15 / 170
15 考えたら負け
しおりを挟む
キキョウはベッドに下ろされた。閉じていた目を開ける。
キキョウは唖然。
何よ、このテント!
マジでテントの中? どこの豪華ホテル!
まあ、夜の女王様のご子息。考えたら負けだ。
キキョウは、ケーンの作業に身を委ねた。
クノイチ服、脱がされやすさも天下一品!
変なところでも感動するキキョウだった。まあ、彼女的には、めいっぱいテンパっているわけです。
以下詳細はR15につき……。いや~、残念ですな。
キキョウは、ふらつく裸体を大儀そうに起こした。掛布団で上半身を隠す。
私、トリプルSなんだけど……。
正直身がもたない。
ケーン様は、嫁取りのため地上に降りたという。
気に入ったら、何人になるかわからないと聞かされ、悲しくなった。
独占できないから。
だが、今は積極的に協力する気になっていた。
ケーン様の体力と精力は無尽蔵だ。結局丸一日ベッドから逃げられなかった。
夜伽、朝伽、昼伽……。
負担を分散する必要性を痛切に感じた。
ケーンの手がおっぱいに伸びてきた。
「お願いです。もう許して。壊れちゃいます」
「あっ……。ごめん。
だよね。
キキョウは初めてだったみたいだし、治癒魔法かけても、精神的に疲れちゃうよね。
今度からセーブする」
ケーンは手を引っ込め、しょぼ~んとする。
「ほんとに気持ち良かったんですよ!
ケーン様は超素敵でした!」
キキョウは焦って、ケーンにすがりついた。
はっ……。また押し倒されちゃったよ……。
「嫁は大事にするから。服を着よう」
ケーンはいたずらっぽく笑って、ベッドから降りた。
そうなってくると、ちょっぴり名残惜しい、キキョウだった。
ケーンは服を着ながら、キキョウの着衣を横目で見る。後ろ向きで恥じらう様が新鮮で愛しい。
ケーンがこれまで経験した、かあちゃんの眷属たちは、羞恥心を知らない。
夜の王宮は基本的に女性オンリー。そんな環境に、飛び込んできたただ一人の男性はケンイチだった。
ケンイチは、パーティを組むまで、色々あったらしいが、パーティ結成後、なんと、他の女に一切手を出さなかったと聞いている。もちろん、かあちゃんの眷属たちにも。
まあ、お相手はあの三人、それにかあちゃん。隙がなかったのか、あるいは目いっぱいだったのか、ケーンの関知するところではない。
「オークだけじゃ、つまんなかただろ?
黄の森じゃ、オーク以上に強い魔物、出てこないと思うけど。
どうする?」
キキョウは二十体ものオークを、数分で片付けた。人間のトリプルSも、なかなかのものだと感心していた。
「赤の森にでも、行ってみますか?
あそこなら、多少手ごたえがあるかと」
「そうしようか。
俺にも獲物、ちょっぴり残してね」
キキョウの提案に、即ノリしたケーンだった。
キキョウは唖然。
何よ、このテント!
マジでテントの中? どこの豪華ホテル!
まあ、夜の女王様のご子息。考えたら負けだ。
キキョウは、ケーンの作業に身を委ねた。
クノイチ服、脱がされやすさも天下一品!
変なところでも感動するキキョウだった。まあ、彼女的には、めいっぱいテンパっているわけです。
以下詳細はR15につき……。いや~、残念ですな。
キキョウは、ふらつく裸体を大儀そうに起こした。掛布団で上半身を隠す。
私、トリプルSなんだけど……。
正直身がもたない。
ケーン様は、嫁取りのため地上に降りたという。
気に入ったら、何人になるかわからないと聞かされ、悲しくなった。
独占できないから。
だが、今は積極的に協力する気になっていた。
ケーン様の体力と精力は無尽蔵だ。結局丸一日ベッドから逃げられなかった。
夜伽、朝伽、昼伽……。
負担を分散する必要性を痛切に感じた。
ケーンの手がおっぱいに伸びてきた。
「お願いです。もう許して。壊れちゃいます」
「あっ……。ごめん。
だよね。
キキョウは初めてだったみたいだし、治癒魔法かけても、精神的に疲れちゃうよね。
今度からセーブする」
ケーンは手を引っ込め、しょぼ~んとする。
「ほんとに気持ち良かったんですよ!
ケーン様は超素敵でした!」
キキョウは焦って、ケーンにすがりついた。
はっ……。また押し倒されちゃったよ……。
「嫁は大事にするから。服を着よう」
ケーンはいたずらっぽく笑って、ベッドから降りた。
そうなってくると、ちょっぴり名残惜しい、キキョウだった。
ケーンは服を着ながら、キキョウの着衣を横目で見る。後ろ向きで恥じらう様が新鮮で愛しい。
ケーンがこれまで経験した、かあちゃんの眷属たちは、羞恥心を知らない。
夜の王宮は基本的に女性オンリー。そんな環境に、飛び込んできたただ一人の男性はケンイチだった。
ケンイチは、パーティを組むまで、色々あったらしいが、パーティ結成後、なんと、他の女に一切手を出さなかったと聞いている。もちろん、かあちゃんの眷属たちにも。
まあ、お相手はあの三人、それにかあちゃん。隙がなかったのか、あるいは目いっぱいだったのか、ケーンの関知するところではない。
「オークだけじゃ、つまんなかただろ?
黄の森じゃ、オーク以上に強い魔物、出てこないと思うけど。
どうする?」
キキョウは二十体ものオークを、数分で片付けた。人間のトリプルSも、なかなかのものだと感心していた。
「赤の森にでも、行ってみますか?
あそこなら、多少手ごたえがあるかと」
「そうしようか。
俺にも獲物、ちょっぴり残してね」
キキョウの提案に、即ノリしたケーンだった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
36
1 / 2
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる