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第06章 竜界編
05 三神の大迷宮
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一人三神の大迷宮に潜り、蓮太は改めて考えた。
《……違うだろ俺っ!? なんで当たり前のようにダンジョン潜ってんだ!?》
一人になり改めて自分を振り返りこの結論に到った。
《そもそもだ、全竜をぶっ殺したのは俺がムカついたからまだ良い。だが神竜にならなきゃいけない理由がわからんぞ!?》
蓮太が神竜に至る理由は強過ぎて地上世界では暮らせないため、神竜になり力を制御を覚えるためだ。そう竜達に言われたのでならばと従ってはみたが、そもそも力の制御ならばスキルを作ればどうにでもなる。
《……あれ、俺別に神竜にならなくてもよくね?》
そう気付いたのは地下五十階層に到着した時だった。竜界のダンジョンのため、出てくる敵は亜竜種ばかりかと予想していたが、中はなんの事はない、いたって普通のダンジョンだった。出てくる敵はゴブリンやらウルフといったよく見る魔物ばかりだった。
《倒したら宝箱になるんだなぁ……。スキル【レア宝箱出現率アップ】に【豪運】のおかげで食糧には困らないが……。果たしてこのまま進んでも良いものだろうか》
蓮太のモットーは働かずにのんびりまったりとだ。仮に神竜になどなってしまったら面倒を押し付けられる未来しか見えない。
《……やっぱ動き辛いな。【人化】》
蓮太は久しぶりに人間の姿に戻った。すると小さくなったせいかダンジョンがやけに広く感じるようになった。
「視線低いなぁ……。人間ってこんなだったっけ?」
《グルルルル……ガァァァァァッ!》
「おっと」
魔物が蓮太に襲い掛かってくる。蓮太は難なく魔物の攻撃を躱わし、不可視の魔法で魔物を屠る。
「あぁ~……モチベ上がらね。地下百階で風神だっけか。まさかここで風神とはなぁ……」
これは蓮太がまだヤンチャしていた時代。
「死ねやゴラァァァァァアブッ!?」
「で、出た! 蓮太サンの神の左ストレート!」
「クソ……がっ」
蓮太は殴った左腕を高く掲げる。
「お前なんぞ左の風神で一発よ。右の雷神を使うまでもねぇ。オラァッ! 誰か俺に右を使わせる奴ぁいねぇのか!」
蓮太は左腕に風神、右腕に雷神、そして背中に龍神のタトゥーを背負い、仲間内からはこう呼ばれていた。
「さっすが蓮太サンだ! よっ、一人三鬼神!」
「そのクソダセェ呼び方やめろっつってんだろうが。テメェら! 喧嘩はしまいだ! 暴走すっゾ!」
「「「「うぃぃぃぃぃぃす!」」」」
これが蓮太の若かりし時代の話だ。
蓮太は今の何もない左腕を擦る。
「まさに黒歴史だな。だが後悔はねぇ……。二度と入れるつもりはねぇけどな」
そうして地下五十階、六十階と階層ボスを瞬殺していき、現在地下百階に降り、巨大な扉の前。いかにもといった雰囲気が場を包んでいた。
「……よし、行くぜ! ここで失敗して帰る!」
蓮太は気合いを入れ扉を開いた。
「ぬぉ!? か、風がすげぇっ!」
扉を開くと蓮太に向かい暴風が襲い掛かってきた。薄目を開け室内を探ると、奥に何かがいた。
《ん? ほう……。新たな挑戦者か。前のクソ生意気な挑戦者はどうした》
「めっちゃ風神やん」
しばらくすると風が止み、いかにも風神といった風体の男が話し掛けてきた。
「あー……前の挑戦者な。ムカついたから殺した」
《……そうか。合格ぅぅぅぅぅっ!》
「……は?」
蓮太は我が耳を疑い、風神に問い返した。
「な、なに言ってんだ!? まだ何もしてねぇじゃん!?」
《ふむ。我が試練はクソ生意気な前回の挑戦者を殺した事で達成としよう。あれは生意気ではあったが確かに力はあった。我が試練は【体】。主の力を認め、我が力の一部を与えるとしよう》
そう言い、風神が蓮太の左腕に力を刻みつけた。
「こ、こここここれはっ!?」
蓮太に懐かしの左腕が戻った。
《確かに刻んだぞ。さあ、次なる試練へと向かうが良い》
「なん……」
そう告げ、風神は風になり姿を消した。
「なんって事してくれんだっ! 昔のまんまじゃねぇかコレッ!?」
蓮太の左側には敵を睨み殺さんばかりの迫力をもったかつての風神が存在を主張していた。
「クソッ、スキルでも消えねぇっ! どうすんだよコレェェェェェェッ!? こんなの恥ずかし過ぎて人前に出れねぇぞ!?」
試しに竜の姿に戻ってみたが、風神は変わらず主張を続けていた。そしてさらに性質が悪い事に、腕に刻まれた風神から声が出た。
《おお、それがお主の本来の姿か》
《し、しゃべった……だと?》
