優しさ・気遣いポイントを使った男の異世界ゆっくり生活

シオジオスイッチ

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2話 【ユーロラル】という世界に来ました。

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転生をさせてもらったが、どこだか分からない場所にいた。
「ここ、どこだろう宿屋なのかな?」

と考えている最中に部屋に1人の女性が入ってきた。

「あの、大丈夫ですか。」

茶色の長髪の女性は、僕を心配そうに見て話をした。

「森で倒れて寝ていたのでお父さんに運んでもらったんです。」

「そうだったんですか、助けてくれてありがとうございます。ここは、どこなんですか?」

僕は、ここが何処だか分からなかったので場所を聞いてみた。

「ここは、ラタル村の宿です。」

「そうですか、あ忘れてました。僕の名前は、ゆ、いやショウと言います。」

「ショウさんですか、私はフェナと言います。」

「唐突にすいません、あの、フェナさんこの世界はなんというんのですか?」

「え、本当に唐突ですね。でも聞かれたので説明しますね。」

フェナさんの話を聞くと、ここは【ユーロラル】という世界らしい。そしてこの近くには、【フォーリナス】という栄えている国があるらしい。
 
【フォーリナス】か行ってみたいなと考えつつ、どう行けるか僕は、聞いてみた。

「あの、ここから【フォーリナス】に行くにはどうすればいいんですか?」

「え、【フォーリナス】に行きたいんですか?なら私達の馬車に乗りますか?」

「いえ、さすがにそこまでは、頼めませんよ。」

「いえ、ここであったの何かの縁ですし。」

凄く優しい人だな、他の人に気を遣われたのは久しぶりだな、ここはフェナさんのご好意に甘えよう。

「では、お願いします。」

「それじゃあ、お父さんにお願いしてきますね。」

そう言ってフェナさんは、扉を出ていった。

僕も、フェナさんに続いて扉を出て下に降りたら、フェナさんとフェナさんお父さんらしき人と話してた。

「おお、どうやら無事なようだね。」

「はい、助けていただきありがとうございます、僕はショウと言います。」

「いやいや、気にしないでいい見つけたのは娘だからな、そういえば名乗ってなかったね、私はブロという。早速だが向かってもいいかな【フォーリナス】に向かってもいいかな?」

「は、はい助かります。」

「そういえば、鞄を落としていたから、拾ってそこに置いといたよ。」

そう言われ僕は、鞄を取り中身を見たら手紙が入ってあった。
どうやら神様からみたいだ。

「ごめんね、転生をいきなりさせちゃって、少なからずお金と食べ物と水を入れといたから、あとステータスもちゃんと確認してね。」

どうやら、神様が気を遣ってくれたようだ。お金は、金貨30枚入っていた。ちなみにお金の価値は日本円にするとこうらしい。この国では1円のことを1ガルというらしい。

青鉄貨 1枚        →                  1円
鉄貨     1枚  →             10円
銅貨     1枚  →           100円
銀貨     1枚  →        1,000円
金貨     1枚  →         10,000円
大金貨 1枚     →    100,000円
白金貨 1枚     → 1,000,000円

鞄の中にまだ他に何かないかと見てる最中に声をかけられた。

「ショウくん、そろそろ行くけどいいかい?」
「は、はい。すいませんすぐに行きます。ステータスは、まぁ馬車に乗せてもらった時に見てみるか。」

こうして、僕はブロさんの馬車に乗せてもらいそこで改めてステータスを確認することにした。
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