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星の船・愛の船2
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「おはようございます、今日1日よろしくお願いします。」
「こ……こちらこそ…」
大丈夫かな?凄く顔が赤くなっている。それにしどろもどろだし。今日1日持つのかな?まずはスタッフルームでお茶を飲みながら、お話しよう。
「単刀直入に聞くよ。僕の担当になりたくなかった?」
「い……いいえ!嬉しかったです!!本当に嬉しかったです!貴方の担当になることが出来ましたから。」
「?でも、余り嬉しそうに見えないし、他の人達と反応が違うよ?」
「!それは…他の人はわかりませんが、私は嬉しかったです。他の人達と反応が違うかも知れませんが……」
顔が物凄く赤くなっている。『頭から湯気が出そうな』と、言う表現がピッタリくるみたいだけど。本当に熱が無いのかな?
「!!い…いきなり、な…何するんですか!!」
おでこに手を当てたら怒らせてしまった。?違う?ビックリした?本当に反応が面白い。いままでの人達は、そんな風にしなかったし答えてくれなかった。僕より年上なのに、なんかカワイイな。頭を撫でてあげよう。
「いままでこの船で見かけなかったけど、何処のエリアにいたの?」
「あ……えっと……スタッフ予備の1人です……何処のエリアでもありません……マザーコンピューターから聞いたことはありませんか?」
スタッフ予備?聞いたことはないかな?……首をかしげて考えても思い出せない……
「聞いたことは…ない…かな?多分僕には、必要ないと判断されたかもしれない。」
「そうですか……では、これを忘れてください…と、言っても…ダメでしたね…」
そう、忘れることが出来ない……僕は、全てを覚えてなくちゃいけないから。そういう立場だから。
「うん、知ってると思うけど覚えていなくてはいけないんだ。だからマザーコンピューターは、僕をあの場所に置くんだと思うよ。でも、君の話で多分僕の予備も居るとわかったよ。」
淡々と話をしていたら何故か目の前が暗くなった……なに?と思ったら抱きしめられていた。何で?だろうこんなの分からない。
「何?」
「……僕がこうしたいと思ったからです……」
ますます分からない。でも、これで気がすむなら、しばらくこのままでいよう。
……心臓の音って落ち着くな……何かの本に書いてあった……母親の体内にいる時を思い出すから……だっけ?でもおかしいな。僕には、親は居ないはず。マザーコンピューターが精子と卵子を選び、培養液の中で育て上げたから。でも、この音を聞いてると眠くなる。ファー……眠い……スゥスゥ……
……うーん…良く寝た…?あれ?えっと?
「あ……起きましたか?」
「??」
??僕何で此処で寝ているの?これって膝枕?
「?えっと?何で?」
「あの、眠ってしまったので横にしました。覚えてますか?」
あぁ、いきなり抱きしめられて、そしたらなんか眠くなって、そのまま眠ってしまったんだ。
「心臓の音を聞いてたら、何か眠くなって………。どのくらい眠っていたの?」
「一時間位です。」
「ふーん、その間何をしていたの?」
「何も………」
「何もしないでいたの?」
「はい………」
「何もしないで、ただ僕の顔を見てたの?」
『ボン!!』ていう音が聞こえて来そうなほど、一気に赤くなった。そうして、僕から見ても面白いくらい動かなくなった。
「オーイ。」
声をかけても、反応がない。ペチペチ頬を叩いても反応がない。
「オーイ!カルシュ!」
今度は少し強めに声をかけて、顔を近づけて見た。
「……うわっ!?な…何をしてるんですか!?」
??何をって動かないから、おでこ同士をくっ付けてみたんだけど、何処かおかしかったのかな?
