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4.氷の皇子?
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昼食を終えて全身をぴかぴかに磨き上げられたわたくしは、侍女たちによってレオンハルトさまとのお茶会に向かうためのワンピースを着せられております。
この国で纏う衣装は全てに太陽光を吸収する魔術を施しておりますが、念には念を入れて失礼にならない程度に厚着をせねばなりません。
肌は可能な限り隠して、首元もハイネックのレースで覆います。髪はハーフアップに結われ、あら、結び目がリボンの形になっていて可愛らしいわ。
「ふふ、素敵な結び方だわ。好みでしてよ」
「それはようございました、よくお似合いです」
「残りもお願いね、あなたたちの腕に任せます」
「勿論でございます、お姫さま」
わたくしの機嫌も上昇するというもの。素敵な髪型というのは心も華やかにしますわね。
さて、シンプルなネックレスとイヤリングを着けたらそれでお終いでございます。普段着でということは、派手なものは控えるようにとのことでございましょう。
髪への飾りも上品に、ええ、流石わたくしの侍女たちですわね、美しく仕上がっておりましてよ。これならばレオンハルトさまや、その周囲から苦言を呈されることもないでしょうね。
さて、そろそろ時間も迫って参りました。場所は本校舎の隣に建っている棟の二階、何でもサロンルームとして使用される部屋があるとのことで、そこでお茶会をとのことでございます。
とはいってもわたくしにその場所など分かるはずもありませんから、本校舎の入口前で一度顔を合わせて、そこからレオンハルトさまにご案内頂き移動という形になりますね。
「お姫さま」
「ありがとう。さあ、参りましょう。レオンハルトさまをお待たせしては我が国に対するイメージを損なうこととなりますもの」
これもまた立派な社交でございます。自国では何やかんやと理由をつけて最低限の社交場にしか出ておりませんでしたけれど、わたくしに出来ないことなどほとんどありません。
ええ、例えネモ帝国で最初のお茶会相手が皇太子殿下だとしても、立派にやり遂げて見せましょう。わたくしとてブラッドナイト王国の王家に籍を置く者でございます。
——と、気合いを入れましたけれど、やはり太陽のある昼間というのは気分が下がってしまいます。ああ、これが夜であれば、せめて夕方でしたらまだ良かったのにというのは我儘でしょうか。
日傘を差して、寮から本校舎へと侍女を連れて向かいます。嫌だと思ってもしなければならないものというのはありますし、わたくしはブラッドナイト王国の代表として留学しておりますからね。行きたくないという言葉は通用致しません。
であれば、少しでも気分を上げましょう。例えばそうですわね、美味しいお菓子を食べられるかしら、とか。
「フェリシア姫。申し訳ない、あなたをこうして待たせるなど……」
「レオンハルトさま。いいえ、わたくしの気が急いでしまっただけのことでございます。どうぞお気になさいませんよう」
そんなことを妄想していると、背後から昨晩聞いた覚えのある声がかかりました。ゆっくりと振り返れば、そこにはネモ帝国皇太子殿下のお姿が。
さっと日傘を受け取った侍女に気を向けることはせず、カーテシーのご挨拶を。マーメイドスカートといえど、ゆとりのある作りですから軽く摘むことは出来ましてよ。
「お優しい方だ。さあ、ここでは人目もありますから、中へ移動しましょう」
「はい。レオンハルトさま、わたくしに畏まることなどなさらないでくださいまし。これからは学友となるのですから、どうぞ他の方と同じように扱ってくださいな」
「それは……、分かった。ならば、フェリシア姫も同じように」
「わたくしは元々このままでございますから、お気になさらないでくださいまし。家族にもこうしてお話をしておりますのよ」
そうお伝えしますと、レオンハルトさまの目が軽く見開かれました。それほど驚くことでしょうか、けれどもわたくしはこの口調に慣れてしまいましたもの、今更変えるなど致しません。
「そうなのか。ではあなたは私——いや、俺に歩み寄ってくれていたんだな。そうか……喜ばしいことだ」
「レオンハルトさま?」
あら、何が喜ばしいのでしょう? 小声で呟かれても、わたくしには聞こえておりましてよ。しかしここで聞くのは止めておくようにと脳の中で警戒の鈴の音がなりましたから、それに従うと致しましょう。
声をかければ、レオンハルトさまは常春の笑みを浮かべて頭を横へと揺らされます。何でもないと言うのならば、わたくしもこれ以上お聞きしませんわ。
立ち話も程々に、サロンルームに向かって案内を頂いておりますけれども、すれ違う生徒と思われる方々の目が驚きに開かれているのは何故でしょうか。
ふむ、「氷の皇子が微笑んで……」「鉄仮面が……」「まるで春のよう……」あら、どなたのことでしょうか。まさかレオンハルトさま?
