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The Gifts of Holy Night ー第4話ー
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「ただいま」
12月半ばの、冷える夜。
仕事から帰宅した岡崎は、デスクの上のミニサボテンに声をかけた。
窓辺にある机は、日中は日差しがよく当たる。
サボテンの生育に最適な場所だ。
スーツの上着を脱ぎ、ネクタイを外すと、ふうっと小さいため息混じりに椅子に座る。
頬杖をついて、小さな鉢をじっと見つめた。
今夜は、明るい月の光が窓から差し込んでいる。
青白いその光を浴び、ユーモラスな形をしたサボテンもどこか寂しげだ。
「——あいつの部屋の方が、なんだか楽しそうだなお前……タバコは煙たいだろうけど」
そんなことを話しかけて、淡く微笑む。
何度考えても……結局、こうするしかなかった。
こいつをうちへ連れて帰ってきた、あの夜。
俺は、一方的に、あいつに感情をぶちまけた。
あんな言い方をして——あいつが何か答えを出せるはずなど、なかったのに。
……それでも、言わなければならなかった。
ひたひたと肌に染み込む月光の冷たさに、岡崎は微かに震える。
——見えなくなっていた。
俺とあいつの関係が、そうスムーズに収まるものじゃないことを。
うっかり浮かれて、目が眩んだ。
俺としたことが。
こうして我に返れば……
今が良ければ、それでいい——そうやってこの先を見ないふりなど、自分にはできないのだ。
仕方ないだろ。
恋を楽しむなんて、どうやったって俺には無理だ。
そして……
あいつは、だれよりも移り気だ。
そのうちきっと、気が変わる。
——より強い絆や、そんな幸せが……きっと欲しくなる。
いずれ俺を置いて、別の誰かの側へ行きたくなる。
引き留められない。
——あいつの幸せの邪魔はできない。
俺の隣にいても、こんなふうに、息苦しい悩みばかりなのだから。
そうやって——
ある日、またひとりに戻るのだとしたら。
あいつからもらった温かさを、またひとりきりで、元のように冷やさなければならないとしたら——
それを想像するのが、怖い。
繋がりが深くなればなるほど、その痛みも深くなるのは目に見えている。
そして——多分。
あいつも、こんな俺の融通のきかない感情には、もうついて来る気はないだろう。
この先のことをちゃんと考えてくれなんて、あいつの一番嫌がりそうな要求じゃないか。
ならば、ここで手放す以外にない。
それが最善だ。——俺にも、あいつにも。
「ごめんな。そんな悲しそうにしないでくれ。
お前は、俺が育てるからさ」
こんな痛みも、しばらくすれば通り過ぎる。きっと。
ひとりが一番居心地の良かった、以前の自分に戻る。——それだけのことだ。
こんな夜に、月明かりなんて。
堪え難い痛みに俯きながら、岡崎は窓のカーテンを引いた。
✳︎
12月中旬。
仕事の後の、会社の側のカフェ。
吉野は、同じ会社の女子に呼び出されていた。
すぐ済むから——そういって、半ば強引に約束を取り付けられたのだ。
「あの……改めて自己紹介します。
私、沢口 美羽って言います」
まだあどけなさの残る綺麗な唇をたどたどしく動かして、可愛らしい女の子がギクシャクと話し出す。
「あ……そう……どうも。俺は吉野……」
「もう知ってます。それに有名過ぎますから」
「あ、そう……」
緊張でピリピリとした美羽の空気を、吉野は怠そうに受け止める。
「吉野さん。……あの……っ! 好きですっ!!
私と付き合ってください!!!」
「…………」
はー……
それに応じられないから、会うのを渋ったんじゃんか……
今時の若い子の押しの強さに、吉野は内心閉口する。
——悪いけど今、全然それどころじゃないんだし。
「……ごめん。ちょっとそれは……」
そういう答えは予想していたのだろう。美羽は、一度落とした視線をぐっと上げると、悔しげに吉野を見つめた。
「吉野さん……今付き合ってる人とか、いるんですか」
「……え?
