チート能力【無限増殖】を得た俺は終末世界でもファンタジーしている ~無限に増え続ける能力で世界最強~

仮実谷 望

文字の大きさ
19 / 36

第19話 ラムル頑張る

しおりを挟む
 スーパーロスクは最近出来たばかりのスーパーだ。

 ここはいつも満員御礼で長蛇の列ができているほどのスーパーだったが現在は他にもホームセンターと並列しているので人が多そうだ。

 しかしゴブリンどもがうじゃうじゃいやがる。

 俺は1体ずつ破壊のボールで仕留めていく。

 ラムルも人型の少女の姿になる。

「直輝……私も戦いたい」

「ラムルできるのか?」

「ラムル頑張る」

 ラムルはゴブリンに対して酸弾を放つ。

 人差し指で銃のように構えるラムル。
 酸弾を放ったラムルは心持ち得意げだ。

「私も役立たずじゃない……直輝のために頑張るよ」

 ゴブリンは弱くはないがラムルの敵ではなかった。

 俺も仮面を被る。マスクドシルバーとして活躍しておく。

 新たな能力を得た。覚醒ボールをさらに改良して超覚醒ボールにした。

 これでさらに能力を得た。

【時空魔法】の能力というか魔法か……使い方はなんとなくわかる。

 時空転移と空間切り取りを使えるようになった。

 ただこの糞みたいな世界では身勝手な奴らがいるのは事実だ。

 しかも人殺しをする奴らもいる。

 そいつらを見つけた。

 ロスクの奥にならず者がいた。

 だがまだ善人かもしれない……だから聞いてみる。

「なんだお前……? 仮面なんて被っちゃってよ……ここの食料は俺たちのもんだ……誰にも上げねえぞ」

「そうだそうだ……てめえみたいな仮面野郎には鉄槌だな……死ね」

 そう言って3人組の男の一人が何かを発射した。

 不可視の矢だ。それがこいつの能力なのか?

 俺は右手で刀化して右手で防いだ。

「しかもなんかくわいい女の子いるぜ~~~ひゅぅ~犯してぇ~ひひひひひ」

「なんだグルタお前ロリコンなの? そんな風に見せてないのにな……ここで性癖暴露? やべえな」

「なあお兄さん? その女の子置いていくならお前は殺さないでいてあげるぜなあ? ハハハ食料も上げるぜ?」

 俺の中の何かが切れた。

 ラムルを俺から盗ろうとするとか……許さねえ……俺はこいつらを許さないでいた。

 俺は破壊のボールを創り出す。そのまま放つ。3人組の男のうち2人はこれで肋骨を折った。

「ぐええ」
「ぎゃああ」

「糞が!! 俺の焔を喰らえ!!」

 炎を発射してきた。だがボールで打ち消す。

 そして刀化で切り裂いた。

 致命傷だ。だが俺の腸は煮えくり返っている。だが武士の情けで癒しのボールをぶちまけてやる。

 ラムルはこんな奴助ける必要ないよと言うが俺は人を殺す勇気がなかったのだ。

 
 その場を後にした。

 そして俺はグリフォンに変身してラムルを乗せて空を飛ぶ。

 モンスターがいる地域を探した。

 すると少し遠くの街ではモンスターがまだうじゃうじゃいた。

 だから俺たちはそこでモンスター狩りをすることにした。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。 木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。 しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。 そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。 【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

ダンジョンをある日見つけた結果→世界最強になってしまった

仮実谷 望
ファンタジー
いつも遊び場にしていた山である日ダンジョンを見つけた。とりあえず入ってみるがそこは未知の場所で……モンスターや宝箱などお宝やワクワクが溢れている場所だった。 そんなところで過ごしているといつの間にかステータスが伸びて伸びていつの間にか世界最強になっていた!?

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

処理中です...