犯者への罰

ザボン

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ホテルでの事があってから、また一週間が経った。
気持ちのわだかまりは時間が癒してくれ、段々と日常を取り戻してきた。
あと何回か授業に出れば夏休みだ。そうしたらどこかに行って気分転換でもしよう!
と考えていた。
ずっと木村の家にいると、使い捨てコンタクトが流石に足りなくなったので、1歳違いの弟に学校の帰りに持って来るようにLINEした。
その日の夕方、(ピンポーン)とインターフォンがなり、木村が出ると弟だった。
「あ、水島です。兄からここにこれを持ってくるように言われて」
と玄関の方から聞こえたので顔を出した。
「サンキュー」
それだけ言うと、コンタクトを一箱受けとり、また奥に戻った。
「あ、弟の廉です。兄がお世話になってます」
「えー、木村です。よろしく」
と自己紹介しているのが聞こえた。
(廉も大人になったな、もう高3だもんな)
と少し思った。

翌日、またインターフォンがなった。
木村が出迎えてリビングに入ってきたのは由美ちゃんだ。
(えっ、俺たちの関係は由美ちゃんに内緒のハズ)
僕は木村を見た。
「とても言いにくいんだけど」
と、木村が改まって言った。
横で由美ちゃんは聞いている。
「水島、俺はお前をかっこいいと思ったし、今でも思う。やりてーのは嘘ではない」
やっぱりあのあとの関係も由美ちゃんは知っていたのだ!
僕が動揺してると、それを察して
「二人の関係は昨日打ち明けられたのよ、全くコソコソと!」
と由美ちゃんは少し不満を言った。
「ゴメン、俺たちの二人の仲は、内緒にする約束だったけど、もう、どうしても我慢できなくて・・・・」
(僕、何かしたか?)
と考えてると、木村が続けて言った。

「お前の弟の廉君と、どうしてもやりてーんだ」
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