ふふ、違いますわよね。昨晩初めて顔を合わせた時から穏やかで春のような微笑みを浮かべていらっしゃいますし、今日も物腰柔らかでございます。
鉄仮面というのも、社交場でのことでしょうか。ええ、分かりますわ。隙を見せぬように表情は一定に保たねばなりませんもの。レオンハルトさまも同じような苦労をなさっているのでしょうね。
すれ違う者皆驚きを露わにしていますけれど、それほど強固な仮面を被っていらっしゃったのかしら。それを他国の王女とはいえ剥がしてもよろしかったのでしょうか。
まあ、無愛想にすることは出来ませんものね、であれば普段のレオンハルトさまで接してくださっても不思議ではございません。いえ、普段のレオンハルトさまを存じ上げませんけれども。
談笑しながら廊下を進みまして、階段を昇ります。その時のエスコートも完璧ですわ、流石皇太子殿下。わたくしも階段一段昇るのにも美しくありましたけれども。
案内されたのは、二階の一室でございます。扉の数は廊下の長さに対して少ないものでしたから、一部屋が広いのでしょうか。
「さあ、こちらへ。俺が贔屓にしているサロンルームだ」
「まあ、そのような場所へ連れて来て頂いたのですね。ありがとう存じます」
レオンハルトさまの付き人によって開かれた扉の向こうは、——ああ、日当たりの良い部屋でございますね。ええ、そうでしょうとも。分かっておりました。
吸血種には日光が辛いのですけれど、そう思っておりましたら、レオンハルトさまがご指示を出してカーテンを全て閉め、部屋に明かりを点してくださいました。
「部屋を暖めるために開いていたんだ。吸血種の特性は知っている、安心して欲しい」
「お気遣いまで頂き、胸がいっぱいでございます。レオンハルトさまはお優しくいらっしゃいますのね」
あら、どうして驚いた顔をなさるのでしょう、不思議な方ですわね。
この国で纏う衣装は全てに太陽光を吸収する魔術を施しておりますが、念には念を入れて失礼にならない程度に厚着をせねばなりません。
肌は可能な限り隠して、首元もハイネックのレースで覆います。髪はハーフアップに結われ、あら、結び目がリボンの形になっていて可愛らしいわ。
「ふふ、素敵な結び方だわ。好みでしてよ」
「それはようございました、よくお似合いです」
「残りもお願いね、あなたたちの腕に任せます」
「勿論でございます、お姫さま」
わたくしの機嫌も上昇するというもの。素敵な髪型というのは心も華やかにしますわね。
さて、シンプルなネックレスとイヤリングを着けたらそれでお終いでございます。普段着でということは、派手なものは控えるようにとのことでございましょう。
髪への飾りも上品に、ええ、流石わたくしの侍女たちですわね、美しく仕上がっておりましてよ。これならばレオンハルトさまや、その周囲から苦言を呈されることもないでしょうね。
さて、そろそろ時間も迫って参りました。場所は本校舎の隣に建っている棟の二階、何でもサロンルームとして使用される部屋があるとのことで、そこでお茶会をとのことでございます。
とはいってもわたくしにその場所など分かるはずもありませんから、本校舎の入口前で一度顔を合わせて、そこからレオンハルトさまにご案内頂き移動という形になりますね。
「お姫さま」
「ありがとう。さあ、参りましょう。レオンハルトさまをお待たせしては我が国に対するイメージを損なうこととなりますもの」
これもまた立派な社交でございます。自国では何やかんやと理由をつけて最低限の社交場にしか出ておりませんでしたけれど、わたくしに出来ないことなどほとんどありません。
ええ、例えネモ帝国で最初のお茶会相手が皇太子殿下だとしても、立派にやり遂げて見せましょう。わたくしとてブラッドナイト王国の王家に籍を置く者でございます。
——と、気合いを入れましたけれど、やはり太陽のある昼間というのは気分が下がってしまいます。ああ、これが夜であれば、せめて夕方でしたらまだ良かったのにというのは我儘でしょうか。
日傘を差して、寮から本校舎へと侍女を連れて向かいます。嫌だと思ってもしなければならないものというのはありますし、わたくしはブラッドナイト王国の代表として留学しておりますからね。行きたくないという言葉は通用致しません。