「カルシュこそどうしたの?熱はないのに赤くなるし、いきなり挙動不審になるし。」
おでこをつけたまま聞いてみる。本当に反応が面白いな。顔を赤くさせ口をパクパクさせながら離れていく。追いかけようとしたらますます離れていく。追い掛けっこ?スタッフルームの中で追い掛けっこが始まった。
「何で追い掛けて来るんですか?」
何故って………
「逃げてるから捕まえようと思って!」
数分間の追い掛けっこ……カルシュが諦めて捕まってくれた。
「捕まえた!」
「捕まって挙げたんです。何なんですか?いきなり。」
逃げるから追い掛けただけだし、これと言って理由はないかな?何でだろう?あえて言えば……
「心臓の音が聞きたい、落ち着くから。」
と、言って抱きしめた。
「こ……こちらこそ…」
大丈夫かな?凄く顔が赤くなっている。それにしどろもどろだし。今日1日持つのかな?まずはスタッフルームでお茶を飲みながら、お話しよう。
「単刀直入に聞くよ。僕の担当になりたくなかった?」
「い……いいえ!嬉しかったです!!本当に嬉しかったです!貴方の担当になることが出来ましたから。」
「?でも、余り嬉しそうに見えないし、他の人達と反応が違うよ?」
「!それは…他の人はわかりませんが、私は嬉しかったです。他の人達と反応が違うかも知れませんが……」
顔が物凄く赤くなっている。『頭から湯気が出そうな』と、言う表現がピッタリくるみたいだけど。本当に熱が無いのかな?
「!!い…いきなり、な…何するんですか!!」
おでこに手を当てたら怒らせてしまった。?違う?ビックリした?本当に反応が面白い。いままでの人達は、そんな風にしなかったし答えてくれなかった。僕より年上なのに、なんかカワイイな。頭を撫でてあげよう。
「いままでこの船で見かけなかったけど、何処のエリアにいたの?」
「あ……えっと……スタッフ予備の1人です……何処のエリアでもありません……マザーコンピューターから聞いたことはありませんか?」
スタッフ予備?聞いたことはないかな?……首をかしげて考えても思い出せない……
「聞いたことは…ない…かな?多分僕には、必要ないと判断されたかもしれない。」
「そうですか……では、これを忘れてください…と、言っても…ダメでしたね…」
そう、忘れることが出来ない……僕は、全てを覚えてなくちゃいけないから。そういう立場だから。
「うん、知ってると思うけど覚えていなくてはいけないんだ。だからマザーコンピューターは、僕をあの場所に置くんだと思うよ。でも、君の話で多分僕の予備も居るとわかったよ。」
淡々と話をしていたら何故か目の前が暗くなった……なに?と思ったら抱きしめられていた。何で?だろうこんなの分からない。
「何?」
「……僕がこうしたいと思ったからです……」
ますます分からない。でも、これで気がすむなら、しばらくこのままでいよう。
……心臓の音って落ち着くな……何かの本に書いてあった……母親の体内にいる時を思い出すから……だっけ?でもおかしいな。僕には、親は居ないはず。マザーコンピューターが精子と卵子を選び、培養液の中で育て上げたから。でも、この音を聞いてると眠くなる。ファー……眠い……スゥスゥ……
……うーん…良く寝た…?あれ?えっと?
「あ……起きましたか?」
「??」
??僕何で此処で寝ているの?これって膝枕?
「?えっと?何で?」
「あの、眠ってしまったので横にしました。覚えてますか?」
あぁ、いきなり抱きしめられて、そしたらなんか眠くなって、そのまま眠ってしまったんだ。
「心臓の音を聞いてたら、何か眠くなって………。どのくらい眠っていたの?」
「一時間位です。」
「ふーん、その間何をしていたの?」
「何も………」
「何もしないでいたの?」
「はい………」
「何もしないで、ただ僕の顔を見てたの?」
『ボン!!』ていう音が聞こえて来そうなほど、一気に赤くなった。そうして、僕から見ても面白いくらい動かなくなった。
「オーイ。」
声をかけても、反応がない。ペチペチ頬を叩いても反応がない。
「オーイ!カルシュ!」
今度は少し強めに声をかけて、顔を近づけて見た。
「……うわっ!?な…何をしてるんですか!?」
??何をって動かないから、おでこ同士をくっ付けてみたんだけど、何処かおかしかったのかな?
「カルシュこそどうしたの?熱はないのに赤くなるし、いきなり挙動不審になるし。」
おでこをつけたまま聞いてみる。本当に反応が面白いな。顔を赤くさせ口をパクパクさせながら離れていく。追いかけようとしたらますます離れていく。追い掛けっこ?スタッフルームの中で追い掛けっこが始まった。
「何で追い掛けて来るんですか?」
何故って………
「逃げてるから捕まえようと思って!」
数分間の追い掛けっこ……カルシュが諦めて捕まってくれた。
「捕まえた!」
「捕まって挙げたんです。何なんですか?いきなり。」
逃げるから追い掛けただけだし、これと言って理由はないかな?何でだろう?あえて言えば……
「心臓の音が聞きたい、落ち着くから。」
と、言って抱きしめた。
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