28 / 123
第2章 領地開発の章
19 王国再建
しおりを挟む
あれから1週間、ガゼルは毎日ショコラに勉強を教えつつ、時間が出来たら遊んであげるといった、平和な日々を送っていた。
そして、今日は領内にいる全ての貴族が城に集められる日。城内は朝から慌ただしく動いていた。ガゼルは玉座に座り、貴族達に向かって言った。
「この国の貴族制度を廃止する。貴様等はこれから一般人だ。だが、全員と言う訳ではない。能力がある奴は継続して雇ってやる。」
「いきなり何をぬかすか!この若造がっ!貴族が居ないと国は回らんぞ!」
「お前、名は?」
「ヤコブ・グレアニアだ!」
「ヤコブな。取り敢えずお前はいらん。資料によると、横領の疑いあり。領民の評判もかなり悪い。」
「なっ!?」
ヤコブは顔を真っ赤にし怒り狂った。
「己っ!最早我慢ならん!斬り捨ててくれるわっ!誰かワシに賛同する者はおらぬか!奴を殺したらワシが王となり、高い地位をくれてやるぞ!?」
すると何人かの貴族が剣を構え、ガゼルに向かった。
「ふん…。どいつもこいつも…、肥え太った豚共だな。自己管理すら出来ん豚に用はない。今すぐ消えろ。」
「ぐぬぬぬっ!者共、奴を殺せぇぇぇっ!!」
貴族達は一斉に斬りかかってきた。が、ガゼルは魔法を一発放っただけで、貴族達を屠った。
「な、なにっ!?」
「仕事を楽にしてくれてありがとう。どうやって減らすか考えていたんだ。じゃあ、サヨナラ。」
ガゼルはヤコブの首をはねた。
「さて、残った諸君。俺に従うか、野に下るか選べ。お前等はさっきの豚共とは違って頭が回る様だからな。」
残った貴族は5人。
「私達は新たな王に従いたく思います。先日のデモンストレーションを拝見しました。その力、正に王に相応しい。微力ですが、我等5人…力となりましょうぞ。」
「お前等、名は?」
残った貴族は、ゲイン、ロベルタ、マーリン、ハルベルト、クロイスと名乗った。全員鍛えられた身体をしており、領地での評判もかなり良い。
「貴族は無くすが、国を5つに分けそれぞれお前達5人に任せる。領内で何かあったら俺に報告だ。いいな?」
「「「「「畏まりました。」」」」」
「うむ、では与える領地について話をしよう。付いて参れ。」
ガゼルは城を中心とし、国を6つに分けた。中央は自分で管理し、残りを5人に均等に与える 。
「税は如何なさいますか?」
「国の維持、管理が出来る分あればいい。裁量は各領地に任せる。民が苦しまない様に額を調整してくれ。俺は金持ちだからな、正直金などいらんのだ。」
ガゼルは掌から巨大な金塊を5つごとっごとっとテーブルの上に落とした。
「お前等の給料だ。少ないか?」
「な、何を!?多過ぎですぞ!?何年分あるか…!」
「余ったら民達に還元すれば良い。これからの働き次第で更に追加で出してやろう。だから、忠義を尽くしてくれよ?」
「はは、新しい王はどうやらとんでもない人物らしい。畏まりました、これより我等身を粉にして力を振るいます。」
「宜しく頼む。」
貴族達は金塊を抱え、それぞれの新たな領地へと向かった。
「お疲れ様でした、アナタ。」
「ヴァニラか、どうした?」
「いえ、これから国がどうなるかと思いましたが…、心配無さそうですね。」
「戦を考えなければこんなもんさ。これからは国内の開発に力を入れる。民に豊かな暮らしを与えるのが俺の役目だ。」
「ふふっ、私もアナタのお陰で潤いっぱなしですわ♪これなら、近い内に子をなすでしょう。ショコラも毎日楽しそうで…アナタには感謝しかありませんわ。」
「っと、忘れてた。実は俺、隣国の貴族だったんだよなぁ…。どうしたもんか…。一度挨拶しとくか。ヴァニラ、少し城をあけるぞ。」
「早く帰って来て下さいね?」
「ああ、今日中に帰るよ。では、行ってくる。」
