6 / 9
罠師、罠を仕掛ける
しおりを挟む
ギルドの外に出て最初に向かったのは畑だ。
「今は何も植えてないんだよな?」
「えぇ、植えても直ぐに魔獣が荒らしに来ますから。」
「それじゃあ、ここを囮にさせて貰おう。」
そう言って俺は畑に手を当てた。
「まずは『爆発レベル1』で、様子見だな。」
魔方陣が展開し、罠が設置された。
『トラップを設置しました。』
「い、今の声はっ!?」
急に声が聞こえて来たのでマイリスは驚き辺りを見回した。
「簡単に言うと『天の声』て言う奴だ。レベルがあがったりとか定期的に教えてくれる。」
「そんな声があるんですか・・・・・・。」
冒険者の間では常識だと思うんだけどなぁ・・・・・・。
「罠は設置した。殺傷力の無い脅かすぐらいの爆発だけどな。後は森の入口の方にも設置しておくか。」
俺達は森の入口に向かい同じ罠を設置。
後は引っ掛かるのを待つだけだ。
「そう言えば他の住人の姿が見えないんだが?」
「近くの町に出稼ぎに行っています。基本的に昼間は私一人です。流石に村長代理として村を離れる訳には行きませんから。」
マイリスは胸を張って言った。
それなりに成長している胸はぷるんと揺れて一瞬、色気を感じてしまった。
まぁ、5年も経っていれば成長もしてるだろうう。
「俺が出来る事はやった。そろそろ落ち着きたいんだが、俺の実家てどうなってる?」
「あぁっ! そうでしたねっ! 何時でも帰って来れるように綺麗に掃除してありますよ。」
マイリスは俺の実家に案内してくれた。
「本当に変わってないなぁ・・・・・・。」
外見は俺が旅立った時と余り変わらない。
多少朽ちてはいるが生活に支障は無い。
家の中に入ると確かに綺麗にしてある。
「マイリス、ありがとうな。こうして家を守ってくれて。」
「村長代理として当然の事ですよ。今はこういう状態でもきっと出て行った村人達も帰って来てくれる筈です。」
マイリスのこういう前向きな性格は変わってない。
王都での世知辛い人間関係よりやっぱり田舎のほんわかとした空気の方が俺には合っている。
この後、夕方になって村人達が戻ってきた。
俺が帰って来たのを見て驚いてくれたし喜んでくれた。
その日の夜は俺の歓迎会で大きく盛り上がった。
そして、深夜、小さな爆発音が静かな夜に響いた。
「今は何も植えてないんだよな?」
「えぇ、植えても直ぐに魔獣が荒らしに来ますから。」
「それじゃあ、ここを囮にさせて貰おう。」
そう言って俺は畑に手を当てた。
「まずは『爆発レベル1』で、様子見だな。」
魔方陣が展開し、罠が設置された。
『トラップを設置しました。』
「い、今の声はっ!?」
急に声が聞こえて来たのでマイリスは驚き辺りを見回した。
「簡単に言うと『天の声』て言う奴だ。レベルがあがったりとか定期的に教えてくれる。」
「そんな声があるんですか・・・・・・。」
冒険者の間では常識だと思うんだけどなぁ・・・・・・。
「罠は設置した。殺傷力の無い脅かすぐらいの爆発だけどな。後は森の入口の方にも設置しておくか。」
俺達は森の入口に向かい同じ罠を設置。
後は引っ掛かるのを待つだけだ。
「そう言えば他の住人の姿が見えないんだが?」
「近くの町に出稼ぎに行っています。基本的に昼間は私一人です。流石に村長代理として村を離れる訳には行きませんから。」
マイリスは胸を張って言った。
それなりに成長している胸はぷるんと揺れて一瞬、色気を感じてしまった。
まぁ、5年も経っていれば成長もしてるだろうう。
「俺が出来る事はやった。そろそろ落ち着きたいんだが、俺の実家てどうなってる?」
「あぁっ! そうでしたねっ! 何時でも帰って来れるように綺麗に掃除してありますよ。」
マイリスは俺の実家に案内してくれた。
「本当に変わってないなぁ・・・・・・。」
外見は俺が旅立った時と余り変わらない。
多少朽ちてはいるが生活に支障は無い。
家の中に入ると確かに綺麗にしてある。
「マイリス、ありがとうな。こうして家を守ってくれて。」
「村長代理として当然の事ですよ。今はこういう状態でもきっと出て行った村人達も帰って来てくれる筈です。」
マイリスのこういう前向きな性格は変わってない。
王都での世知辛い人間関係よりやっぱり田舎のほんわかとした空気の方が俺には合っている。
この後、夕方になって村人達が戻ってきた。
俺が帰って来たのを見て驚いてくれたし喜んでくれた。
その日の夜は俺の歓迎会で大きく盛り上がった。
そして、深夜、小さな爆発音が静かな夜に響いた。
0
あなたにおすすめの小説
【読切短編】転生したら辺境伯家の三男でした ~のんびり暮らしたいのに、なぜか領地が発展していく~
