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思い出すたび
記憶の旅
しおりを挟む家にて
「あこ。重要なお話があるの。ちょっと来て。あなたも」
「あ、ああ。分かった。おーい。あこー。」
「なにー?重要なお話って。」
そして私はソファーに座る。
「あこ。あこはこれから旅に行くの。記憶の旅。」
「記憶の旅?何をするの?何処に?」
「記憶の旅はね?病院で少しずつ治療しながら記憶を思い出すのよ。それには入院しなきゃならない。それでも良い?」
「うん。たっくんの事が関係してるのかもしれないし。私、頑張って記憶思い出す!」
「あこ。大人になったな!昔なんて病院いくたびに泣いてたのに。」
お父さんはいう。 こうして私は記憶の旅の為しばらく入院することになった。
来週かららしい。
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