《当然だろう。一部とはいえ我だからな。だてに神を名乗っておらぬわ》
《んなこたぁどうでも良いんだよっ! 頼むから消えてくれっ》
《ははははっ。我は全ての試練が終わるまでここに刻まれ続けるだろう。消えてほしいなら最後まで試練を達成するのだな》
そう笑い、風神は静かになった。蓮太はどうにも我慢ならず、再び人化した後、自ら腕を斬り落とし回復魔法で癒してみた。だがそれでも再生された腕にはしっかり風神が刻まれていた。
「ちくしょうっ! それなら試練を全部達成するまでだっ! こんなもん二度と背負えるかっ!」
蓮太はとにかく駆けた。
「オォォォォォラララララァァァァァァァッ!!」
《《ギニャアァァァァァァ!?》》
蓮太はこれまでにない速さで疾走していた。
「……悔しいがこれが風神の力か。ありえねぇぐれぇはえぇ……」
《まだまだ上がるぞ? 雷神を刻む事ができたらな》
「急にしゃべんなよ!?」
《はははは、独り言ほど寂しいものはない。我の試練は秒で終わってしまったからな。どうだ? 次の試練について少し話さぬか?》
すると蓮太は少しだけ話に興味が湧き、立ち止まった。
「次は確か雷神だったな。全竜は挑戦できなかったのか?」
《アレは我の試練すら越えられん愚物だった。雷神の試練に挑戦できたのは……これまでにたった一体のみだ》
つまり最初に神竜となった竜以外、雷神に挑戦できた竜はいない事になる。
《雷神の試練は【技】だ。我から言える事はそれだけよ》
「技か。風神が体、雷神が技……。となると龍神は心か」
《ほう。主は心技体の心構えを知っておるか》
「まぁな。心技体とよく言われるが、本来は体技心が正しい」
《くっくっく、気付いたか》
最初の試練は【体】だった。心技体は平たくいうと、武道においての意味は精神、技術、体力、この全てが等しくバランスがとれた場合に最高のパフォーマンスができるという意味だ。しかし本当の意味は少し違う。得た技術を正しく発揮するためには体力があってこそ。そして心が伴わない体力と技術は害悪でしかない。
「なるほどな。だから体が最初だったのか。なかなかよくできた試練だな」
《その意味に気付いた者はお主で二人目だ。ちなみに、前回の挑戦者は何一つ伴っていなかった》
「だろうな」
蓮太は改めて全竜を思い浮かべる。確かに何一つ基準を満たしてはいないように思えた。
「ま、アレじゃあ無理だろうな。アレは心がまるでダメだ。まぁ俺も他人の事を言えた義理じゃないがな」
《ふっ、それは試練をもって判断される。神が審判を下すのだ。見事乗り越えたとすれば、お主は正しい力を保持していると判断されるのだよ》
「はぁぁぁ……。まさかこんな事になるとは……。これで試練を乗り越えられなかったら地獄だわ……」
そう嘆き、蓮太は再び先へと進んで行くのだった。
《……違うだろ俺っ!? なんで当たり前のようにダンジョン潜ってんだ!?》
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《そもそもだ、全竜をぶっ殺したのは俺がムカついたからまだ良い。だが神竜にならなきゃいけない理由がわからんぞ!?》
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《……あれ、俺別に神竜にならなくてもよくね?》
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《……やっぱ動き辛いな。【人化】》
蓮太は久しぶりに人間の姿に戻った。すると小さくなったせいかダンジョンがやけに広く感じるようになった。
「視線低いなぁ……。人間ってこんなだったっけ?」
《グルルルル……ガァァァァァッ!》
「おっと」
魔物が蓮太に襲い掛かってくる。蓮太は難なく魔物の攻撃を躱わし、不可視の魔法で魔物を屠る。
「あぁ~……モチベ上がらね。地下百階で風神だっけか。まさかここで風神とはなぁ……」
これは蓮太がまだヤンチャしていた時代。
「死ねやゴラァァァァァアブッ!?」
「で、出た! 蓮太サンの神の左ストレート!」
「クソ……がっ」
蓮太は殴った左腕を高く掲げる。
「お前なんぞ左の風神で一発よ。右の雷神を使うまでもねぇ。オラァッ! 誰か俺に右を使わせる奴ぁいねぇのか!」
蓮太は左腕に風神、右腕に雷神、そして背中に龍神のタトゥーを背負い、仲間内からはこう呼ばれていた。
「さっすが蓮太サンだ! よっ、一人三鬼神!」
「そのクソダセェ呼び方やめろっつってんだろうが。テメェら! 喧嘩はしまいだ! 暴走すっゾ!」
「「「「うぃぃぃぃぃぃす!」」」」
これが蓮太の若かりし時代の話だ。
蓮太は今の何もない左腕を擦る。