そう言うと、ガゼルは転移でヴァンドール王国へと飛んだ。
「よ、久しぶりだな。」
「ガゼル様っ!?」
城に飛ぶとリンダが少し大きくなったお腹を抱えながら座っていた。
「それ、俺の子か?」
「ええ、もう半年もすれば産まれますよ♪」
「そうか、ところで王は?」
「今の時間なら書斎でしょうか、案内しましょう。」
ガゼルはリンダに案内され、王が居る書斎へと通された。
「おお、ガゼル殿か!久しいな!」
「お久しぶりです。今日は大事な報告があって参りました。」
「む?なんじゃ?」
「はい、実は私、隣のゴッサム王国の王になりまして、挨拶に参りました。」
「は?え?」
リンダは驚いていた。
「ま、誠か?」
「ええ。それで貴族の地位を返上したく思い、参りました。」
「そうか…。して、これからどうする気じゃ?」
「そうですね、我が城にマゴットとリンダを迎え、ヴァンドール王国とは友好を結ぼうかと。リンダのお腹にも私の子が居るみたいですし、末永く付き合って行きたいと考えております。」
「ふっ、ははははっ。良い、友好を結ぼうではないか。主に与えた領地はそのままくれてやろう。国境の門も無くして構わん。これからも宜しく頼むぞ?ガゼル殿。」
「勿論です。では、後程親書を送ります故。」
「うむ、待つとしよう。」
「じゃあ、リンダ。元気な子を産んでくれよ?また来る。」
「はい…♪ちゅっ…♪」
ガゼルは自領へと転移した。
「ユワン、ミュリスそれとリンダ、マゴット居るか?」
ガゼルは村に着いてから全員を集めた。
「ガゼル様っ!今まで何をっ!」
「すまんな、ユワン。勇者ぶっ殺してたら王になっちまってな。今俺はゴッサム王国で王様やってんだ。」
「は、はぁ?お、王様!?」
ユワンは驚いていた。そこにマゴットとレイラが近寄ってきた。
「では、ヴァンドール王国の此処は?」
「王からこの領地を貰った。ネス、今後此処はゴッサム王国だ。だが、管理は俺がやるから、今まで通りで頼む。」
「はい。分かりました。」
「で?私とレイラを呼んだって事は?」
「ああ、ヴァンドールとの友好の証として、俺の城に来て貰う。すまないな。」
「いえ、全然♪寧ろ会う機会が増えて嬉しいです♪」
「そうか、っとユワン。隣の国にはお前の仇は居なかった。すまんな。」
「いえ、それは大丈夫ですが…。随分出世しましたね?」
「なんか流れでな。それより、お前達も側に置きたい。勿論来るよな?」
「はいっ♪仇の勇者が居なかったのは残念ですが、いつかは戦う事になる筈…。それまで訓練をお願いします!」
「ああ、ミュリスも良いよな?」
「勿論ですよぉ♪既に孕んでますし?今更離れられませんって♪」
「そ、そうか。まぁいいや。じゃあ、皆で城に飛ぼうか。【転移】!」
ガゼルは4人を連れ、城へと転移した。
「戻った、ヴァニラ。至急ヴァンドール王国に友好を結ぶ親書を送ってくれ。そうだな、五分の兄弟国としてと書いてくれ。」
「分かりました。…で、そちらの方々は?」
「マゴットとレイラはヴァンドールの王女だ。俺の嫁だ。それと、俺の仲間でユワンとミュリスだ。仲間はまだこの国にあるライオット村にもいるが、今はまだ良いだろう。」
皆はそれぞれ自己紹介をした。そこにショコラが入って来た。
「パパぁ♪今日の分の勉強終わったよぉ~♪」
「っと。偉いぞ、ショコラ。」
「えへへ~♪あ、レイラちゃん?」
「ショコラ?それにパパって?」
「何だ、知り合いか?レイラ?」
「え、ええ。交流会で何度か。歳も近いですし。でも、ショコラってこんな…明るかったかしら?」
「新しいパパのお陰かなぁ♪毎日が楽しいのっ♪いっぱい構ってくれて…ショコラは幸せの中に居るです♪ママもパパのお陰で優しくなりました♪」
「そう…。良かったわね、ショコラ。ふふっ。」
