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第6幕
06 何を成すか
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議会二日目、武瑠は少し真面目に働こうと、これから成すべき事を議員達に説明した。
「聞け、お前達。先ず、俺が大統領になった事でアメリカは一丸となり、南北戦争は回避出来た。つまりだ、俺が動けば戦争は回避出来ると言うことが証明された。この意味が分かるかな?」
「はい!サッパリ分かりません!」
「バカ者ぉぉぉぉっ!!何故分からんっ!此方に来て尻を出せい!」
「は、はぃぃぃぃっ!!」
武瑠は女を傍に呼び、尻叩きならぬ、子宮口叩きを始めた。
「あっあっあっ!い、痛くないぃっ!気持ち良いぃぃぃぃっ♪ 」
「全く。俺が何を言いたいか知りたいか?」
「あっ♪は、はぃっ!んっ…!お、教えて…くださぁいっ♪」
「ふむ。良かろう。皆もこうなりたくなかったらよ~く聞けよ?」
武瑠は皆に向かって口を開いた。
「先ず、お前らは知らないだろうが、1914年から世界規模の戦争が起こる!」
「「「「えっ!!!!?」」」」
皆は一様に驚きを見せた。
「発端はとあるボスニア系セルビア人がサラエボでオーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者を暗殺する事から始まるのだが………」
「ち、ちょっと待って下さい!な、何故そこまで分かるのですか!?それに、1914年と言ったら…まだまだ先の話では?事実なのでしょうか?」
「ふむ。お前等には説明しても理解出来ないだろうから、此処は実際に起こるであろう映像を見ながら説明しよう。舞。」
「はいっ!準備オッケーです。何時でも再生出来ます。」
「うむ。やってくれ。」
「はい!では…暗転しまぁす。」
議会が暗くなり、スクリーンに映像が流れ始めた。武瑠はこの説明の為に舞の記憶から現世の世界大戦の映像を吸い出し、映像化させていたのだった。スクリーンには様々な国が参戦し、次々と命が失われる様が写し出されていた。
「ひ、酷い…。」
「こんな…しかし…。」
議員達は静かに映像を見ている。中には途中で退席する者もいた。やがて、一通りの映像が流れ、会場に明かりが戻った。
「以上だ。感想は?」
議員達は誰1人口を開こうとしなかった。それだけショッキングな映像だったのだろう。
「これが未来?しかし…戦っていたのはほぼ男性では?未来では立場が入れ替わっていると言う事でしょうか?」
「…よく見ているな。まぁ、これは俺や舞が居た世界の話だ。」
「「「「え?」」」」
議員達は訳が分からないと言った表情を浮かべていた。
「ま、簡単に説明するとだな、俺と舞はこの世界とは違う地球から来たんだ。それも西暦20XX年からな。歴史が同じと言うのは既に日本で確認済みだ。実際、俺が表に出なければ今ごろ日本は文明開化に入っていただろう。が、俺が深く関わった事で歴史は違う顔を見せた。」
皆は黙って話を聞いている。
「つまりだ。何が言いたいかと言うとだな…。俺が動いて世界大戦を回避しようって話なんだよ。」
「で、出来るのですか!?」
「ああ。歴史は変わる事が証明されている。俺が深く関われば必ず回避できる。その為にも…今から準備を始めなければならない。この戦争が始まるまで後50年しか無いんだ。」
1人の議員が挙手した。
「い、一体何をするのですか?」
「ふむ。分からないか。まぁ、それを今から説明するから聞け。舞、次だ。」
「はいは~い。んっしょ…っと。」
今度はホワイトボードが現れた。武瑠はマジックを持ち、それにこれから成すべき事を次々と記入していった。
「こんなもんか。よし、説明するぞ。先ず始めに…日本、アメリカを中心とした地球政府を作る。これに参加する国を集める為にも、アメリカの発展は急務と言える。」
「「「「地球…政府??」」」」
