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スカラフレースとキュロット2

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  風華「凄い決断されましたね」

リョウ「大勢の人に料理食べてもらう… 達成感がある。でも子供達の為に… って思い始めてさ、冴多さんは少数精鋭の料理作った方が… どうしてもパニクったりすると。ね?」

 
 そう。俺と冴多さんは園でお世話になる事にしたんだ

風華「じゃあ、お店は?」

リョウ「佐藤さんに責任者任せて。丹部さんにも。ずっと師匠と話し合いをね。その後からチョー先生と…」

風華「え?園の事が後?」

リョウ「うん。事務長、嘱託医?看護師、管理栄養士… 保育士、児童指導員、家庭支援専門員?心理療法士、ソーシャルワーカーさん達… えと…」

風華「生半可な気持ちで決めたんじゃないって分かります!今言った人達と真剣に話を… 私が言いたいのは… そんな危ない橋!」

リョウ「背水の陣。丹部さんと佐藤さんに有利な条件と、店の権利の譲渡とか。妥協したく無い事が沢山あって。自分を追い込んだら必死さが相手に伝わると思って… お陰でスゲー好条件で… 俺は新しい道に進めるんだ!」

風華「相田さんが、半年で定年なのに誰も次が… とか不思議で… 子供達の調査のおかげで、9月から。っていうキーワードが。皆を、園を考えて下さる御厨さんと、冴多さん。チョー先生が、子供達の身の上とか、お二人に話をするの許した… 『そういう事だよね?』って大きい子供達が… だからもしかしたら?って…」

リョウ「ホント侮れん!冴多さん冗談も下手… あれだけヒント出し過ぎって… ゴメン。今頃… 健ちゃんと知抄ちゃんどうなった?」

風華「時田先生一般論で…でも健ちゃんの不安と重なって。…吉川先生は時田先生に『子供達の為、事務手続き頑張ってるの知ってるよ』って言われて一層…でも、知抄ちゃんの為!一番の最善策は?って考えてたら私欲より… 知抄ちゃんのありがとう…に号泣されて…」



 あ、ちなみに、子供達(俺達の事)

 『ヤッター!』

 の大合唱でしたよ(笑)






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