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俺との時間を楽しんで下さいませんか?
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風華ide
安心感を感じてるし
一緒にいて、穏やかな気持ちなのも変わらないの
けど
観覧車という狭い空間でなのか、目の前に座っている御厨さんの
格好良さにドキドキして…
光沢のあるグレーのスーツを、ビシッと着こなして、インナーのワイシャツはブラック
ネクタイもブラック。胸ポケットには、ホワイトのハンカチーフまで挿して…
園ではジャージだったり、何ならスウェットで居ることもあるし。コックコート姿にちょっと仕事で着る服だって、今の時期なら、セーターにJEANSとかラフな格好が多い、御厨さんなのに
その御厨さんは凄く楽しそうで… 昨日の私の事を、小悪魔ちゃんってずっと言ってて
か、可愛いとか褒めてくれて
私からしたら、御厨さんの方が小悪魔で… その小悪魔さんは私の隣に座って
今は、微かな小っちゃな声で鼻歌を歌ってるの
ふと
風華「凛ちゃん大丈夫かな?」
って呟くと表情を引き締めて
リョウ「職員としては、チョー先生や、麗佳ちゃん達、先生方がいるから大丈夫!って答えになるんだけど、俺個人としては、全く!皆して自分の事を後回しにして!って言たいかな」
風華「そうですね…」
リョウ「けど… 凛ちゃんの気持ちも分かるよね。例えちょっと具合悪いからって、大好きなお姉ちゃん達、鈴奈ちゃん、萌ちゃん、知抄ちゃん3人が揃って泣いてるんだもん。皆は、集まってるしさ。自分だけ一人で… なんて嫌だよね?それに。凛ちゃん自身もあったかい服装してたし、先生方や子供達まで、様子を見てケアもしてた」
風華「ハイ…」
本当に御厨さんは優しい人だ…
なのに… 私
リョウ「ふうちゃん?何か落ち込んでるけど… 俺と居ながら他の事を。とか思ってんなら無しね? 俺だって凛ちゃんの事は心配だし… そうだ、園に連絡入れてみよ?それで安心出来たら… 忘れろとは言わない。暫くチョっと。他の事を置いといて、俺との時間を楽しんで下さいませんか?」
安心感を感じてるし
一緒にいて、穏やかな気持ちなのも変わらないの
けど
観覧車という狭い空間でなのか、目の前に座っている御厨さんの
格好良さにドキドキして…
光沢のあるグレーのスーツを、ビシッと着こなして、インナーのワイシャツはブラック
ネクタイもブラック。胸ポケットには、ホワイトのハンカチーフまで挿して…
園ではジャージだったり、何ならスウェットで居ることもあるし。コックコート姿にちょっと仕事で着る服だって、今の時期なら、セーターにJEANSとかラフな格好が多い、御厨さんなのに
その御厨さんは凄く楽しそうで… 昨日の私の事を、小悪魔ちゃんってずっと言ってて
か、可愛いとか褒めてくれて
私からしたら、御厨さんの方が小悪魔で… その小悪魔さんは私の隣に座って
今は、微かな小っちゃな声で鼻歌を歌ってるの
ふと
風華「凛ちゃん大丈夫かな?」
って呟くと表情を引き締めて
リョウ「職員としては、チョー先生や、麗佳ちゃん達、先生方がいるから大丈夫!って答えになるんだけど、俺個人としては、全く!皆して自分の事を後回しにして!って言たいかな」
風華「そうですね…」
リョウ「けど… 凛ちゃんの気持ちも分かるよね。例えちょっと具合悪いからって、大好きなお姉ちゃん達、鈴奈ちゃん、萌ちゃん、知抄ちゃん3人が揃って泣いてるんだもん。皆は、集まってるしさ。自分だけ一人で… なんて嫌だよね?それに。凛ちゃん自身もあったかい服装してたし、先生方や子供達まで、様子を見てケアもしてた」
風華「ハイ…」
本当に御厨さんは優しい人だ…
なのに… 私
リョウ「ふうちゃん?何か落ち込んでるけど… 俺と居ながら他の事を。とか思ってんなら無しね? 俺だって凛ちゃんの事は心配だし… そうだ、園に連絡入れてみよ?それで安心出来たら… 忘れろとは言わない。暫くチョっと。他の事を置いといて、俺との時間を楽しんで下さいませんか?」
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