戦国de無双!~時代は彼が動かす~

夜夢

文字の大きさ
74 / 79
第6幕

06 何を成すか

しおりを挟む
    議会二日目、武瑠は少し真面目に働こうと、これから成すべき事を議員達に説明した。

「聞け、お前達。先ず、俺が大統領になった事でアメリカは一丸となり、南北戦争は回避出来た。つまりだ、俺が動けば戦争は回避出来ると言うことが証明された。この意味が分かるかな?」

「はい!サッパリ分かりません!」

「バカ者ぉぉぉぉっ!!何故分からんっ!此方に来て尻を出せい!」

「は、はぃぃぃぃっ!!」

    武瑠は女を傍に呼び、尻叩きならぬ、子宮口叩きを始めた。

「あっあっあっ!い、痛くないぃっ!気持ち良いぃぃぃぃっ♪ 」

「全く。俺が何を言いたいか知りたいか?」

「あっ♪は、はぃっ!んっ…!お、教えて…くださぁいっ♪」

「ふむ。良かろう。皆もこうなりたくなかったらよ~く聞けよ?」

    武瑠は皆に向かって口を開いた。

「先ず、お前らは知らないだろうが、1914年から世界規模の戦争が起こる!」

「「「「えっ!!!!?」」」」

    皆は一様に驚きを見せた。

「発端はとあるボスニア系セルビア人がサラエボでオーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者を暗殺する事から始まるのだが………」

「ち、ちょっと待って下さい!な、何故そこまで分かるのですか!?それに、1914年と言ったら…まだまだ先の話では?事実なのでしょうか?」

「ふむ。お前等には説明しても理解出来ないだろうから、此処は実際に起こるであろう映像を見ながら説明しよう。舞。」

「はいっ!準備オッケーです。何時でも再生出来ます。」

「うむ。やってくれ。」

「はい!では…暗転しまぁす。」

    議会が暗くなり、スクリーンに映像が流れ始めた。武瑠はこの説明の為に舞の記憶から現世の世界大戦の映像を吸い出し、映像化させていたのだった。スクリーンには様々な国が参戦し、次々と命が失われる様が写し出されていた。

「ひ、酷い…。」

「こんな…しかし…。」

    議員達は静かに映像を見ている。中には途中で退席する者もいた。やがて、一通りの映像が流れ、会場に明かりが戻った。

「以上だ。感想は?」

    議員達は誰1人口を開こうとしなかった。それだけショッキングな映像だったのだろう。

「これが未来?しかし…戦っていたのはほぼ男性では?未来では立場が入れ替わっていると言う事でしょうか?」

「…よく見ているな。まぁ、これは俺や舞が居た世界の話だ。」

「「「「え?」」」」

    議員達は訳が分からないと言った表情を浮かべていた。

「ま、簡単に説明するとだな、俺と舞はこの世界とは違う地球から来たんだ。それも西暦20XX年からな。歴史が同じと言うのは既に日本で確認済みだ。実際、俺が表に出なければ今ごろ日本は文明開化に入っていただろう。が、俺が深く関わった事で歴史は違う顔を見せた。」

    皆は黙って話を聞いている。

「つまりだ。何が言いたいかと言うとだな…。俺が動いて世界大戦を回避しようって話なんだよ。」

「で、出来るのですか!?」

「ああ。歴史は変わる事が証明されている。俺が深く関われば必ず回避できる。その為にも…今から準備を始めなければならない。この戦争が始まるまで後50年しか無いんだ。」

1人の議員が挙手した。

「い、一体何をするのですか?」

「ふむ。分からないか。まぁ、それを今から説明するから聞け。舞、次だ。」

「はいは~い。んっしょ…っと。」

    今度はホワイトボードが現れた。武瑠はマジックを持ち、それにこれから成すべき事を次々と記入していった。

「こんなもんか。よし、説明するぞ。先ず始めに…日本、アメリカを中心とした地球政府を作る。これに参加する国を集める為にも、アメリカの発展は急務と言える。」

「「「「地球…政府??」」」」

「分からないか…。簡単に説明するとだな、これに参加した国には俺が守ると言う事だ。そして、入る魅力があると世界に知らしめる為にも、先ずはアメリカを経済的に世界一にしようって話さ。日本だとどうしても狭いからな。それに鎖国中だし。だから、先ずはアメリカなんだ。俺と舞でアメリカを現世以上にまで発展させる。未来から来てるし、俺には何でも可能にする能力がある。そこでだ、お前達には外交を担当して貰いたい。」

「外交…ですか。例えば?」

「そうだな、先ず…今はまだ石炭等の燃料に頼りきっているだろう?」

「ええ。」

「それを止める。」

「はっ!?な、何を言って…!世界はどこも石炭が主流なのですよ?まさか…石油?」

「お、石油を知っているのか。だが、違うな。石油は最早時代遅れだ。因みに、原子力なんかは問題外だ。あれは使い方を謝ると甚大な被害が出る。」

    いよいよ議員達はついて来られなくなっていた。

「では、何をどうするのですか?安全かつ石炭より効率的な燃料でもあると?」

「ある。お前達はステータスと言うものがある事を知っているか?」

「ステータス?ええ。それが何か?」

「ならさ、MPって項目があるだろ?」

「ま、MP?何ですか…それ?」

「は?」

    ちょっと待て。まさか…。

「ちょ、ま、舞?お前MPあるか?」

「はい?先輩、ゲームじゃ無いんですから、そんなのある訳無いじゃないですかぁ~。…無いですよね?え?もしかして…武瑠先輩って魔法使えるんですか?」

    武瑠は無言で手のひらを天井に向け、呟いた。

「【ファイア】。」

    すると、武瑠の手から火が飛び出した。

「「「「え…えぇぇぇぇぇっ!?な、何それ!!?」」」」

「…マジか。え、何?MPって無いの?」

「いやいやいや、逆に何ですかそれ!?あ、マジックですか?やだなぁ、で…燃料は?」

「…今日はこれで解散だ。続きはまた明日だ。以上!」

「そ、そんなっ!き、気になるんですけど!?」

「それどころじゃ無いんだよ!少し確認してくるわ。舞、後を頼む。【転移】!!」

「あ!先輩っ!?もうっ!おいて行くなんて酷いですっ!」

    こうして、新たな事実が判明した所で二日目が終了した。武瑠は一体何処に何を確認しに行ったのだろうか。
しおりを挟む
感想 197

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。 カレンと晴人はその後、どうなる?

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

一夏の性体験

風のように
恋愛
性に興味を持ち始めた頃に訪れた憧れの年上の女性との一夜の経験

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

処理中です...