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生徒会のお仕事
生徒会のお仕事④
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「会長は、どうしたらいいと思います?」
ダメ人間なところの俺には、到底いい考えなんて思い浮かばないと思うので、とりあえず、会長さんに話を振ってみた。
「今のわたしは、会長ではないぞ。D.J.ミヤコだ!」
会長さんは、頬を膨らませてプイッと反対を向いてしまった。……これは、少し拗ねてるな……
「会長さん、とりあえず、こっち向いてくださいよ」
「…………」
D.J.ミヤコと呼ばないと返事をする気がないらしい。あと和泉さん、後ろでクスクス笑ってないで助けてくれよ……
「D.J.がいい……」
会長さんは、指をモジモジしながらそう呟いた。
「はぁ、分かりましたよ。D.J.ミヤコは、どう思う?」
俺がそう聞くと、会長さんは、顔をガバッと上げてマイクをガッシリ握る。
「お答えしよ~!厚揚げさん……気合いがあれば、何とかなるさ!」
「そんなのでいいんですか?」
「え?ダメなのか?……それなら、これはどうだ!厚揚げさん。部員全員と決闘をするんだ!死闘を乗り越えた先にあるのは、熱い友情が……」
「いや、決闘はダメでしょ!」
「これもダメか~」
会長さんは、まだブツブツ「少年マンガの鉄板なのになぁ」とか呟いてる。
会長が宛にならなさそうなので、返事の枠を見てみるが「この悩みは、難しいねぇ……後でみんなで考えましょう」としか書かれていない。……もう、このまま読んで終わらせようかな……
俺が少し諦めていると、何やら視線を感じた。後ろを見てみるとよく分からないが、和泉さんが期待の眼差しで俺の方を見ていた。
……いやいや、そんな風に見られても何もないですよ?……
「わたしには、思い付かないな……ヒナ!あとは、任せたぞ!」
会長さんも無責任に俺にバトンタッチしてくる。
「……そうですね、特に思い付かないけど……まあ、時間が解決するでしょ。みんな本番ギリギリになったら慌てるだろうから、その時に心を一つにして頑張ればいいんじゃないでしょうか?それまでは、厚揚げさんとやる気のある人たちで頑張って下さい」
「ほほう……とりあえず、厚揚げさんもそんな感じで頑張ってくれ!それじゃあ、次のお便りは……」
会長さん的には、今の俺の回答でよかったらしく、さらっと次にいった。
この後のお便りは、基本どうでもいい意見ばかりで第一回目の放送は、無事終えることができた。
ダメ人間なところの俺には、到底いい考えなんて思い浮かばないと思うので、とりあえず、会長さんに話を振ってみた。
「今のわたしは、会長ではないぞ。D.J.ミヤコだ!」
会長さんは、頬を膨らませてプイッと反対を向いてしまった。……これは、少し拗ねてるな……
「会長さん、とりあえず、こっち向いてくださいよ」
「…………」
D.J.ミヤコと呼ばないと返事をする気がないらしい。あと和泉さん、後ろでクスクス笑ってないで助けてくれよ……
「D.J.がいい……」
会長さんは、指をモジモジしながらそう呟いた。
「はぁ、分かりましたよ。D.J.ミヤコは、どう思う?」
俺がそう聞くと、会長さんは、顔をガバッと上げてマイクをガッシリ握る。
「お答えしよ~!厚揚げさん……気合いがあれば、何とかなるさ!」
「そんなのでいいんですか?」
「え?ダメなのか?……それなら、これはどうだ!厚揚げさん。部員全員と決闘をするんだ!死闘を乗り越えた先にあるのは、熱い友情が……」
「いや、決闘はダメでしょ!」
「これもダメか~」
会長さんは、まだブツブツ「少年マンガの鉄板なのになぁ」とか呟いてる。
会長が宛にならなさそうなので、返事の枠を見てみるが「この悩みは、難しいねぇ……後でみんなで考えましょう」としか書かれていない。……もう、このまま読んで終わらせようかな……
俺が少し諦めていると、何やら視線を感じた。後ろを見てみるとよく分からないが、和泉さんが期待の眼差しで俺の方を見ていた。
……いやいや、そんな風に見られても何もないですよ?……
「わたしには、思い付かないな……ヒナ!あとは、任せたぞ!」
会長さんも無責任に俺にバトンタッチしてくる。
「……そうですね、特に思い付かないけど……まあ、時間が解決するでしょ。みんな本番ギリギリになったら慌てるだろうから、その時に心を一つにして頑張ればいいんじゃないでしょうか?それまでは、厚揚げさんとやる気のある人たちで頑張って下さい」
「ほほう……とりあえず、厚揚げさんもそんな感じで頑張ってくれ!それじゃあ、次のお便りは……」
会長さん的には、今の俺の回答でよかったらしく、さらっと次にいった。
この後のお便りは、基本どうでもいい意見ばかりで第一回目の放送は、無事終えることができた。
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