長編小説

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第27巻 ある男の物語

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長編小説
ある男の物語
第27巻
男は絶対に愛すことはしなかった。そして絶対に愛さないことはしなかった。それは誰も不幸にせず誰も幸せにしない。好きだと言うが付き合うことはなく。嫌いだと言うが離れるわけでもない。男は理想の世界があった。男は会社を建てた。その会社は絶対に定時に帰った。5時に帰らなければ逆に給料が引かれる。しかし絶対に立って仕事をしなければいけなかった。だが体調が悪い人がいれば全員椅子に座らなければならず。だが誰もそおすると体調を崩さなかった。だから男が毎回体調を崩す。男は商品を作る。そおして広告を出すが、商品は置いていない。だがどれか一つ商品を無料でいつもあげる。男は自分に好意を持つ人がいたら、付き合いはしなかった。だが離れるわけでもなかった。女がまた新たな出会いを見つけるまでいてあげた。しかし男は、離れようとするが、離れようとはしない。男は女に好きと言うが付き合うことはない。男は競合他社に自分たちの強みを教えた。しかし肝心なところは教えなかった。しかし競合他社に色々な情報を教えた。しかし弱みは教えなかった。男はプレゼンをした。プレゼンはいつも意味のわからないことを言っていた、しかし急に本題に戻る。と思ったら次は朝食の話をしたと思ったら本題に戻った。男は自分が好きな女に、面白い姿を見せた、しかし悲しい姿も見せた。強い姿を見せた、しかし弱い姿を見せた。男はいつも水曜日はリモートワークにしたと思ったら次の週は通勤にした。しかし次の週は水、木がリモートだった。男はその月は給料を下げたと思えば、次の月は訳のわからん額の給料を支払った、男は女性と飲みに行くかと、誘った、しかし飲みには行かなかった。次の日は飲みに誘おうとみせかけて飲みに誘った。だが飲みに行く途中で急に家に帰ったら。と見せかけたら戻って来て飲み会に行った。と思ったら、男は途中で本当に家に帰ったら。次の日は途中に何も知らせもなく飲み会に来た。そおして最後までいて、女性はここぞと誘ったが、男は家に帰った、次の日は飲み会で女性を夜の世界に誘ったと思ったらやっぱりやめて家に帰った。男は理想があった、誰にも理解されず、誰にも語られることもない物語。男はいつも変なことをしているがすることはしていた。そうして、してはいけないことはしなかった。だから男は人を惹きつけた。そおして一つの国を作った。しかしすぐその国を解体した。そおしてまた国を作った。男はそんな理想を考えた。しかし男は何もしなかった。何も行動しなかった。男はこの世の全てを見通しているから。
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