「まさに黒歴史だな。だが後悔はねぇ……。二度と入れるつもりはねぇけどな」
そうして地下五十階、六十階と階層ボスを瞬殺していき、現在地下百階に降り、巨大な扉の前。いかにもといった雰囲気が場を包んでいた。
「……よし、行くぜ! ここで失敗して帰る!」
蓮太は気合いを入れ扉を開いた。
「ぬぉ!? か、風がすげぇっ!」
扉を開くと蓮太に向かい暴風が襲い掛かってきた。薄目を開け室内を探ると、奥に何かがいた。
《ん? ほう……。新たな挑戦者か。前のクソ生意気な挑戦者はどうした》
「めっちゃ風神やん」
しばらくすると風が止み、いかにも風神といった風体の男が話し掛けてきた。
「あー……前の挑戦者な。ムカついたから殺した」
《……そうか。合格ぅぅぅぅぅっ!》
「……は?」
蓮太は我が耳を疑い、風神に問い返した。
「な、なに言ってんだ!? まだ何もしてねぇじゃん!?」
《ふむ。我が試練はクソ生意気な前回の挑戦者を殺した事で達成としよう。あれは生意気ではあったが確かに力はあった。我が試練は【体】。主の力を認め、我が力の一部を与えるとしよう》
そう言い、風神が蓮太の左腕に力を刻みつけた。
「こ、こここここれはっ!?」
蓮太に懐かしの左腕が戻った。
《確かに刻んだぞ。さあ、次なる試練へと向かうが良い》
「なん……」
そう告げ、風神は風になり姿を消した。
「なんって事してくれんだっ! 昔のまんまじゃねぇかコレッ!?」
蓮太の左側には敵を睨み殺さんばかりの迫力をもったかつての風神が存在を主張していた。
「クソッ、スキルでも消えねぇっ! どうすんだよコレェェェェェェッ!? こんなの恥ずかし過ぎて人前に出れねぇぞ!?」
試しに竜の姿に戻ってみたが、風神は変わらず主張を続けていた。そしてさらに性質が悪い事に、腕に刻まれた風神から声が出た。
《おお、それがお主の本来の姿か》
《し、しゃべった……だと?》
《当然だろう。一部とはいえ我だからな。だてに神を名乗っておらぬわ》
《んなこたぁどうでも良いんだよっ! 頼むから消えてくれっ》
《ははははっ。我は全ての試練が終わるまでここに刻まれ続けるだろう。消えてほしいなら最後まで試練を達成するのだな》
そう笑い、風神は静かになった。蓮太はどうにも我慢ならず、再び人化した後、自ら腕を斬り落とし回復魔法で癒してみた。だがそれでも再生された腕にはしっかり風神が刻まれていた。
「ちくしょうっ! それなら試練を全部達成するまでだっ! こんなもん二度と背負えるかっ!」
蓮太はとにかく駆けた。
「オォォォォォラララララァァァァァァァッ!!」
《《ギニャアァァァァァァ!?》》
蓮太はこれまでにない速さで疾走していた。
「……悔しいがこれが風神の力か。ありえねぇぐれぇはえぇ……」
《まだまだ上がるぞ? 雷神を刻む事ができたらな》
「急にしゃべんなよ!?」
《はははは、独り言ほど寂しいものはない。我の試練は秒で終わってしまったからな。どうだ? 次の試練について少し話さぬか?》
すると蓮太は少しだけ話に興味が湧き、立ち止まった。
「次は確か雷神だったな。全竜は挑戦できなかったのか?」
《アレは我の試練すら越えられん愚物だった。雷神の試練に挑戦できたのは……これまでにたった一体のみだ》
つまり最初に神竜となった竜以外、雷神に挑戦できた竜はいない事になる。
《雷神の試練は【技】だ。我から言える事はそれだけよ》
「技か。風神が体、雷神が技……。となると龍神は心か」
《ほう。主は心技体の心構えを知っておるか》
「まぁな。心技体とよく言われるが、本来は体技心が正しい」
《くっくっく、気付いたか》
最初の試練は【体】だった。心技体は平たくいうと、武道においての意味は精神、技術、体力、この全てが等しくバランスがとれた場合に最高のパフォーマンスができるという意味だ。しかし本当の意味は少し違う。得た技術を正しく発揮するためには体力があってこそ。そして心が伴わない体力と技術は害悪でしかない。
「なるほどな。だから体が最初だったのか。なかなかよくできた試練だな」
《その意味に気付いた者はお主で二人目だ。ちなみに、前回の挑戦者は何一つ伴っていなかった》
「だろうな」
蓮太は改めて全竜を思い浮かべる。確かに何一つ基準を満たしてはいないように思えた。
「ま、アレじゃあ無理だろうな。アレは心がまるでダメだ。まぁ俺も他人の事を言えた義理じゃないがな」
《ふっ、それは試練をもって判断される。神が審判を下すのだ。見事乗り越えたとすれば、お主は正しい力を保持していると判断されるのだよ》
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