ぎゅっ。

桜花(sakura)

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たすけてマーク

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  「ごめんね 。びっくりさせちゃったね。 パパとママと公園《こうえん》にきたのかい?」  


 パパもしゃがんて、女の子《おんなのこ》に、優《やさ》しく話《はなし》かけました。   


    ヴィントとルーナもしゃがみました。 


 「お洋服《ようふく》にバッチがついてる」   

   ヴィントが、いいました。  

 「かあいいね」   


   ベルクが、いいました。  


「たすけてマークだ」   


  ルーナがちっちゃな声《こえ》で、つぶやいたんです。   

 「あら、本当《ほんとう》ね。病院《びょういん》のみなさんと、子供《こども》たちがつけているバッチだわ」   ママが、言《い》いました。   

    ルーナはね。少《すこ》し体《からだ》が弱《よわ》いの。   


 おカゼをひいたり。お熱《ねつ》がたまにでちゃうの。   そんなときは、病院《びょういん》でおとまりして、先生《せんせい》に診《み》てもらってるの。  


「ごめんね。見《み》せてくれるかい?」   

  パパは女の子《おんなのこ》にそう言《い》うと。   

   
     洋服《ようふく》につけた。2つのバッチにいてあることを。   

  みんなに、読《よ》んで、聞《き》かせてくれました。 

 
「わたしは『右耳《みぎみみ》』が聞《き》こえません。まっすぐに目《め》を見《み》て 。ゆっくりと、大《おお》きな声《こえ》で、お話《はなし》してください」  

  「わたしは、左耳《ひだりみみ》に、補聴器《ほちょうき》をつけています。左耳《ひだりみみ》の近《ちか》くで。ゆっくりとお話《はなし》してください」   


  バッチには、そう書《か》いてあったんです。  
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