ぜひ僕に魔法を教えてください。飲んだくれ師匠」
「ここ数分で私の評価が、ダダ下がった気がするが、まぁ、そんな評価もすぐに改めたくなるだろう。さっそく魔法について、教えてやる。いいか?」
「はい、お願いします。アルコール師匠!」
「はぁ……まあいい。魔法というのは魔法適性がある奴だけが使える素晴らしい武器だ。魔法適性がある奴の体には魔力が流れていて、ないやつには流れていない。で、その魔力を使って、魔法を使うというわけだ。魔法には、〈火〉〈地〉〈風〉〈水〉〈無〉の5つが基本的なものとしてあり、魔法を使える奴はどれか一つの適性がある。まれに数種類の適性がある奴もいるが、私はまだ出会ったことはないな。ちなみに私とお前の〈水〉は結構レアなんだぞ!魔法適性のランクによって使える魔法の種類も変わり、お前はCだったか?私はSランク全ての水魔法が使える。おぉ?どうだ?尊敬するだろう?ただ、誰かに教わらないと魔法は覚えられないから、これから2週間でお前に魔法を覚えさせてやる。ただし、使いこなせるようにならないといけないし、あくまで今の冒険者はテイマーを主体としたものだ。お前のグリーンスライム……グラムと連携の取りやすい魔法を教えてやる」
おぉ……おぉ!すごく……ぽい!
あれ?そういえば…。
「…。師匠には、テイムしている魔物はいるんですか?」
「あぁ、いるぞ。ちょうどいい私のテイムしている魔物と一緒にいくつか魔法も見せてやる!」
そう言って、師匠は家の近くの開けた場所へ案内してくれ。
いよいよ、師匠の実力が見れる…。本当に強いのだろうか……?
「よし、センタ!よく来たな!この家が私の家だ。あのガラの悪い〈クロス〉とかいう奴にお前を勝たせるため、今日から私がお前を鍛えてやる。私のことは師匠と呼ぶようにしろよ。へへへ」
家に着くなり意気揚々と話し始める師匠。ここに来るまでに、あぁ、この人には僕の意見は通じないなと確信した僕。
「はい!お願いします師匠!」
とりあえず、もう流れに身を任せることにした。
「おぁ、いいな師匠……。へへ…響きがいい…」
うっとりする師匠にずっと気になっていることを聞いてみた。
「師匠!質問なんですが、なぜずっとお酒を飲み続けているんですか?そして、なぜここに来るまでにも大量のお酒を買っていたのですか?まさか、お酒と魔法に関係が…?」
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「師匠……。今までありがとうございました。師匠から教わったこと…。ちょっと頑張って思い出しながら生きていきます」
そう言って、ため息をついて立ち去ろうとする僕を師匠が慌てて腕を引っ張って止める。
「待て待て!待ってって!大丈夫だって、実力はあるから、さっき見たろ?私が魔力で威圧するとこ。それにお前他に強くなる当てもないだろうに」
「まぁ、そうですけど……」
そうやら僕は、この飲んだくれに魔法を教えてもらうほか強くなる方法はないみたいだ。確かに、グラムを踏みやがったあのクソ野郎ことクロスを倒したいのは事実だし。
一連のやり取りを楽しそうに左右に飛び跳ねながら見ているグラムを見て、癒されておいた。
「はい、仕方ないので、ぜひ僕に魔法を教えてください。飲んだくれ師匠」
「ここ数分で私の評価が、ダダ下がった気がするが、まぁ、そんな評価もすぐに改めたくなるだろう。さっそく魔法について、教えてやる。いいか?」
「はい、お願いします。アルコール師匠!」
「はぁ……まあいい。魔法というのは魔法適性がある奴だけが使える素晴らしい武器だ。魔法適性がある奴の体には魔力が流れていて、ないやつには流れていない。で、その魔力を使って、魔法を使うというわけだ。魔法には、〈火〉〈地〉〈風〉〈水〉〈無〉の5つが基本的なものとしてあり、魔法を使える奴はどれか一つの適性がある。まれに数種類の適性がある奴もいるが、私はまだ出会ったことはないな。ちなみに私とお前の〈水〉は結構レアなんだぞ!魔法適性のランクによって使える魔法の種類も変わり、お前はCだったか?私はSランク全ての水魔法が使える。おぉ?どうだ?尊敬するだろう?ただ、誰かに教わらないと魔法は覚えられないから、これから2週間でお前に魔法を覚えさせてやる。ただし、使いこなせるようにならないといけないし、あくまで今の冒険者はテイマーを主体としたものだ。お前のグリーンスライム……グラムと連携の取りやすい魔法を教えてやる」
おぉ……おぉ!すごく……ぽい!
あれ?そういえば…。
「…。師匠には、テイムしている魔物はいるんですか?」
「あぁ、いるぞ。ちょうどいい私のテイムしている魔物と一緒にいくつか魔法も見せてやる!」
そう言って、師匠は家の近くの開けた場所へ案内してくれ。
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