アブサードカード ~ある日世界がダンジョン化した件について~

仮実谷 望

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第1話 異変は各地で

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第1話 異変は各地で 某日、午前6時大地震が起きる。マグニチュード7.5の地震が首都圏を襲った。そして主人公は地震が無い関西地方の出身だったトウヤは。その8時間後、14時に家に帰る途中だった。
「ん、なんだこれ?」

 3枚のカードが落ちている。

「解放と念獣と停止のカードとは?」

 だがいつの間にか囲まれている。怪物かな? モンスターだ。ゴブリンのような異形の生物。それが5体。そんな異常なる事態。俺はなんとなくだが怖かったけど恐怖はなかった。
「ギャギャッギャ」

「来いよ化け物ども」
 解放のカードを使用すると念じる。俺の潜在能力が解放されたような感覚になる。いつの間にか体が動いていた。ゴブリンの武器を奪うために俺は手とうでゴブリンの脳髄を叩き割る。
 ゴブリン一匹を殺した。自分自身でも俺の体に異常でもあるのかと思えるほどの強化だ。そしてゴブリンからこん棒を奪い取るとゴブリンに振るった。吹っ飛ばす。そのまま倒す。二体目。三体目を倒すためにこん棒で殴り殺す。だがここで四体目と五体目のゴブリンが一気に襲い掛かってきた。振り払う。そのまま顔面を叩き潰す。そして五体目もこん棒で殴る。倒した。
【レベルが2つ上がりました】

 なんだろうこの脳内音声は天の声か。そんなこともあり家に急いだ。



 家に着くと周りの環境は一変していた。火の手が上がり人の声が無い。みんな震えて家の中から出てこない。家に帰ると母親が震えていた。

「どうしたお母さん」

「トウヤ外には化け物がいるらしいわよ大丈夫だったの?」

「大丈夫だった」

「そうそれならいいのよ」

 そうしてテレビのほうではまだこの異常事態をあまり取り扱ってなかった。ネットのほうではモンスターが各地で現れているとSNSとかで話題になっていた。だがモンスターの存在を撮ろうとして大怪我を負った人物もいるとか。全国的にモンスターが現れていると思われていたがまだ全国で100例ほどしか報告されていない。

 そして二時間後、テレビでも取り上げられた。絶対に外に出ないでくださいとかモンスターにあっても近づかないとか。そんなことをやっている。そういえば16時だが現在は姉が帰ってこない。俺には4つ上の姉がいる。

 俺は15歳中三だ今年の春には高校生になる。19歳の姉が大学から帰ってこない。二時間も姉の帰りを待っているだけとはだがかなり俺も気が動転していた。すぐさま陽子姉ちゃんの携帯にかける。

「もしもし陽子お姉ちゃん?」

「トウヤ帰りたいんだけど電車が動いてないのよ」

「モンスター騒ぎで?」

「今天下茶屋なんだけど天能咲に帰れそうにないわ」

「タクシーとかは?」

「捕まらないね」

「それじゃあ避難しておいて」

「うんそうする」

 天下茶屋の避難先の小学校とかに行くらしい。大丈夫かな?

 俺はこの謎のカードのことを考えていた。解放と念獣と停止のカード。なんなんだろう?

 これを使ったら力が湧いた。そんな謎のカードをネット上ではまだ話題になってない。モンスターを倒すと落とすのだろうか? 使ってもなくならないしなんなんだろうこのカード。とまあそんなこともあり次の日姉が帰ってきた。

「なんとか電車動いたみたい」

「よかった」

「中学校も高校も大学もしばらくは休校らしい」

「そうなんだ」

 俺は外に出た。とりあえずホームセンターに行き鉈と金属バットを買ってきた。そして夜な夜なモンスターを狩ることにした。

 なんとかなった。凄く充実した日々だ。
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