こうして、城に嫁候補を集めたガゼルは、次なる目的の為に動き出すのであった。
そして、今日は領内にいる全ての貴族が城に集められる日。城内は朝から慌ただしく動いていた。ガゼルは玉座に座り、貴族達に向かって言った。
「この国の貴族制度を廃止する。貴様等はこれから一般人だ。だが、全員と言う訳ではない。能力がある奴は継続して雇ってやる。」
「いきなり何をぬかすか!この若造がっ!貴族が居ないと国は回らんぞ!」
「お前、名は?」
「ヤコブ・グレアニアだ!」
「ヤコブな。取り敢えずお前はいらん。資料によると、横領の疑いあり。領民の評判もかなり悪い。」
「なっ!?」
ヤコブは顔を真っ赤にし怒り狂った。
「己っ!最早我慢ならん!斬り捨ててくれるわっ!誰かワシに賛同する者はおらぬか!奴を殺したらワシが王となり、高い地位をくれてやるぞ!?」
すると何人かの貴族が剣を構え、ガゼルに向かった。
「ふん…。どいつもこいつも…、肥え太った豚共だな。自己管理すら出来ん豚に用はない。今すぐ消えろ。」
「ぐぬぬぬっ!者共、奴を殺せぇぇぇっ!!」
貴族達は一斉に斬りかかってきた。が、ガゼルは魔法を一発放っただけで、貴族達を屠った。
「な、なにっ!?」
「仕事を楽にしてくれてありがとう。どうやって減らすか考えていたんだ。じゃあ、サヨナラ。」
ガゼルはヤコブの首をはねた。
「さて、残った諸君。俺に従うか、野に下るか選べ。お前等はさっきの豚共とは違って頭が回る様だからな。」
残った貴族は5人。
「私達は新たな王に従いたく思います。先日のデモンストレーションを拝見しました。その力、正に王に相応しい。微力ですが、我等5人…力となりましょうぞ。」
「お前等、名は?」
残った貴族は、ゲイン、ロベルタ、マーリン、ハルベルト、クロイスと名乗った。全員鍛えられた身体をしており、領地での評判もかなり良い。
「貴族は無くすが、国を5つに分けそれぞれお前達5人に任せる。領内で何かあったら俺に報告だ。いいな?」
「「「「「畏まりました。」」」」」
「うむ、では与える領地について話をしよう。付いて参れ。」
ガゼルは城を中心とし、国を6つに分けた。中央は自分で管理し、残りを5人に均等に与える 。
「税は如何なさいますか?」
「国の維持、管理が出来る分あればいい。裁量は各領地に任せる。民が苦しまない様に額を調整してくれ。俺は金持ちだからな、正直金などいらんのだ。」
ガゼルは掌から巨大な金塊を5つごとっごとっとテーブルの上に落とした。
「お前等の給料だ。少ないか?」
「な、何を!?多過ぎですぞ!?何年分あるか…!」
「余ったら民達に還元すれば良い。これからの働き次第で更に追加で出してやろう。だから、忠義を尽くしてくれよ?」
「はは、新しい王はどうやらとんでもない人物らしい。畏まりました、これより我等身を粉にして力を振るいます。」
「宜しく頼む。」
貴族達は金塊を抱え、それぞれの新たな領地へと向かった。
「お疲れ様でした、アナタ。」
「ヴァニラか、どうした?」
「いえ、これから国がどうなるかと思いましたが…、心配無さそうですね。」
「戦を考えなければこんなもんさ。これからは国内の開発に力を入れる。民に豊かな暮らしを与えるのが俺の役目だ。」
「ふふっ、私もアナタのお陰で潤いっぱなしですわ♪これなら、近い内に子をなすでしょう。ショコラも毎日楽しそうで…アナタには感謝しかありませんわ。」
「っと、忘れてた。実は俺、隣国の貴族だったんだよなぁ…。どうしたもんか…。一度挨拶しとくか。ヴァニラ、少し城をあけるぞ。」
「早く帰って来て下さいね?」
「ああ、今日中に帰るよ。では、行ってくる。」
そう言うと、ガゼルは転移でヴァンドール王国へと飛んだ。
「よ、久しぶりだな。」
「ガゼル様っ!?」
城に飛ぶとリンダが少し大きくなったお腹を抱えながら座っていた。