Lihito
ファンタジー
過労死したシステムエンジニアは、異世界の辺境伯家に転生した。
三男。継承権は遠い。期待もされない。
——最高じゃないか。
「今度こそ、のんびり生きよう」
兄たちの継承争いに巻き込まれないよう、誰も欲しがらない荒れ地を引き受けた。
静かに暮らすつもりだった。
だが、彼には「構造把握」という能力があった。
物事の問題点が、図解のように見える力。
井戸が枯れた。見て見ぬふりができなかった。
作物が育たない。見て見ぬふりができなかった。
気づけば——領地が勝手に発展していた。
「俺ののんびりライフ、どこ行った……」
これは、静かに暮らしたかった男が、なぜか成り上がっていく物語。
追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件
言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」
──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。
だが彼は思った。
「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」
そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら……
気づけば村が巨大都市になっていた。
農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。
「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」
一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前!
慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが……
「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」
もはや世界最強の領主となったレオンは、
「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、
今日ものんびり温泉につかるのだった。
ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろう・カクヨムでも同時連載中です◇
公爵令嬢やめて15年、噂の森でスローライフしてたら最強になりました!〜レベルカンストなので冒険に出る準備、なんて思ったけどハプニングだらけ〜
咲月ねむと
ファンタジー
息苦しい貴族社会から逃げ出して15年。
元公爵令嬢の私、リーナは「魔物の森」の奥で、相棒のもふもふフェンリルと気ままなスローライフを満喫していた。
そんなある日、ひょんなことから自分のレベルがカンストしていることに気づいてしまう。
「せっかくだし、冒険に出てみようかしら?」
軽い気持ちで始めた“冒険の準備”は、しかし、初日からハプニングの連続!
金策のために採った薬草は、国宝級の秘薬で鑑定士が気絶。
街でチンピラに絡まれれば、無自覚な威圧で撃退し、
初仕事では天災級の魔法でギルドの備品を物理的に破壊!
気づけばいきなり最高ランクの「Sランク冒険者」に認定され、
ボロボロの城壁を「日曜大工のノリ」で修理したら、神々しすぎる城塞が爆誕してしまった。
本人はいたって平和に、堅実に、お金を稼ぎたいだけなのに、規格外の生活魔法は今日も今日とて大暴走!
ついには帝国の精鋭部隊に追われる亡国の王子様まで保護してしまい、私の「冒険の準備」は、いつの間にか世界の運命を左右する壮大な旅へと変わってしまって……!?
これは、最強の力を持ってしまったおっとり元令嬢が、その力に全く気づかないまま、周囲に勘違いと畏怖と伝説を振りまいていく、勘違いスローライフ・コメディ!
本人はいつでも、至って真面目にお掃除とお料理をしたいだけなんです。信じてください!
家族に捨てられたけど、もふもふ最強従魔に愛されました
朔夜
ファンタジー
この世界は「アステルシア」。
魔法と魔物、そして“従魔契約”という特殊な力が存在する世界。代々、強大な魔力と優れた従魔を持つ“英雄の血筋”。
でも、生まれたばかりの私は、そんな期待を知らず、ただ両親と兄姉の愛に包まれて育っていった。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる