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きもち
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「どうぞ、あいてますよ」
みらいちゃんの声がしました。
ひなちゃんはいつもよりすこし早くドアをあけました。
「あれ、ひなちゃんどうしたの?そんなに体をぬらして…何かあったの?」
みらいちゃんはおどろいて、手に持っていたやかんを台所にさっとおいて
ひなちゃんのもとにかけよりました。
「みらいちゃん、あのね…やっとみらいちゃんの色が
見えるようになるお薬をみつけたよ!」
ひなちゃんは驚いて目をまんまるにさせているみらいちゃんに
大事に持ってきたお薬をわたしました。
お薬のどんぐりは見つけたときとおなじように、
みらいちゃんのてのひらでピカピカに光っています。
「ひなちゃん…ずっとさがしていてくれたんだね。
体がたくさん濡れるくらい、さがしてくれたんだね
フクロウのお医者さんが来たときに、きっとお薬がなかったんだと思っていたんだよ」
みらいちゃんはお薬をみつめてポロポロと泣き出してしまいました。
「フクロウの先生がね、お薬の場所をおしえてくれたの。
とっても遅くなっちゃったけど、やっとみらいちゃんにわたせたよ!
さぁのんでみて。きっと…きっと色が見えるようになるよ!!」
ひなちゃんの言葉にみらいちゃんはコクンとうなづいて、お薬を口に入れました。
ポリポリポリ…ゴクン。
みらいちゃんは涙を手でぬぐって、しっかり前をみつめました。
ひなちゃんの泣きそうな顔が見えます。
「どう?みらいちゃん、色が見えるかなぁ…」
みらいちゃんの声がしました。
ひなちゃんはいつもよりすこし早くドアをあけました。
「あれ、ひなちゃんどうしたの?そんなに体をぬらして…何かあったの?」
みらいちゃんはおどろいて、手に持っていたやかんを台所にさっとおいて
ひなちゃんのもとにかけよりました。
「みらいちゃん、あのね…やっとみらいちゃんの色が
見えるようになるお薬をみつけたよ!」
ひなちゃんは驚いて目をまんまるにさせているみらいちゃんに
大事に持ってきたお薬をわたしました。
お薬のどんぐりは見つけたときとおなじように、
みらいちゃんのてのひらでピカピカに光っています。
「ひなちゃん…ずっとさがしていてくれたんだね。
体がたくさん濡れるくらい、さがしてくれたんだね
フクロウのお医者さんが来たときに、きっとお薬がなかったんだと思っていたんだよ」
みらいちゃんはお薬をみつめてポロポロと泣き出してしまいました。
「フクロウの先生がね、お薬の場所をおしえてくれたの。
とっても遅くなっちゃったけど、やっとみらいちゃんにわたせたよ!
さぁのんでみて。きっと…きっと色が見えるようになるよ!!」
ひなちゃんの言葉にみらいちゃんはコクンとうなづいて、お薬を口に入れました。
ポリポリポリ…ゴクン。
みらいちゃんは涙を手でぬぐって、しっかり前をみつめました。
ひなちゃんの泣きそうな顔が見えます。
「どう?みらいちゃん、色が見えるかなぁ…」
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