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オイラが健の父ちゃん

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  リョウside

 マンション飲み会


 山乃さんね、健ちゃんが、シチューにお砂糖を入れた日に決めたって

 
 ずっと疑問だった

 ナゼ、ふうちゃんと、珠稀ちゃんが居なくなると感じたのか?

 チョー先生が教えてくれたんだ

チョー先生『健ちゃんは、3年前からご両親の命日に親戚の集まりへ。親切な親戚が『健ちゃんのお父さん、お母さん帰らないよ』と。健ちゃんは、月1回会っている祖父母に『お父さんとお母さんにいつか会えるよ』ってそれが根本から覆されて… 時田先生の言葉に… 一気に不安が… そして、あのお砂糖事件に繋がった』



 その話を聞いた山乃さん

 もう一つの理由は…


英士「『子供はいらない』って俺と二人でって」

倫「姉ちゃん… 『子供が出来ない』って言われた時すんげー泣いたんだ…」


珠稀「辛いですね…」

英士「で。健ちゃんのことを話したの!」

心紀「誤解しないでね?7歳の子?大変じゃ… 上手く言えない…」

リョウ「分かるよ… それでも。一緒に暮らしたいって結論出したんですよね?」

英士「だって!マジ可愛いんだもん!」

リョウ「ふうちゃん大丈夫?何も言わないけど…」

風華「子供達に『健ちゃんちゃんだけなの』そう言ったら… 颯汰くんが『自分達には、ふうちゃんや珠ちゃん、チョー先生達がいる!それに片親でもどっちか居る… 健には… だから嬉しい』って… 皆も『ヤッター』って…」

リョウ「本当良い子達。これからは俺も一緒に。ふうちゃんも、子供達も守るから!」

心紀「俺、珠稀ちゃんが安心して付いて来れるような男になる!一緒に。子供達も守るから!」


 あーあ、二人とも泣いちゃった…


倫「ありがとう英士さん。姉ちゃんと健ちゃんの事… 宜しくお願いします…」


 倫くん、山乃さんも泣いて…

 …冴多さん言うに及ばず!


 俺も自然と涙溢れて…







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