……えーっとそういうのは……
……んーー、どうなのかな……」
今その真っ只中にいる思い煩いをいきなり突かれ、吉野は思わず困惑した視線を彷徨わせた。
そんな煮え切らない様子に、美羽の悔しさは一気に怒りへと変化する。
「どうなのかなって……自分のことでしょ!?
あなたがそうやってはっきりしないから、こういう女子の犠牲者が減らないんじゃないですか!?
……なら、聞き方変えます。——好きな人とかは、いるんですか?」
「えっっ……そっそれは…………」
「いるんですね」
「————」
曖昧に戸惑う吉野の表情に、美羽はますます苛立ちながら語気を強めた。
「そういう人がいるんなら……
早くその人に告白でもなんでもして、身を固めてはいかがですか!!」
美羽のその言葉にビクッと反応し、吉野はがっと顔を上げた。
「みみみ、身を固める……っっ!??」
「そうです」
「いやいやいやいやそんな身を固めるとか全く意味わかんないしっ……!!」
吉野の尋常でない赤面と動揺っぷりに、美羽は怪訝そうな顔になる。
「……そうやって取り乱すほど好きな人がいるんじゃないですか……
それに私、そんなおかしな話してます?」
「おかしいも何も——っていうか、なんで俺が君にそんなこと言われなきゃなんないんだよ!?」
「あなたみたいにモテてかつふわふわした危なっかしい人は、結婚でもして誰かのものになってもらわなきゃ、明らかに有害なんですっ!
それに、あなたが夢中なその人にだって……いつまでもふらついてちゃ、そのうち絶対愛想尽かされますよ?
本気の相手がいるのにこのままふらふらし続けて、一体何人女の子を泣かすつもりなんですか!!」
美羽はテーブルをばんと叩きそうな勢いで吉野に噛み付く。
「……本気の相手って…………
……わかった。君の話はよくわかった。
ちょっと静かに考えたいから……悪いけど、一人にしてくれる……?」
「……え、待ってください、まだ話は…………」
「あーー、続きがあるなら、また今度ゆっくり聞くから! ね。頼むよ」
まだ何か言いたげな美羽をなんとか説き伏せてやっと帰らせると、吉野はぐったりと頬杖をついた。
「全く…………勘弁してくれ…………」
はあっと重いため息をつく。
……でも……。
なんだ?
今、何かがちらっと……。
とりあえず、気持ちを鎮めたい。
煙草を取り出して火をつけると、すうっと深く吸い込んだ。
上に向かって吐き出した煙の行方を、じっと見つめる。
——そうか。
やっとわかった。
あの夜、岡崎の言っていたのは……つまり、これなのか。
好きな人がいるなら、ふらふらせずにしっかり向き合え。
彼女は今、そう言った。
そうなのだ。
今までの俺は——
目の前に起こることを、ただなんとなく眺めていただけ……だったのかもしれない。
そんなふうに、目の前のことをこの先と繋げてしっかり見つめずにいることは——
今の自分の思いが、このまま続くとは言い切れない……そういう曖昧さと、イコールなのだ。
だから、あの夜。
あいつは俺に、もう一度考えてくれと頼んだのだ。
いずれ自分の前も通り過ぎるつもりならば——今ここで引き返したいと。
あいつは、そう言いたかったんだ。
それにしても……
さっきの美羽のように、今誰かと付き合ってるのか?とか、好きな人がいるのか?なんていう質問は、こういう場面で女子からしょっちゅうされてた気がするんだが——
こんなにも相手の一言一言に動揺したことは、ただの一度もなかった。
いるよー?とか、今いないよー?とか……適当に答えて。
そんなの、ほんとにどうでもよかった。
「身を固める」なんて地味な言葉……今までなら「そのうちね♪」なんて聞き流していただろう……絶対。
——そういう言葉に、尋常でなく反応しまくってる今の俺って、なに???
……わかってんだろ。
おかしいほど、意識してんじゃねえか。
あいつと、そういうこの先を描くことを。
「………………ええええええ!!!?
ちょっと待て俺っっっ!!?