「それ、俺の子か?」
「ええ、もう半年もすれば産まれますよ♪」
「そうか、ところで王は?」
「今の時間なら書斎でしょうか、案内しましょう。」
ガゼルはリンダに案内され、王が居る書斎へと通された。
「おお、ガゼル殿か!久しいな!」
「お久しぶりです。今日は大事な報告があって参りました。」
「む?なんじゃ?」
「はい、実は私、隣のゴッサム王国の王になりまして、挨拶に参りました。」
「は?え?」
リンダは驚いていた。
「ま、誠か?」
「ええ。それで貴族の地位を返上したく思い、参りました。」
「そうか…。して、これからどうする気じゃ?」
「そうですね、我が城にマゴットとリンダを迎え、ヴァンドール王国とは友好を結ぼうかと。リンダのお腹にも私の子が居るみたいですし、末永く付き合って行きたいと考えております。」
「ふっ、ははははっ。良い、友好を結ぼうではないか。主に与えた領地はそのままくれてやろう。国境の門も無くして構わん。これからも宜しく頼むぞ?ガゼル殿。」
「勿論です。では、後程親書を送ります故。」
「うむ、待つとしよう。」
「じゃあ、リンダ。元気な子を産んでくれよ?また来る。」
「はい…♪ちゅっ…♪」
ガゼルは自領へと転移した。
「ユワン、ミュリスそれとリンダ、マゴット居るか?」
ガゼルは村に着いてから全員を集めた。
「ガゼル様っ!今まで何をっ!」
「すまんな、ユワン。勇者ぶっ殺してたら王になっちまってな。今俺はゴッサム王国で王様やってんだ。」
「は、はぁ?お、王様!?」
ユワンは驚いていた。そこにマゴットとレイラが近寄ってきた。
「では、ヴァンドール王国の此処は?」
「王からこの領地を貰った。ネス、今後此処はゴッサム王国だ。だが、管理は俺がやるから、今まで通りで頼む。」
「はい。分かりました。」
「で?私とレイラを呼んだって事は?」
「ああ、ヴァンドールとの友好の証として、俺の城に来て貰う。すまないな。」
「いえ、全然♪寧ろ会う機会が増えて嬉しいです♪」
「そうか、っとユワン。隣の国にはお前の仇は居なかった。すまんな。」
「いえ、それは大丈夫ですが…。随分出世しましたね?」
「なんか流れでな。それより、お前達も側に置きたい。勿論来るよな?」
「はいっ♪仇の勇者が居なかったのは残念ですが、いつかは戦う事になる筈…。それまで訓練をお願いします!」
「ああ、ミュリスも良いよな?」
「勿論ですよぉ♪既に孕んでますし?今更離れられませんって♪」
「そ、そうか。まぁいいや。じゃあ、皆で城に飛ぼうか。【転移】!」
ガゼルは4人を連れ、城へと転移した。
「戻った、ヴァニラ。至急ヴァンドール王国に友好を結ぶ親書を送ってくれ。そうだな、五分の兄弟国としてと書いてくれ。」
「分かりました。…で、そちらの方々は?」
「マゴットとレイラはヴァンドールの王女だ。俺の嫁だ。それと、俺の仲間でユワンとミュリスだ。仲間はまだこの国にあるライオット村にもいるが、今はまだ良いだろう。」
皆はそれぞれ自己紹介をした。そこにショコラが入って来た。
「パパぁ♪今日の分の勉強終わったよぉ~♪」
「っと。偉いぞ、ショコラ。」
「えへへ~♪あ、レイラちゃん?」
「ショコラ?それにパパって?」
「何だ、知り合いか?レイラ?」
「え、ええ。交流会で何度か。歳も近いですし。でも、ショコラってこんな…明るかったかしら?」
「新しいパパのお陰かなぁ♪毎日が楽しいのっ♪いっぱい構ってくれて…ショコラは幸せの中に居るです♪ママもパパのお陰で優しくなりました♪」
「そう…。良かったわね、ショコラ。ふふっ。」
こうして、城に嫁候補を集めたガゼルは、次なる目的の為に動き出すのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる