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周囲の人間達の罪、help!子供達の不安

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  リョウside

 毎回思うんだよね。ふうちゃん、珠稀ちゃん、子供達が経験してきた事。当事者達より周りが事を大きくしたりしてんじゃねーか?って

リョウ「チョー先生は何ておっしゃったの?先生が納得されたのに、それを周りが許さなかったって事は…」

珠稀「凄い人だね…御厨さん…」

風華「ね?…チョー先生は『知抄ちゃんの様子を良く見てあげて下さい。親御さん達が何か言って来るかもしれないから』…と」

リョウ「なるほど…それからもう一つ!知紗ちゃんが保育園って事は他の皆は小学生で、ふうちゃん、珠稀ちゃんは高校生…優しい人達だから自分達を責めたりするんだろうけど。状況だけ見たら仕方ない事だよね?その時は助けられなかったかもしれないけど。後で皆は一生懸命フォローして来たんだろう?…しかし…何か怖いな…その後の方がもっと怖い事が起きた…の?」

 ついさっき…

風華『私…御厨さんを信じたいです…』


 って…なのに珠稀ちゃんが俺の事を誉めてくれた後『ね?』だけって…

 それに表情も…どうしたら俺は貴女の心の中に…入れますか?

 ふうちゃん…

 

ーコンコンー

珠稀「はい?」

 開いた扉の向こう…

 オチビちゃん達と過ごしてた、拓くんが居たんだけど…

風華「何かザワザワしてる?」

 それなんですよね?

 何かさっきから外の様子が…

珠稀「拓くん何かあった?」




 



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