スキルで快適!異世界ライフ(笑)

夜夢

文字の大きさ
49 / 138
第8章 国内平定編

15 ヒュース領の現状

    漸く満足した彼女達を連れ地上に出た。太陽が黄色い…。レンは彼女達に聞いた。

「なぁ、大人達は戦争に連れて行かれたって言ったよな?まだここら辺で戦争があるのか?」

    フレイはその質問に答えた。

「今ヒュース領を治めてる奴が最低の奴でさ、前領主の息子でザイン・ヒュースって奴なんだけど…。」

    ふむ、領主が居るのか。レンは続きを聞く。

「これまた前領主そっくりの糞野郎でね、隣のラゴス領を占領しようとしてるんだよ。既にラゴスの村、ラードは落ちてるって聞いたわ。多分、ここみたいな感じになってると思う…。」

    ラゴスが危ない…か。先にラゴスに行った方がいいか?レンは考える。

「ラゴスに領主はいるのか?」

「今は居ない筈よ。ラゴスのガロンズって町のヴェイン町長が防衛してると思う。あまり長くはもたないと思うわ…。」

    レンは彼女達に聞いた。

「そのヴェインって人はどんな人物だ?」

    フレイが答える。

「ん~…。聞いた話でいいなら。」

「かまわん。教えてくれ。」

「前ラゴス領主の親戚で、領主より遥かに優秀なんだけど、領主になる気は無いって人。面倒が嫌いだけど、知り合った人は守る。そんな感じかな。」

    ほう。なかなか良い人物だな。配下に欲しいな、そいつ。助けて恩を売っておくか。レンは彼女達に問い掛けた。 

「誰か…ガロンズの町まで案内出来るか?それか知り合いがいるとか…。」

    フレイが手を挙げる。

「姉がガロンズの門で騎士をしてるわ。私も何回か行った事があるから、多分入れてくれると思う。」

「わかった、じゃあ一緒に来てくれ。他の4人は俺の家で休んでてくれ。大人達を助けたらティルナノーグに村を用意しよう。」

しかし、彼女達はどこか不満気に口を尖らす。

「えぇ~…レン様のお嫁さんがいいなぁ…」
「「「私もっ!!」」」

    彼女達はレンに甘えてくる。

「わかったわかった。帰ったら嫁にするから、待っててくれ。」

「「「「やたー♪」」」」

   レンは5人を連れ、自宅へと飛んだ。

「あ、お帰りなさい、レン様♪どうしました?」

    メルゥが迎えてくれた。

「彼女達4人を頼む、ラジット村の生き残りだ。ヒュースがラゴスに戦争を仕掛けているから、俺は、このフレイを連れてラゴスに行く。」

「戦…ですか。まだそんな事をしようとするお馬鹿さんがいるんですねぇ…。それより…。」

    メルゥは仲が良さそうにレンに寄り添う、フレイを見ていた。

「何か、随分仲がよろしく見えるのは…私の気のせい…かしら?」

    フレイは慌てて、レンの後ろに下がった。だが、他の4人がメルゥに告げる。

「もう、凄かったんだよ~…私達そっちのけで、ずっといちゃラブセックスしててさぁ…。」

    メルゥの目が怪しく光る。

「レン様…?詳しくお聞きしたいのですが?」

    レンはメルゥの勢いに後退り、後ろに居たフレイの手を握る。

「い、行くぞフレイ!転移っ!」

「あっ!待ちなさ~い!もうっ!帰ってきたら、私達にもいちゃラブセックスして貰うんだからね~!」

    それを聞いた4人がメルゥに声を掛ける。

「あ、あの~…それ、私達も混ざりいな~なんて…。」

    メルゥは4人を見て、考える。

「貴女達、レン様としたでしょう?」

「はいっ、それはもう♪何回も抱いて貰いました♪それ以降あの逞しい肉棒が頭から離れないんですっ!」

「合格ですわね。それでは、帰ってきたら皆でレン様にお仕置きしましょうか♪」

    メルゥは4人に向けて怪しく笑う。4人はそれに敬礼を返した。

「イエス、マムっ♪」

    メルゥと4人は団結し、レンお仕置き計画を練り上げていった。

    嫁達が謎の結束をしているとは知らずに、レンはフレイを連れ、再びラジットへと来ていた。

「さて、ラジットに来たわけだが。…フレイ、寒気がしないか?」

    フレイは首を傾げて答える。

「え?全然?風邪?」

「あ~いや、多分メルゥだな。気にしてもしょうがない。さて、ではラゴス領のガロンズまで行くとするか。案内頼むぞ、フレイ?」

    フレイは頷いて答えた。

「わかった。行きましょう。あ、レン。私ちょっと武器とか取ってくるから、倉庫まで一緒に着いてきてくれる?」

    レンは了承し、フレイの後を着いていった。  
感想 220

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

【完結】転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。

〈完結〉遅効性の毒

ごろごろみかん。
ファンタジー
「結婚されても、私は傍にいます。彼が、望むなら」 悲恋に酔う彼女に私は笑った。 そんなに私の立場が欲しいなら譲ってあげる。

転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜

まさき
ファンタジー
異世界転生した最強の金持ち嫡男、 専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活   現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。   しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。   彼は大陸一の富を誇る名門貴族―― ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。   カイルに与えられたのは ・世界一とも言える圧倒的な財力 ・財力に比例して増大する規格外の魔力   そして何より彼を驚かせたのは――   彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。   献身的なエルフのメイド長リリア。 護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。   さらに個性豊かな巨乳メイドたち。   カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。   すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――   「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」   領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、 時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、   最強の御曹司カイルは 世界一幸せなハーレムを築いていく。 最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。

女の子がほとんど産まれない国に転生しました。

さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。 100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳 そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。 当面は2日に1話更新予定!

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)