「分からないか…。簡単に説明するとだな、これに参加した国には俺が守ると言う事だ。そして、入る魅力があると世界に知らしめる為にも、先ずはアメリカを経済的に世界一にしようって話さ。日本だとどうしても狭いからな。それに鎖国中だし。だから、先ずはアメリカなんだ。俺と舞でアメリカを現世以上にまで発展させる。未来から来てるし、俺には何でも可能にする能力がある。そこでだ、お前達には外交を担当して貰いたい。」
「外交…ですか。例えば?」
「そうだな、先ず…今はまだ石炭等の燃料に頼りきっているだろう?」
「ええ。」
「それを止める。」
「はっ!?な、何を言って…!世界はどこも石炭が主流なのですよ?まさか…石油?」
「お、石油を知っているのか。だが、違うな。石油は最早時代遅れだ。因みに、原子力なんかは問題外だ。あれは使い方を謝ると甚大な被害が出る。」
いよいよ議員達はついて来られなくなっていた。
「では、何をどうするのですか?安全かつ石炭より効率的な燃料でもあると?」
「ある。お前達はステータスと言うものがある事を知っているか?」
「ステータス?ええ。それが何か?」
「ならさ、MPって項目があるだろ?」
「ま、MP?何ですか…それ?」
「は?」
ちょっと待て。まさか…。
「ちょ、ま、舞?お前MPあるか?」
「はい?先輩、ゲームじゃ無いんですから、そんなのある訳無いじゃないですかぁ~。…無いですよね?え?もしかして…武瑠先輩って魔法使えるんですか?」
武瑠は無言で手のひらを天井に向け、呟いた。
「【ファイア】。」
すると、武瑠の手から火が飛び出した。
「「「「え…えぇぇぇぇぇっ!?な、何それ!!?」」」」
「…マジか。え、何?MPって無いの?」
「いやいやいや、逆に何ですかそれ!?あ、マジックですか?やだなぁ、で…燃料は?」
「…今日はこれで解散だ。続きはまた明日だ。以上!」
「そ、そんなっ!き、気になるんですけど!?」
「それどころじゃ無いんだよ!少し確認してくるわ。舞、後を頼む。【転移】!!」
「あ!先輩っ!?もうっ!おいて行くなんて酷いですっ!」
こうして、新たな事実が判明した所で二日目が終了した。武瑠は一体何処に何を確認しに行ったのだろうか。
「聞け、お前達。先ず、俺が大統領になった事でアメリカは一丸となり、南北戦争は回避出来た。つまりだ、俺が動けば戦争は回避出来ると言うことが証明された。この意味が分かるかな?」
「はい!サッパリ分かりません!」
「バカ者ぉぉぉぉっ!!何故分からんっ!此方に来て尻を出せい!」
「は、はぃぃぃぃっ!!」
武瑠は女を傍に呼び、尻叩きならぬ、子宮口叩きを始めた。
「あっあっあっ!い、痛くないぃっ!気持ち良いぃぃぃぃっ♪ 」
「全く。俺が何を言いたいか知りたいか?」
「あっ♪は、はぃっ!んっ…!お、教えて…くださぁいっ♪」
「ふむ。良かろう。皆もこうなりたくなかったらよ~く聞けよ?」
武瑠は皆に向かって口を開いた。
「先ず、お前らは知らないだろうが、1914年から世界規模の戦争が起こる!」
「「「「えっ!!!!?」」」」
皆は一様に驚きを見せた。
「発端はとあるボスニア系セルビア人がサラエボでオーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者を暗殺する事から始まるのだが………」
「ち、ちょっと待って下さい!な、何故そこまで分かるのですか!?それに、1914年と言ったら…まだまだ先の話では?事実なのでしょうか?」
「ふむ。お前等には説明しても理解出来ないだろうから、此処は実際に起こるであろう映像を見ながら説明しよう。舞。」
「はいっ!準備オッケーです。何時でも再生出来ます。」
「うむ。やってくれ。」
「はい!では…暗転しまぁす。」
議会が暗くなり、スクリーンに映像が流れ始めた。武瑠はこの説明の為に舞の記憶から現世の世界大戦の映像を吸い出し、映像化させていたのだった。スクリーンには様々な国が参戦し、次々と命が失われる様が写し出されていた。
「ひ、酷い…。」
「こんな…しかし…。」
議員達は静かに映像を見ている。中には途中で退席する者もいた。やがて、一通りの映像が流れ、会場に明かりが戻った。
「以上だ。感想は?」
議員達は誰1人口を開こうとしなかった。それだけショッキングな映像だったのだろう。
「これが未来?しかし…戦っていたのはほぼ男性では?未来では立場が入れ替わっていると言う事でしょうか?」
「…よく見ているな。まぁ、これは俺や舞が居た世界の話だ。」
「「「「え?」」」」
議員達は訳が分からないと言った表情を浮かべていた。
「ま、簡単に説明するとだな、俺と舞はこの世界とは違う地球から来たんだ。それも西暦20XX年からな。歴史が同じと言うのは既に日本で確認済みだ。実際、俺が表に出なければ今ごろ日本は文明開化に入っていただろう。が、俺が深く関わった事で歴史は違う顔を見せた。」
皆は黙って話を聞いている。
「つまりだ。何が言いたいかと言うとだな…。俺が動いて世界大戦を回避しようって話なんだよ。」
「で、出来るのですか!?」
「ああ。歴史は変わる事が証明されている。俺が深く関われば必ず回避できる。その為にも…今から準備を始めなければならない。この戦争が始まるまで後50年しか無いんだ。」
1人の議員が挙手した。
「い、一体何をするのですか?」
「ふむ。分からないか。まぁ、それを今から説明するから聞け。舞、次だ。」
「はいは~い。んっしょ…っと。」
今度はホワイトボードが現れた。武瑠はマジックを持ち、それにこれから成すべき事を次々と記入していった。
「こんなもんか。よし、説明するぞ。先ず始めに…日本、アメリカを中心とした地球政府を作る。これに参加する国を集める為にも、アメリカの発展は急務と言える。」
「「「「地球…政府??」」」」
「分からないか…。簡単に説明するとだな、これに参加した国には俺が守ると言う事だ。そして、入る魅力があると世界に知らしめる為にも、先ずはアメリカを経済的に世界一にしようって話さ。日本だとどうしても狭いからな。それに鎖国中だし。だから、先ずはアメリカなんだ。俺と舞でアメリカを現世以上にまで発展させる。未来から来てるし、俺には何でも可能にする能力がある。そこでだ、お前達には外交を担当して貰いたい。」
「外交…ですか。例えば?」
「そうだな、先ず…今はまだ石炭等の燃料に頼りきっているだろう?」
「ええ。」
「それを止める。」
「はっ!?な、何を言って…!世界はどこも石炭が主流なのですよ?まさか…石油?」
「お、石油を知っているのか。だが、違うな。石油は最早時代遅れだ。因みに、原子力なんかは問題外だ。あれは使い方を謝ると甚大な被害が出る。」
いよいよ議員達はついて来られなくなっていた。
「では、何をどうするのですか?安全かつ石炭より効率的な燃料でもあると?」
「ある。お前達はステータスと言うものがある事を知っているか?」
「ステータス?ええ。それが何か?」
「ならさ、MPって項目があるだろ?」
「ま、MP?何ですか…それ?」
「は?」
ちょっと待て。まさか…。
「ちょ、ま、舞?お前MPあるか?」
「はい?先輩、ゲームじゃ無いんですから、そんなのある訳無いじゃないですかぁ~。…無いですよね?え?もしかして…武瑠先輩って魔法使えるんですか?」
武瑠は無言で手のひらを天井に向け、呟いた。
「【ファイア】。」
すると、武瑠の手から火が飛び出した。
「「「「え…えぇぇぇぇぇっ!?な、何それ!!?」」」」
「…マジか。え、何?MPって無いの?」
「いやいやいや、逆に何ですかそれ!?あ、マジックですか?やだなぁ、で…燃料は?」
「…今日はこれで解散だ。続きはまた明日だ。以上!」
「そ、そんなっ!き、気になるんですけど!?」
「それどころじゃ無いんだよ!少し確認してくるわ。舞、後を頼む。【転移】!!」
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