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聞こえない声
生きた心地がしなかった
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「まだ痕残ってますね」
「へ? あ、ああ、引っ掻き傷ですよね、もう治りますよ!」
ドギマギしながら答える。ロープで締められた痕ではなく、それをなんとかしようと自分の爪でつけてしまった傷だった。ほとんど消えかかっていて、何も言わなければ気づかないようなものだ。
私は緊張してしまったのを必死にごまかすように明るくつとめて言った。
「もううっすらですし、大丈夫ですから! 髪下ろしていればあんまり目立たないし!」
「でも、あなたは女性ですから」
やめてよ、もう。私は項垂れた。こっちが必死に平然を装おうとしているのに、なんでいつも乱すようなことを言うんだろう。そもそも女の首に勝手に触れるな。
赤くなる顔を隠すように私は顔を背ける。
「わ、若いんでちゃんと綺麗に治るから大丈夫です! 九条さんがそんなに気にする必要ないんです、確かに怖かったけど助けてもらえたし本当に恨んでませんから」
「はあ」
「そん、そんなに気に病んでるなら今度映画付き合ってくださいよ、一緒に行ってくれるって言ったでしょう?」
「言いましたっけそんなこと」
「友達がいなくて映画館行けないって嘆いた私に言いました! 今ちょうど見たいやつあるから付き合ってください!」
「はあ、それくらいいいですけど」
どさくさに紛れてついにそんな約束を取り付けてしまった私は結構図太いと思う。もしかしたら危険を乗り越えたおかげで強くなったのかも。勇気を出して言ってみたものの手はブルブルと震えていた。
九条さんに脈なしっていうのは今回十分分かったけど、でもやっぱりすぐには諦められないって分かったんだ。できることはチャレンジしてやるんだ。
九条さんは正面を向いてぼうっとどこかを眺めていた。そんな彼の横顔を盗み見ながら、私は素直に思ったことを言った。
「でも、気にしてもらえるのは嬉しいですよ。責任感じる必要はないですけど、九条さんがそんなに落ち込むなんて思ってませんでした」
「落ち込んでますよ」
「顔には出にくいですけどね」
「膝枕してくれますか」
突然突拍子もないことを言い出したので目を丸くした。九条さんがゆっくりこちらをみてくる。いつだったかそんな会話したな、と思い出した。
「ポッキー生産中止したんですか」
「いいえ、おかげさまで今日も好評発売中です」
「じゃあ」
「死ぬほど落ち込んでる時はしてくれるんじゃないんですか?」
ピタリと静止する。そうか、確かにそういう話だった。私は固まったまま九条さんを見上げる。
しんと沈黙が流れ、九条さんも私も何も言わないまま見つめあった。だがしかし、しばらく経って彼はふ、と小さく笑う。
「……冗談です」
目を細めてそう笑った彼に、かっと顔が熱くなる。出た、いつものよくわかんない冗談! どうしようって頭の中でぐるぐる考えちゃったじゃないか!
「じゅ、十分十万くれるならいいですよ!」
「値上がりしてますね。前は五万でした」
「なんでそういうどうでもいいこと覚えてるんです?」
呆れて九条さんに言っていると、事務所の扉が勢いよく開いた。そこへ明るい声が響く。
「ただいま戻りましたーっと」
「あ、伊藤さん! お帰りなさい!」
暑そうに顔をあおいでいる伊藤さんを見て、そうだ冷たい飲み物でも、と立ち上がり裏へ入る。グラスを取り出していると、それをみた伊藤さんが慌てて追ってきてくれた。
「光ちゃん! まだ安静にしてなよ、僕やるから!」
「そんな、飲み物いれるくらい大丈夫ですよ。元気なんですし!」
「もーじゃあせめて手伝わせて、無理しちゃだめだよ」
彼は冷蔵庫を開けて飲み物を取り出してくれる。優しすぎるその行為に笑ってしまった。グラスに氷を入れながら、そういえば伊藤さんも改めてお礼を、と思いだし声に出す。
「そういえば、九条さんも伊藤さんも、本当に助けてもらってありがとうございました。今ここにいるのはお二人のおかげです」
「やめてよー。僕なんてさ、霊とか全然見えないから、走り出す九条さんの後を追うしかできなかったんだよ。情けないよほんと」
はあとため息をつく彼に微笑む。死にそうだって時、九条さんと伊藤さんの顔が見えたのは本当に安心した。
感謝してもしきれないのになあ。
「でも、伊藤さんが人を殴ってる姿は衝撃的でした……」
「僕も人生初だった、あれこっちの手も痛いんだね」
「ブラック伊藤さんがみれたの貴重でした」
「ブラック伊藤!」
彼は声を出して笑う。それをみていた時、はっと思い出したことがあり震えた。私は恐る恐る伊藤さんに声をかける。
「そ、そういえば伊藤さん……私、伊藤さんに謝らなきゃいけないことがっ」
「え? な、なにどうしたの?」
緊張したように聞いてくる伊藤さんに、私は頭を抱えて懺悔する。
「私……菊池さんと伊藤さんってなんか似てるなあって何度か思ったんです! あんな! クズと、神様を似てるだなんて。私ほんと自分が情けなくて」
「光ちゃんなんの話してんの?」
「人を見る目がないと言いますか、もう伊藤さんに申し訳なくて。この罪をなんて呼べばいいのか」
「光ちゃんって結構天然だよね?」
呆れたように言ってくる伊藤さん。いやだって、あの後本当に後悔したんだから! こんな素敵な人と殺人犯を似てると思った自分を殴り飛ばしたい。
彼はまた少しだけ笑うと、グラスにお茶を注ぎながら言った。
「そんなどうでもいいことおいといて。無事で本当によかったよ。菊池さんのことは最初に調べたつもりだったけど、見抜けなくてごめんね」
「そこで見抜いてたら流石に伊藤さん怖いですよ」
「あはは、そうだけど」
「九条さんもなんか責任感じてたみたいですけど、お二人は命の恩人であって何も気に負うことはないんですよ。感謝しかしてませんから」
私がキッパリ言い切ると、彼は優しく笑った。温かな、それでいて癒されるような顔で、ついこちらも笑顔になる。
伊藤さんはあ、と思い出したように声を出した。やや声のボリュームを下げる。
「そういえば。光ちゃんに電話してなんかあったってわかったあとの九条さん、みたことないくらい慌ててたよ」
「え……」
「あんなに必死な九条さん初めてみたかも。入院中もびっくりするくらい小さくなっちゃっててね」
私はなんだか嬉しくなって俯いた。九条さんが心配してくれてたのはわかってたけど、他人の口から聞くのはまた違うな。そっか、そんなに慌ててくれたんだ。
それは彼にとって恋愛感情などではなく、仕事仲間として心配してくれたんだってわかってる。それでも、私は素直に嬉しかった。何があっても涼しい顔をしているあの九条さんが慌てるくらいだったんだ、って。
にやけそうになる顔をなんとか抑えていると、伊藤さんがお茶を冷蔵庫にしまう。そしてグラスの乗ったトレイを手に持つと、ひょいっと私の顔を覗き込んだ。
彼の顔が至近距離にある。好奇心で溢れているような目に私が映る。片方にできる小さなエクボを浮かべて、伊藤さんは少しだけ口角を上げた。どこか囁くような小さな声で言う。
「僕も、生きた心地しなかったけどね」
その声を聞いてなぜかはわからないけれど、私は停止した。脳内も、体も、そのまま硬直している。
そんな私をみてなんだか満足げになった伊藤さんは、お茶を持ったまま仮眠室から出た。誰もいなくなった狭い空間で、意味もなく咳払いをした。
なんだろう、なんか無駄に緊張しちゃった。まだ仕事のペースを取り戻せてないからかな。また働き出すんだからしっかりしなきゃ。
私は深呼吸して背筋を伸ばすと、自分を戒めて仮眠室から出た。
「へ? あ、ああ、引っ掻き傷ですよね、もう治りますよ!」
ドギマギしながら答える。ロープで締められた痕ではなく、それをなんとかしようと自分の爪でつけてしまった傷だった。ほとんど消えかかっていて、何も言わなければ気づかないようなものだ。
私は緊張してしまったのを必死にごまかすように明るくつとめて言った。
「もううっすらですし、大丈夫ですから! 髪下ろしていればあんまり目立たないし!」
「でも、あなたは女性ですから」
やめてよ、もう。私は項垂れた。こっちが必死に平然を装おうとしているのに、なんでいつも乱すようなことを言うんだろう。そもそも女の首に勝手に触れるな。
赤くなる顔を隠すように私は顔を背ける。
「わ、若いんでちゃんと綺麗に治るから大丈夫です! 九条さんがそんなに気にする必要ないんです、確かに怖かったけど助けてもらえたし本当に恨んでませんから」
「はあ」
「そん、そんなに気に病んでるなら今度映画付き合ってくださいよ、一緒に行ってくれるって言ったでしょう?」
「言いましたっけそんなこと」
「友達がいなくて映画館行けないって嘆いた私に言いました! 今ちょうど見たいやつあるから付き合ってください!」
「はあ、それくらいいいですけど」
どさくさに紛れてついにそんな約束を取り付けてしまった私は結構図太いと思う。もしかしたら危険を乗り越えたおかげで強くなったのかも。勇気を出して言ってみたものの手はブルブルと震えていた。
九条さんに脈なしっていうのは今回十分分かったけど、でもやっぱりすぐには諦められないって分かったんだ。できることはチャレンジしてやるんだ。
九条さんは正面を向いてぼうっとどこかを眺めていた。そんな彼の横顔を盗み見ながら、私は素直に思ったことを言った。
「でも、気にしてもらえるのは嬉しいですよ。責任感じる必要はないですけど、九条さんがそんなに落ち込むなんて思ってませんでした」
「落ち込んでますよ」
「顔には出にくいですけどね」
「膝枕してくれますか」
突然突拍子もないことを言い出したので目を丸くした。九条さんがゆっくりこちらをみてくる。いつだったかそんな会話したな、と思い出した。
「ポッキー生産中止したんですか」
「いいえ、おかげさまで今日も好評発売中です」
「じゃあ」
「死ぬほど落ち込んでる時はしてくれるんじゃないんですか?」
ピタリと静止する。そうか、確かにそういう話だった。私は固まったまま九条さんを見上げる。
しんと沈黙が流れ、九条さんも私も何も言わないまま見つめあった。だがしかし、しばらく経って彼はふ、と小さく笑う。
「……冗談です」
目を細めてそう笑った彼に、かっと顔が熱くなる。出た、いつものよくわかんない冗談! どうしようって頭の中でぐるぐる考えちゃったじゃないか!
「じゅ、十分十万くれるならいいですよ!」
「値上がりしてますね。前は五万でした」
「なんでそういうどうでもいいこと覚えてるんです?」
呆れて九条さんに言っていると、事務所の扉が勢いよく開いた。そこへ明るい声が響く。
「ただいま戻りましたーっと」
「あ、伊藤さん! お帰りなさい!」
暑そうに顔をあおいでいる伊藤さんを見て、そうだ冷たい飲み物でも、と立ち上がり裏へ入る。グラスを取り出していると、それをみた伊藤さんが慌てて追ってきてくれた。
「光ちゃん! まだ安静にしてなよ、僕やるから!」
「そんな、飲み物いれるくらい大丈夫ですよ。元気なんですし!」
「もーじゃあせめて手伝わせて、無理しちゃだめだよ」
彼は冷蔵庫を開けて飲み物を取り出してくれる。優しすぎるその行為に笑ってしまった。グラスに氷を入れながら、そういえば伊藤さんも改めてお礼を、と思いだし声に出す。
「そういえば、九条さんも伊藤さんも、本当に助けてもらってありがとうございました。今ここにいるのはお二人のおかげです」
「やめてよー。僕なんてさ、霊とか全然見えないから、走り出す九条さんの後を追うしかできなかったんだよ。情けないよほんと」
はあとため息をつく彼に微笑む。死にそうだって時、九条さんと伊藤さんの顔が見えたのは本当に安心した。
感謝してもしきれないのになあ。
「でも、伊藤さんが人を殴ってる姿は衝撃的でした……」
「僕も人生初だった、あれこっちの手も痛いんだね」
「ブラック伊藤さんがみれたの貴重でした」
「ブラック伊藤!」
彼は声を出して笑う。それをみていた時、はっと思い出したことがあり震えた。私は恐る恐る伊藤さんに声をかける。
「そ、そういえば伊藤さん……私、伊藤さんに謝らなきゃいけないことがっ」
「え? な、なにどうしたの?」
緊張したように聞いてくる伊藤さんに、私は頭を抱えて懺悔する。
「私……菊池さんと伊藤さんってなんか似てるなあって何度か思ったんです! あんな! クズと、神様を似てるだなんて。私ほんと自分が情けなくて」
「光ちゃんなんの話してんの?」
「人を見る目がないと言いますか、もう伊藤さんに申し訳なくて。この罪をなんて呼べばいいのか」
「光ちゃんって結構天然だよね?」
呆れたように言ってくる伊藤さん。いやだって、あの後本当に後悔したんだから! こんな素敵な人と殺人犯を似てると思った自分を殴り飛ばしたい。
彼はまた少しだけ笑うと、グラスにお茶を注ぎながら言った。
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「そこで見抜いてたら流石に伊藤さん怖いですよ」
「あはは、そうだけど」
「九条さんもなんか責任感じてたみたいですけど、お二人は命の恩人であって何も気に負うことはないんですよ。感謝しかしてませんから」
私がキッパリ言い切ると、彼は優しく笑った。温かな、それでいて癒されるような顔で、ついこちらも笑顔になる。
伊藤さんはあ、と思い出したように声を出した。やや声のボリュームを下げる。
「そういえば。光ちゃんに電話してなんかあったってわかったあとの九条さん、みたことないくらい慌ててたよ」
「え……」
「あんなに必死な九条さん初めてみたかも。入院中もびっくりするくらい小さくなっちゃっててね」
私はなんだか嬉しくなって俯いた。九条さんが心配してくれてたのはわかってたけど、他人の口から聞くのはまた違うな。そっか、そんなに慌ててくれたんだ。
それは彼にとって恋愛感情などではなく、仕事仲間として心配してくれたんだってわかってる。それでも、私は素直に嬉しかった。何があっても涼しい顔をしているあの九条さんが慌てるくらいだったんだ、って。
にやけそうになる顔をなんとか抑えていると、伊藤さんがお茶を冷蔵庫にしまう。そしてグラスの乗ったトレイを手に持つと、ひょいっと私の顔を覗き込んだ。
彼の顔が至近距離にある。好奇心で溢れているような目に私が映る。片方にできる小さなエクボを浮かべて、伊藤さんは少しだけ口角を上げた。どこか囁くような小さな声で言う。
「僕も、生きた心地しなかったけどね」
その声を聞いてなぜかはわからないけれど、私は停止した。脳内も、体も、そのまま硬直している。
そんな私をみてなんだか満足げになった伊藤さんは、お茶を持ったまま仮眠室から出た。誰もいなくなった狭い空間で、意味もなく咳払いをした。
なんだろう、なんか無駄に緊張しちゃった。まだ仕事のペースを取り戻せてないからかな。また働き出すんだからしっかりしなきゃ。
私は深呼吸して背筋を伸ばすと、自分を戒めて仮眠室から出た。
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