【R18】夜夢の夜の短編集

夜夢

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その百三十六 女性専用風俗店員

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 俺はとある町で女性専用風俗店を経営している。俺の経営する店は挿入以外のサービスなら何でもありだ。

 今日も俺を指名してくれる客がやってきた。

「んっ……ちゅっ……。あっあっ、もっと舐めてぇ……っ」
「こうですか?」
「んっ! あぁぁぁっ、そこぉっ!」

 彼女は専業主婦の【あいり】さんだ。いつも昼から店に来てくれる太客の一人でもある。

「私の胸ちっちゃくてごめんねぇ~」
「いえいえ。いつも言ってるじゃないですか。俺、小さい派なんで」
「あんっ、噛んじゃだめぇ~」

 あいりさんは二十代で子どもはいない。旦那は会社経営しているらしく、仕事が忙しくて構ってくれないらしい。

「ね、今日は挿入れてくれる?」
「ダメですって。挿入しちゃったのバレたら店潰れちゃいますもん」
「ぶぅ~。いつもこんな凄いの見せつけられてお預けなんだもん、酷いよぉ~」
「すみませんね。じゃあそろそろいつもの目隠し疑似挿入コース行きますか?」
「ん、来てぇ~……」

 俺は彼女に目隠しをし、モノを割れ目に添える。

「あんっ! これぇっ、バイブなのよね?」
「もちろんですよ。当店オリジナルのリアルバイブです。本物と変わらない質感でしょ?」
「あっあっあっ! どんどん奥まで挿入ってくるぅぅぅぅぅっ!」

 もちろんこれはバイブなんかじゃない。本物のちんぽだ。だが彼女は今目隠しをし、挿入されている事実を把握していない。本当はこれが本物と気付いているだろうが、事実を認識していなければそれで良いのである。

「あぁぁぁぁぁぁっ! 気持ち良いぃぃぃぃっ! もうこれ無しの生活なんて考えられないのぉぉぉぉっ!」
「いつもありがとうございます、あいりさん。あ、そうだ。今日から新しく疑似射精機能が付いたんですよ。帰りに錠剤飲むと約束してくれたらオプションで追加しますが」
「飲むっ! 飲むから膣内に疑似射精してぇぇぇぇっ! あなたの言うこと全部聞くからぁぁぁぁぁっ!」
「ありがとうございます。じゃあ……時間いっぱい楽しみましょうか」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 それから彼女は二回延長し、満足してくれた。

「あぁん、奥に濃いのいっぱい入ってるぅ~……。もう目隠しとって良い?」
「あ、今抜きますから待っ──」
「見ちゃった~」
「見ちゃいましたか」

 彼女は制止をきかずに目隠しを外した。そこでちょうど俺のモノが彼女の膣穴から抜けた。

「もぉ~、やっぱりいつも生挿入してたんじゃないっ」
「わっ」 

 彼女が俺の身体に足を回してきた。

「もう一時間延長するっ。今度はちゃんと挿入れるとこ見たいな~」
「わかりましたよ。他のお客さんには内緒で頼みますよ?」
「言わないわよ~。これは私だけのおちんぽだもんっ。んっ……あぁぁぁぁぁぁぁっ!」

 俺はゆっくりと再び彼女の膣内にモノを埋め込んでいった。普通避妊具は使うが、俺はゴムアレルギーだ。今まで一度も使った事はない。

「あっあっあっ! 人妻まんこに生ちんぽ挿入しちゃだめなんだよぉぉぉっ! しかも膣内射精なんてもっとだめかんだからぁぁぁぁっ!」
「そねか割りにいつも絡み付けてくるじゃないですか。膣内射精は今日初めてですが、毎日生ちんぽは挿入ってましたからね」
「あっあっ、やっぱりぃぃぃっ! こんなの知ったらもう毎日通うしかないじゃないっ。ああっ、やっぱり一時間じゃ足りないわっ。無制限で私が満足するまで抱いてぇぇぇぇぇっ!」
「ありがとうございます!」
「あぁぁぁぁぁぁぁっ! 生セックス最高ぉぉぉぉぉぉっ!」

 幾度となく俺の精液が彼女の子宮内に送り込まれる。彼女は膣内射精が始まると毎回必ず足を回してくる。

「ふぅ……っ、射精した射精した。あいりさ~ん、あいりさん? 起きて掻き出さないと妊娠しますよ~? ってこんだけ注いだら今さら掻き出しても遅いか」

 数分後、起きた彼女は白濁液を子宮に格納したまま衣服を身につけ、サービス料を手渡してきた。

「明日も来たいな~……」
「構いませんが検査は受けて下さいね?」
「ええ、もちろん。じゃあ……また明日ねっ」
「お待ちしております」

 そして翌日、彼女から妊娠していたので行けないと連絡が入った。当然離婚かと思いきや、実は旦那にも愛人と子がいたようで、彼女は許されたそうだ。だが妊娠してしまったため、来年まで行けないと言われ、俺は思った。

