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カッコいい騎士

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 リョウside

  施設から戻り、冴多氏のマンションにてパンをつまみに晩酌中

心紀「リョウ、俺の家幸せ過ぎて当たり前が当たり前じゃなかった」

リョウ「貴方の家を基準に…イヤ本来はそうあるべきなのにね」

心紀「可愛い子達なのに…マナミちゃん大丈夫かな?」

リョウ「レイ王子が…冴多さん、本当はからかってやろうって考えてたの…頑張れ珠稀ちゃんの事」

心紀「うん、リョウも。ふうちゃんを守れるのはリョウだけだから」


 俺は思わず思い出し笑いしちゃって

心紀「何だよ?気持ち悪いなっ!」

リョウ「騎士のレイくん、凄かったなと思って」

心紀「あー!でもカッコよかったね」


ー回想ー


 コンコンコン!


珠稀『はいどうぞ』

玲『いた!マナ!帰るぞ!』

風華『あれ?玲くんどうしたの?』

 
 どうしたの?って言うか…

 きっと俺と、冴多さんを猛烈に警戒しているんですな?

 睨みが凄いもん


玲『マナ!』

珠稀『愛実ちゃんは今日は…』

玲『分かってる。珠ちゃんはそうしてくれるって』

風華『愛実ちゃんのこれからの事、一緒に考えてくれる?』

玲『わかった!今度こそ俺が守るんだ!ふうちゃんも、珠ちゃんもありがと。マナの話し聞いてくれて。チョー先生にもお礼言わなくちゃ』

愛実『うん。レイちゃんいつもありがと』


 おーレイくん!照れちゃって真っ赤!可愛いねぇ


風華.珠稀『愛実ちゃん大丈夫だからね』

愛実『おやすみなさい。ふうちゃん、珠ちゃん…おやすみなさい…えっと、リョウくん、心紀くん…私にパンの作り方を教えてくれますか?』

リョウ.心紀『OK!!マナミちゃん!』

玲『マナ!』

愛実『レイちゃん!おやすみなさいして!』

玲『おやすみなさい…ふうちゃん珠ちゃんリョウさん、心紀さん。マナのパンありがとう…」

リョウ.心紀『お休みなさい!マナミ、レイくん!』

風華.珠稀『お休みなさい。愛実ちゃん、玲くん』


リョウ『カッコいい騎士だ』



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