であれば、少しでも気分を上げましょう。例えばそうですわね、美味しいお菓子を食べられるかしら、とか。
「フェリシア姫。申し訳ない、あなたをこうして待たせるなど……」
「レオンハルトさま。いいえ、わたくしの気が急いでしまっただけのことでございます。どうぞお気になさいませんよう」
そんなことを妄想していると、背後から昨晩聞いた覚えのある声がかかりました。ゆっくりと振り返れば、そこにはネモ帝国皇太子殿下のお姿が。
さっと日傘を受け取った侍女に気を向けることはせず、カーテシーのご挨拶を。マーメイドスカートといえど、ゆとりのある作りですから軽く摘むことは出来ましてよ。
「お優しい方だ。さあ、ここでは人目もありますから、中へ移動しましょう」
「はい。レオンハルトさま、わたくしに畏まることなどなさらないでくださいまし。これからは学友となるのですから、どうぞ他の方と同じように扱ってくださいな」
「それは……、分かった。ならば、フェリシア姫も同じように」
「わたくしは元々このままでございますから、お気になさらないでくださいまし。家族にもこうしてお話をしておりますのよ」
そうお伝えしますと、レオンハルトさまの目が軽く見開かれました。それほど驚くことでしょうか、けれどもわたくしはこの口調に慣れてしまいましたもの、今更変えるなど致しません。
「そうなのか。ではあなたは私——いや、俺に歩み寄ってくれていたんだな。そうか……喜ばしいことだ」
「レオンハルトさま?」
あら、何が喜ばしいのでしょう? 小声で呟かれても、わたくしには聞こえておりましてよ。しかしここで聞くのは止めておくようにと脳の中で警戒の鈴の音がなりましたから、それに従うと致しましょう。
声をかければ、レオンハルトさまは常春の笑みを浮かべて頭を横へと揺らされます。何でもないと言うのならば、わたくしもこれ以上お聞きしませんわ。
立ち話も程々に、サロンルームに向かって案内を頂いておりますけれども、すれ違う生徒と思われる方々の目が驚きに開かれているのは何故でしょうか。
ふむ、「氷の皇子が微笑んで……」「鉄仮面が……」「まるで春のよう……」あら、どなたのことでしょうか。まさかレオンハルトさま?
ふふ、違いますわよね。昨晩初めて顔を合わせた時から穏やかで春のような微笑みを浮かべていらっしゃいますし、今日も物腰柔らかでございます。
鉄仮面というのも、社交場でのことでしょうか。ええ、分かりますわ。隙を見せぬように表情は一定に保たねばなりませんもの。レオンハルトさまも同じような苦労をなさっているのでしょうね。
すれ違う者皆驚きを露わにしていますけれど、それほど強固な仮面を被っていらっしゃったのかしら。それを他国の王女とはいえ剥がしてもよろしかったのでしょうか。
まあ、無愛想にすることは出来ませんものね、であれば普段のレオンハルトさまで接してくださっても不思議ではございません。いえ、普段のレオンハルトさまを存じ上げませんけれども。
談笑しながら廊下を進みまして、階段を昇ります。その時のエスコートも完璧ですわ、流石皇太子殿下。わたくしも階段一段昇るのにも美しくありましたけれども。
案内されたのは、二階の一室でございます。扉の数は廊下の長さに対して少ないものでしたから、一部屋が広いのでしょうか。
「さあ、こちらへ。俺が贔屓にしているサロンルームだ」
「まあ、そのような場所へ連れて来て頂いたのですね。ありがとう存じます」
レオンハルトさまの付き人によって開かれた扉の向こうは、——ああ、日当たりの良い部屋でございますね。ええ、そうでしょうとも。分かっておりました。
吸血種には日光が辛いのですけれど、そう思っておりましたら、レオンハルトさまがご指示を出してカーテンを全て閉め、部屋に明かりを点してくださいました。
「部屋を暖めるために開いていたんだ。吸血種の特性は知っている、安心して欲しい」
「お気遣いまで頂き、胸がいっぱいでございます。レオンハルトさまはお優しくいらっしゃいますのね」
あら、どうして驚いた顔をなさるのでしょう、不思議な方ですわね。
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