「産むのか。ま、金あるし産みたいなら産んでくれ。さて、次の客はと……」

 そうして俺は次の客を迎える。

「いらっしゃいませ、ご指名はありますか?」
「一番上手い人かな~」
「では失礼ながら店長の俺が」
「ん~……そうね、お願いできる?」
「畏まりました」

 俺は彼女を個室に案内し、説明を始める。彼女は【みどり】さん。会社社長をしているのだとか。ここへはストレス解消にやってきたらしい。彼女は説明を聞きながら俺のモノを握り、自ら割れ目を弄っていた。

「以上となりますが、本日のコースは……」
「そうねぇ……。一本あげるから特別コースで」
「と、申されますと?」
「もう、わかってるでしょ? これをこうするのよ」

 彼女の入り口が俺の先端を半分咥え込んだ。

「お客様、挿入は無しですよ?」
「わかってる。これは事故で入ったの。そうよね?」

 俺のモノがどんどん彼女の膣肉に包み込まれていく。 

「……事故なら仕方ないですね」
「ふふっ、そうよね。じゃあ……たっぷりサービスしてね?」
「畏まりました」

 俺と彼女は対面座位で繋がり、ねっとりと舌を絡ませながら行為を開始した。

「あっあっあっ! やっぱりストレス解消はこれに限るわぁぁぁっ! あっあっ、このおちんぽ凄いのぉぉぉぉっ!」
「みどりさんは彼氏か旦那さんはいるんですか?」
「いたらこんな事してないわよ。いないからお願いしに来たんじゃない。んっんっ、もっと揺らしてぇぇぇっ!」
「こうですか?」
「あっ、奥に当たるぅぅぅぅっ!」

 それからミッチリ一時間突きまくり、選択の時間がやってきた。

「みどりさん、そろそろっ!」
「あぁぁぁっ、私もっ! そのままぁっ! 一番奥で一緒にぃぃぃぃぃぃぃぃっ!」
「射精ますっ!!」
「あっ──あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 脈打つ肉の棒から彼女の子宮にどんどん白い体液が送り込まれていく。彼女は俺にしがみつきながら胎内に広がる熱に身体を震わせていた。

「はぁ……っ、あっ……。こんなに射精されたの……初めてぇ……っ」
「うっ、吸い上げられるっ」
「んっ、全部射精してぇ……っ」

 彼女の膣壁が根本から全部吸い上げようと蠢く。俺は言われるがまま全部吐き出した。

「これで全部です」
「嘘。まだこんなに硬いじゃない……。もう一本つけちゃおっかな~」
「いえ、もうすぐ閉店なので。ああ、もしよろしければテイクアウトされます?」
「い、良いの?」
「店を出たら一般人なので。そこからはサービス料ではなく、俺へのお小遣いになりますが」
「やぁん、いくらでも払うわよぉ~。早く私のマンションに行きましょっ。今夜は寝かせないからね~」
「はははっ、お手柔らかに」

 それから店を閉め、俺は彼女とタクシーに乗り彼女のマンションに向かった。マンションに着き部屋に入ったとたんに二回戦が始まり、俺は彼女を抱えたまま寝室に運ばされた。そしてそのままベッドにあがり、恋人のように対面座位でのセックスが続いた。

「あんっ! あはっ、またいっぱい射精たぁ~……。おまんこの中ぁ……っ、精液でぐちょぐちょよぉ~」
「そろそろ止めます?」
「まさかぁ~。明日同伴しよっ。今日はお泊まりセックスしよぉ~」
「それ、さすがに明日勃起たなくなるんだけど」
「大丈夫大丈夫……えいっ」
「っ!?」

 背中に回していた腕にチクリと痛みが走った。その痛みに続き、何かが体内に侵入してくる。

「ぐっ、あぁぁぁぁぁぁっ! な、なにしたっ!」
「ふふっ、私の会社ね~……表の会社じゃないのよね」
「……え?」

 俺のモノはどんどん熱くなり、感度も倍になる。

「ま、まさか……今の……っ!」
「やっぱり同伴やーめた。今からあんたは私のペットね。もう逃がさないわよ~。毎日打ってセックスの事しか考えられない身体にしてあげるっ」
「や、やめ──」

 それから俺は毎日何かを打たれ自分を失っていった。俺は彼女を見ただけで発情し、枯れるまで腰を振りまくるセックスマシーンに変わった。

「はぁ~い、あなたのおちんちんはどこに入るのかな~?」
「あぁっ、まんこっ! まんこに入れさせろっ!」
「ふふふっ、仕方ないわね~。はい、ポチ専用のおまんこよぉ~」
「あぁぁぁぁぁぁっ!」

 俺はわけもわからず女にモノを突き刺し精液が出なくなるまで腰を振る。

「あっあっあっ! 獣セックス良いぃぃぃぃっ! 容赦なく種付けされるっ! はぁはぁ……。わ、私も今気持ち良くなるお薬飲むからねぇぇぇぇぇっ! 一緒にっ、いっぱい気持ち良くなろうねぇぇぇぇぇぇぇっ!」

 そこで俺の意識は途絶えた。後にマンションで男女の遺体が発見されるのだが、果たしてそれは誰なのだろうか。  
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