15 / 60
1ー14
速水はナイフを両手に持ち、震えている俺に近付くと片手を伸ばして俺の両手首を力を込めて掴んだ。
「…う…く…っ」
その痛さに俺の手が緩み、握っていたナイフが滑り落ちる。
用具室の中、俺の手から滑り落ちたナイフの音が響く。
速水は左手で俺の両手首を掴み、右手で俺のズボンのベルトを外し始める。
速水の目に見詰められ、俺の身体は恐怖の為に強張り、動かない。
その間に速水は俺のズボンと下着を手際よく脱がしていく。
地面に倒されかける直前、ようやく俺の身体が動き、声を出す事ができた。
「…や…止めろ!!」
叫ぶと、昨日の比じゃない衝撃が俺の左頬に走り、俺は地面に倒れた。
目の前に星が見え、一瞬意識を失いかけた。
だが、意識を失っている場合じゃない。
早くこの場所から逃げないと…。
速水の元から逃げる事ばかりを考えていた俺は、四つん這いになり、這って出口を目指した。
速水に叩かれ、頭がクラクラしていた俺は、走って逃げれなかったのだ。
この時の俺は、自分の下半身が裸ということにも気が付かない程、速水から逃げることで頭がいっぱいだった。
俺のその姿を見て、速水が笑っていることにも気付かないほど、俺は必死だった。
もう少しで扉に手が届く…というところで、俺は速水に両足首を掴まれ、大きく広げられたまま、引きずられる。
「…ああ…っ!?…離せ!!…離せ~~~!!」
「…う…く…っ」
その痛さに俺の手が緩み、握っていたナイフが滑り落ちる。
用具室の中、俺の手から滑り落ちたナイフの音が響く。
速水は左手で俺の両手首を掴み、右手で俺のズボンのベルトを外し始める。
速水の目に見詰められ、俺の身体は恐怖の為に強張り、動かない。
その間に速水は俺のズボンと下着を手際よく脱がしていく。
地面に倒されかける直前、ようやく俺の身体が動き、声を出す事ができた。
「…や…止めろ!!」
叫ぶと、昨日の比じゃない衝撃が俺の左頬に走り、俺は地面に倒れた。
目の前に星が見え、一瞬意識を失いかけた。
だが、意識を失っている場合じゃない。
早くこの場所から逃げないと…。
速水の元から逃げる事ばかりを考えていた俺は、四つん這いになり、這って出口を目指した。
速水に叩かれ、頭がクラクラしていた俺は、走って逃げれなかったのだ。
この時の俺は、自分の下半身が裸ということにも気が付かない程、速水から逃げることで頭がいっぱいだった。
俺のその姿を見て、速水が笑っていることにも気付かないほど、俺は必死だった。
もう少しで扉に手が届く…というところで、俺は速水に両足首を掴まれ、大きく広げられたまま、引きずられる。
「…ああ…っ!?…離せ!!…離せ~~~!!」
あなたにおすすめの小説
【完結】弟を幸せにする唯一のルートを探すため、兄は何度も『やり直す』
バナナ男さん
BL
優秀な騎士の家系である伯爵家の【クレパス家】に生まれた<グレイ>は、容姿、実力、共に恵まれず、常に平均以上が取れない事から両親に冷たく扱われて育った。 そんなある日、父が気まぐれに手を出した娼婦が生んだ子供、腹違いの弟<ルーカス>が家にやってくる。 その生まれから弟は自分以上に両親にも使用人達にも冷たく扱われ、グレイは初めて『褒められる』という行為を知る。 それに恐怖を感じつつ、グレイはルーカスに接触を試みるも「金に困った事がないお坊ちゃんが!」と手酷く拒絶されてしまい……。 最初ツンツン、のちヤンデレ執着に変化する美形の弟✕平凡な兄です。兄弟、ヤンデレなので、地雷の方はご注意下さいm(__)m
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
【完結】みにくい勇者の子
バナナ男さん
BL
ある田舎町で農夫をしている平凡なおっさんである< ムギ >は、嫁なし!金なし!の寂しい生活を送っていた。 そんなある日、【 光の勇者様 】と呼ばれる英雄が、村の領主様に突然就任する事が決まり、村人達は総出で歓迎の準備をする事に。 初めて会うはずの光の勇者様。 しかし、何故かムギと目が合った瞬間、突然の暴挙に……? 光の勇者様 ✕ 農夫おっさんのムギです。 攻めはヤンデレ、暴走ロケット、意味不明。 受けは不憫受け(?)だと思いますので、ご注意下さい。ノリよくサクッと終わりますm(__)m 頭空っぽにして読んで頂けると嬉しいです。
伝導率30%の体温
温 詩夏
BL
良太は優しくて真面目な、普通の会社員。
一人で生きると決めていたけれど、同期だった修真に恋をした。
好きだと気づくまでに時間がかかって、
好きだと分かってからも心が追いつくのには時間がかかる。
そんな、初めての恋の温度に静かに触れていく物語です。
*
読んでくれる方にこの子の背中をそっと見守ってもらえたら嬉しいです。
俺の親友がモテ過ぎて困る
くるむ
BL
☆完結済みです☆
番外編として短い話を追加しました。
男子校なのに、当たり前のように毎日誰かに「好きだ」とか「付き合ってくれ」とか言われている俺の親友、結城陽翔(ゆうきはるひ)
中学の時も全く同じ状況で、女子からも男子からも追い掛け回されていたらしい。
一時は断るのも面倒くさくて、誰とも付き合っていなければそのままOKしていたらしいのだけど、それはそれでまた面倒くさくて仕方がなかったのだそうだ(ソリャソウダロ)
……と言う訳で、何を考えたのか陽翔の奴、俺に恋人のフリをしてくれと言う。
て、お前何考えてんの?
何しようとしてんの?
……てなわけで、俺は今日もこいつに振り回されています……。
美形策士×純情平凡♪