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藍子
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更紗の通夜の次の日。
ごく普通に登校し、授業を受けて、平穏な一日を過ごした僕は、放課後いつになく大急ぎでアパートに帰った。
今日は、夕方から藍子さんの個人授業を受けることになっているからだ。
元々は昨夜の予定だった。けれど、昨夜は更紗の通夜に行かなければならなくなったため、急遽一日ずらしてもらったという経緯がある。だから、今日は絶対失礼があっちゃいけないと思い、必要以上に急いでいるわけ。部屋も片付けなくちゃいけないし。
今の時刻は午後四時十分、藍子さんが僕の部屋に来るのは五時の予定だから、時間的にはまだ余裕がある。
家庭教師とはいえ、自分の彼女が死んだばかりなのに、他の女を部屋に入れるのか――もしかしたら、天国の更紗はそう言ってやきもちを妬くかもしれない。
実を言うと、今日は一日、授業に全く身が入らなかった。じっとしているとどうしても更紗のことを思い出してしまうし、教室には彼女の机もある。たった二日間の付き合いだったとはいえ、更紗と過ごした時間はとても楽しかったし、かけがえのない思い出になった。教室内に限らず、学校には彼女の記憶を刺激するものがたくさんあって、学校にいるだけで気が滅入ってしまうのだ。
そうかといって、アパートに帰って一人になると、それはそれで寂しくなって余計に辛くなってしまう。だから、勉強でも何でもいいから、一つのことに集中して彼女のことを考えずに済む時間を作りたかった。
アパートに着いた僕はまず、最低限恥ずかしくない程度の服装に着替えようと考えた。
この『最低限恥ずかしくない範囲』というさじ加減が難しいところで、つまり、あまりにヨレヨレだと失礼だし、外行きみたいな格好をするのもなんだかおかしいし――。
という具合に一応考えてはみたものの、結局は普段のスウェットに落ち着いた。部屋着の中には小学生の頃から着古しているものもあるぐらいなのに、オシャレな服なんて買う余裕はなかったのだ。
しかし、部屋を片付けているうちに気付いたことが一つある。この部屋には、勉強机がない。
一人で勉強する分には、誰の目を気にするでもなし、床に教科書を広げて寝転んだりしても全く問題ない。でも、まさか家庭教師を呼んでそんな行儀の悪い真似をするわけにもいかない。
折り畳み式のテーブルを出そうか。でもテーブルを出したら座布団も必要だ。座布団なんて、この部屋に引っ越して来てから一度も使っていない。どこにしまったっけ? ――などと考えているうちに、あっという間に時は過ぎ、時計の短針が五時を指す。
コンコン、と軽いノックの音が二度。この部屋にはチャイムがない。
「こんにちは、藍子です。葉太郎くん、いる?」
「あっ、は、はい! 今出ます!」
僕はあわてて玄関に飛び出し、扉を開けた。
「葉太郎くん、こんにちは。――こんばんは、かな?」
僅かに首を傾げて微笑を浮かべる藍子さんの姿に、僕は言葉を失った。玄関前の廊下に佇む藍子さんは、数日前に会った時とは雰囲気がガラリと変わっていたのだ。
まず、髪型が変わっている。前に会った時は黒髪ロングストレートだったはずなのに、今日の藍子さんはセミロングで、毛先を少し遊ばせている。こういうの、ゆるふわパーマっていうんだっけ?
服装も全く違う。白いロングワンピースの上に少しくすんだ薄桃色のカーディガンを羽織り、足元はダークベージュのパンプス。この間と比べると、メイクも何となく明るく見える。
黒いスーツ姿でビシッと決めていた藍子さんしか知らない僕は、今日の彼女のガーリーな装いに大いに面食らっていた。姉貴はいつもパンツスタイルだし、どちらかというと中性的な服装をしていることが多いから、こんなに綺麗な人がこんなに可愛らしい格好をしているのを、こんなに間近で見たことがなかったのだ。
更紗とは学校でしか会っていないから、私服姿を見る機会がなかったし。
だから、ぼんやりと立ち尽くす僕に、藍子さんが
「どうしたの?」
と尋ねたとき、僕の口からは、驚くほど自然に、
「か……かわいい……ですね」
という言葉が零れた。
藍子さんは、少し長めのカーディガンの袖で口元を隠しながら笑う。これはいわゆる、萌え袖、ってやつか……?
「ふふ、ありがとう。葉太郎くん、あなた、結構女好きでしょう?」
「い、いえ、そんなことは」
「絶対嘘。君ぐらいの年で、そんなにサラッと褒め言葉がでてくる男の子はなかなかいないもの。普通は照れながらモジモジしてるものだよ」
そんな、まさか。こんなにキュートな藍子さんを目の前にして、かわいいと思わない男が果たしてこの世にいるだろうか。いや、いないはずだ。それに、僕だって今照れながらモジモジしている真っ最中で、サラッと褒めたつもりは毛頭ない。ただ、口をついて出てしまった。それだけなのだ。
藍子さんはその場でくるりと身を翻す。遠心力を得たスカートの裾が、パラソルのようにふわりと広がった。
「じゃあ、行きましょうか」
「え、行きましょうって、どこへ?」
「この近くに、いい雰囲気の喫茶店があるの。そこに移動して勉強しましょう。こんな狭い部屋で女好きな君と二人きりになっちゃったら、何されるかわからないもの」
藍子さんに連れられて向かった先は、アパートから歩いて五分ほどの場所にある、ヨーロッパ風のオシャレな喫茶店だった。石造りを模した白い外観に、同じく白を基調とした清潔感のある内装。店内に並んだたくさんの観葉植物が、間接照明の柔らかい明かりに照らされている。BGMにはピアノの優しい調べが流れ、中はあまり広くはなかったけれど、雰囲気はとても良かった。
「このお店、知ってる?」
「いえ、僕は来たことないです。初めてです」
「ほんと? アパートから近いのに」
「うち、あんまり外食しないもので……ところで、このお店のデザイン、何風って言うんですか?」
「う~ん……プロヴァンス風、かな。メニューは普通の洋食なんだけどね。高校のころ、放課後に時々来たなあ。素敵なお店なのにあんまり混まなくて、この辺では指折りの穴場スポットなの。茉莉花とも何度か一緒に来たことあるよ」
なんだよ姉貴、僕に内緒でこんなお店に来てたのか……。
店内にはテーブル席とカウンター席があって、僕たちが座ったのはテーブル席。木目のナチュラルな雰囲気を活かした木製の椅子とテーブルからは自然の暖かみが感じられ、店内の観葉植物とも相俟って、とても癒されたような気分になった。まさに、都会のオアシスという感じ。
僕たちが座るとすぐにウエイトレスがやってきて、藍子さんは慣れた口調で注文を伝える。
「コーヒー二つ、お願いします」
「あ、あの、一つでいいです」
「あら、葉太郎くん、コーヒー苦手?」
「いえ、コーヒーは好きですよ。でも、お金がないし……僕は遠慮しときます」
喫茶店のコーヒーとなると、一杯でも値段はバカにならない。下手をすると、うちでは一食分に相当するお金が一杯のコーヒーに消えてしまうことになるのだ。
しかし、藍子さんは心外そうに目を大きく見開いた。
「そんなの気にしなくていいのに。コーヒーの一杯ぐらい、私が奢るよ?」
「い、いえ、格安で勉強を見てもらう上に、コーヒーまでご馳走になるわけには……」
「じゃあ、葉太郎くんに勉強を教えて稼いだお金で、私が個人的に葉太郎くんに奢る。それならどう?」
「で、でも……」
「葉太郎くんさぁ、もしかして、君は私が奢るコーヒーは飲めないって言いたいわけ?」
「いやあの、そういうわけじゃ……」
「じゃあ何?」
強く出られると、これ以上断るわけにはいかない。
姉貴以外の女性に奢ってもらうことに多少の情けなさと後ろめたさはあったのだけれど、これ以上機嫌を損ねると後が怖いので、僕は素直にご馳走になることにした。ガーリーな装いに騙されてはならない。こう見えて、藍子さんはかなり気が強そうだ。
「ああ、よかった。そうでないと、私も気楽に頼めないもの。あ、すみません、ハニトーを一つ、追加で」
「え、ハニトー?」
「食べながら教えちゃだめ? 自由にやりたかったから、このバイト引き受けたんだけど。だってさあ、普通のバイトって面倒臭そうじゃない? 何時間も拘束されて、貰える給料はちょびっとなんだよ。家庭教師とかなら割はいいかもしれないけど、つまんなさそうだしさ」
そう言って微笑む藍子さんの笑顔は最高にかわいくて、それはもう、万有引力のように、抗い難い何らかの力が働いているとしか思えなかった。でもこの間、僕の家庭教師を引き受けたのは、姉貴を助けたかったからだと言っていなかったっけ?
「じゃ、どこから始めようか――そうそう、中学の時につまずいたところがあったんだよね? どの辺がわからなかったの?」
ごく普通に登校し、授業を受けて、平穏な一日を過ごした僕は、放課後いつになく大急ぎでアパートに帰った。
今日は、夕方から藍子さんの個人授業を受けることになっているからだ。
元々は昨夜の予定だった。けれど、昨夜は更紗の通夜に行かなければならなくなったため、急遽一日ずらしてもらったという経緯がある。だから、今日は絶対失礼があっちゃいけないと思い、必要以上に急いでいるわけ。部屋も片付けなくちゃいけないし。
今の時刻は午後四時十分、藍子さんが僕の部屋に来るのは五時の予定だから、時間的にはまだ余裕がある。
家庭教師とはいえ、自分の彼女が死んだばかりなのに、他の女を部屋に入れるのか――もしかしたら、天国の更紗はそう言ってやきもちを妬くかもしれない。
実を言うと、今日は一日、授業に全く身が入らなかった。じっとしているとどうしても更紗のことを思い出してしまうし、教室には彼女の机もある。たった二日間の付き合いだったとはいえ、更紗と過ごした時間はとても楽しかったし、かけがえのない思い出になった。教室内に限らず、学校には彼女の記憶を刺激するものがたくさんあって、学校にいるだけで気が滅入ってしまうのだ。
そうかといって、アパートに帰って一人になると、それはそれで寂しくなって余計に辛くなってしまう。だから、勉強でも何でもいいから、一つのことに集中して彼女のことを考えずに済む時間を作りたかった。
アパートに着いた僕はまず、最低限恥ずかしくない程度の服装に着替えようと考えた。
この『最低限恥ずかしくない範囲』というさじ加減が難しいところで、つまり、あまりにヨレヨレだと失礼だし、外行きみたいな格好をするのもなんだかおかしいし――。
という具合に一応考えてはみたものの、結局は普段のスウェットに落ち着いた。部屋着の中には小学生の頃から着古しているものもあるぐらいなのに、オシャレな服なんて買う余裕はなかったのだ。
しかし、部屋を片付けているうちに気付いたことが一つある。この部屋には、勉強机がない。
一人で勉強する分には、誰の目を気にするでもなし、床に教科書を広げて寝転んだりしても全く問題ない。でも、まさか家庭教師を呼んでそんな行儀の悪い真似をするわけにもいかない。
折り畳み式のテーブルを出そうか。でもテーブルを出したら座布団も必要だ。座布団なんて、この部屋に引っ越して来てから一度も使っていない。どこにしまったっけ? ――などと考えているうちに、あっという間に時は過ぎ、時計の短針が五時を指す。
コンコン、と軽いノックの音が二度。この部屋にはチャイムがない。
「こんにちは、藍子です。葉太郎くん、いる?」
「あっ、は、はい! 今出ます!」
僕はあわてて玄関に飛び出し、扉を開けた。
「葉太郎くん、こんにちは。――こんばんは、かな?」
僅かに首を傾げて微笑を浮かべる藍子さんの姿に、僕は言葉を失った。玄関前の廊下に佇む藍子さんは、数日前に会った時とは雰囲気がガラリと変わっていたのだ。
まず、髪型が変わっている。前に会った時は黒髪ロングストレートだったはずなのに、今日の藍子さんはセミロングで、毛先を少し遊ばせている。こういうの、ゆるふわパーマっていうんだっけ?
服装も全く違う。白いロングワンピースの上に少しくすんだ薄桃色のカーディガンを羽織り、足元はダークベージュのパンプス。この間と比べると、メイクも何となく明るく見える。
黒いスーツ姿でビシッと決めていた藍子さんしか知らない僕は、今日の彼女のガーリーな装いに大いに面食らっていた。姉貴はいつもパンツスタイルだし、どちらかというと中性的な服装をしていることが多いから、こんなに綺麗な人がこんなに可愛らしい格好をしているのを、こんなに間近で見たことがなかったのだ。
更紗とは学校でしか会っていないから、私服姿を見る機会がなかったし。
だから、ぼんやりと立ち尽くす僕に、藍子さんが
「どうしたの?」
と尋ねたとき、僕の口からは、驚くほど自然に、
「か……かわいい……ですね」
という言葉が零れた。
藍子さんは、少し長めのカーディガンの袖で口元を隠しながら笑う。これはいわゆる、萌え袖、ってやつか……?
「ふふ、ありがとう。葉太郎くん、あなた、結構女好きでしょう?」
「い、いえ、そんなことは」
「絶対嘘。君ぐらいの年で、そんなにサラッと褒め言葉がでてくる男の子はなかなかいないもの。普通は照れながらモジモジしてるものだよ」
そんな、まさか。こんなにキュートな藍子さんを目の前にして、かわいいと思わない男が果たしてこの世にいるだろうか。いや、いないはずだ。それに、僕だって今照れながらモジモジしている真っ最中で、サラッと褒めたつもりは毛頭ない。ただ、口をついて出てしまった。それだけなのだ。
藍子さんはその場でくるりと身を翻す。遠心力を得たスカートの裾が、パラソルのようにふわりと広がった。
「じゃあ、行きましょうか」
「え、行きましょうって、どこへ?」
「この近くに、いい雰囲気の喫茶店があるの。そこに移動して勉強しましょう。こんな狭い部屋で女好きな君と二人きりになっちゃったら、何されるかわからないもの」
藍子さんに連れられて向かった先は、アパートから歩いて五分ほどの場所にある、ヨーロッパ風のオシャレな喫茶店だった。石造りを模した白い外観に、同じく白を基調とした清潔感のある内装。店内に並んだたくさんの観葉植物が、間接照明の柔らかい明かりに照らされている。BGMにはピアノの優しい調べが流れ、中はあまり広くはなかったけれど、雰囲気はとても良かった。
「このお店、知ってる?」
「いえ、僕は来たことないです。初めてです」
「ほんと? アパートから近いのに」
「うち、あんまり外食しないもので……ところで、このお店のデザイン、何風って言うんですか?」
「う~ん……プロヴァンス風、かな。メニューは普通の洋食なんだけどね。高校のころ、放課後に時々来たなあ。素敵なお店なのにあんまり混まなくて、この辺では指折りの穴場スポットなの。茉莉花とも何度か一緒に来たことあるよ」
なんだよ姉貴、僕に内緒でこんなお店に来てたのか……。
店内にはテーブル席とカウンター席があって、僕たちが座ったのはテーブル席。木目のナチュラルな雰囲気を活かした木製の椅子とテーブルからは自然の暖かみが感じられ、店内の観葉植物とも相俟って、とても癒されたような気分になった。まさに、都会のオアシスという感じ。
僕たちが座るとすぐにウエイトレスがやってきて、藍子さんは慣れた口調で注文を伝える。
「コーヒー二つ、お願いします」
「あ、あの、一つでいいです」
「あら、葉太郎くん、コーヒー苦手?」
「いえ、コーヒーは好きですよ。でも、お金がないし……僕は遠慮しときます」
喫茶店のコーヒーとなると、一杯でも値段はバカにならない。下手をすると、うちでは一食分に相当するお金が一杯のコーヒーに消えてしまうことになるのだ。
しかし、藍子さんは心外そうに目を大きく見開いた。
「そんなの気にしなくていいのに。コーヒーの一杯ぐらい、私が奢るよ?」
「い、いえ、格安で勉強を見てもらう上に、コーヒーまでご馳走になるわけには……」
「じゃあ、葉太郎くんに勉強を教えて稼いだお金で、私が個人的に葉太郎くんに奢る。それならどう?」
「で、でも……」
「葉太郎くんさぁ、もしかして、君は私が奢るコーヒーは飲めないって言いたいわけ?」
「いやあの、そういうわけじゃ……」
「じゃあ何?」
強く出られると、これ以上断るわけにはいかない。
姉貴以外の女性に奢ってもらうことに多少の情けなさと後ろめたさはあったのだけれど、これ以上機嫌を損ねると後が怖いので、僕は素直にご馳走になることにした。ガーリーな装いに騙されてはならない。こう見えて、藍子さんはかなり気が強そうだ。
「ああ、よかった。そうでないと、私も気楽に頼めないもの。あ、すみません、ハニトーを一つ、追加で」
「え、ハニトー?」
「食べながら教えちゃだめ? 自由にやりたかったから、このバイト引き受けたんだけど。だってさあ、普通のバイトって面倒臭そうじゃない? 何時間も拘束されて、貰える給料はちょびっとなんだよ。家庭教師とかなら割はいいかもしれないけど、つまんなさそうだしさ」
そう言って微笑む藍子さんの笑顔は最高にかわいくて、それはもう、万有引力のように、抗い難い何らかの力が働いているとしか思えなかった。でもこの間、僕の家庭教師を引き受けたのは、姉貴を助けたかったからだと言っていなかったっけ?
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