俺は今一体何を……!!??」
…………ちょっちょっ。
少し落ち着け。
とっ、とりあえず今よぎった何かは置いとくとしても。
きっと……
これからはもう、いい加減な気持ちでいてはだめだ。
そうやってふらふらしてる俺では——あいつは、きっと離れていく。
いつ適当に放り出されるかわからない相手の側になんか、安心していられるわけがない。
それに……
あいつは、俺と同じ男だから——余計に。
簡単には寄り添い続けることができないと、わかってるから——。
そして、どうやら……
俺も今、知ってしまった。
自分自身の気持ちを。
少なくとも俺には、あいつを置き去りにするなんていう未来はあり得ない、ということを。
けど……
このことをあいつにも納得させて、もう一度サボテンを返してもらうには……
どうする?
あいつは俺のチャラいこれまでをよく知ってるだけに、「本気だ!」とか「信じてくれ!」とかいう単純な言葉じゃ、簡単には頷かないだろう。
ふらふらし続ける気がないことを、あいつに納得させるには……なんて説明すれば……。
「あああ~~~~~~どうするよ俺!?
なんで今まであんないい加減だったんだよ俺!!?」
ぐしゃぐしゃと頭をかきむしる。
そして……ふと顔を上げた。
「………………あ」
そこから吉野は、意識の奥の何かを必死にたぐり寄せるように、黙々と煙草をふかし続けた。
12月半ばの、冷える夜。
仕事から帰宅した岡崎は、デスクの上のミニサボテンに声をかけた。
窓辺にある机は、日中は日差しがよく当たる。
サボテンの生育に最適な場所だ。
スーツの上着を脱ぎ、ネクタイを外すと、ふうっと小さいため息混じりに椅子に座る。
頬杖をついて、小さな鉢をじっと見つめた。
今夜は、明るい月の光が窓から差し込んでいる。
青白いその光を浴び、ユーモラスな形をしたサボテンもどこか寂しげだ。
「——あいつの部屋の方が、なんだか楽しそうだなお前……タバコは煙たいだろうけど」
そんなことを話しかけて、淡く微笑む。
何度考えても……結局、こうするしかなかった。
こいつをうちへ連れて帰ってきた、あの夜。
俺は、一方的に、あいつに感情をぶちまけた。
あんな言い方をして——あいつが何か答えを出せるはずなど、なかったのに。
……それでも、言わなければならなかった。
ひたひたと肌に染み込む月光の冷たさに、岡崎は微かに震える。
——見えなくなっていた。
俺とあいつの関係が、そうスムーズに収まるものじゃないことを。
うっかり浮かれて、目が眩んだ。
俺としたことが。
こうして我に返れば……
今が良ければ、それでいい——そうやってこの先を見ないふりなど、自分にはできないのだ。
仕方ないだろ。
恋を楽しむなんて、どうやったって俺には無理だ。
そして……
あいつは、だれよりも移り気だ。
そのうちきっと、気が変わる。
——より強い絆や、そんな幸せが……きっと欲しくなる。
いずれ俺を置いて、別の誰かの側へ行きたくなる。
引き留められない。
——あいつの幸せの邪魔はできない。
俺の隣にいても、こんなふうに、息苦しい悩みばかりなのだから。
そうやって——
ある日、またひとりに戻るのだとしたら。
あいつからもらった温かさを、またひとりきりで、元のように冷やさなければならないとしたら——
それを想像するのが、怖い。
繋がりが深くなればなるほど、その痛みも深くなるのは目に見えている。
そして——多分。
あいつも、こんな俺の融通のきかない感情には、もうついて来る気はないだろう。
この先のことをちゃんと考えてくれなんて、あいつの一番嫌がりそうな要求じゃないか。
ならば、ここで手放す以外にない。
それが最善だ。——俺にも、あいつにも。
「ごめんな。そんな悲しそうにしないでくれ。
お前は、俺が育てるからさ」
こんな痛みも、しばらくすれば通り過ぎる。きっと。
ひとりが一番居心地の良かった、以前の自分に戻る。——それだけのことだ。
こんな夜に、月明かりなんて。
堪え難い痛みに俯きながら、岡崎は窓のカーテンを引いた。
✳︎
12月中旬。
仕事の後の、会社の側のカフェ。
吉野は、同じ会社の女子に呼び出されていた。
すぐ済むから——そういって、半ば強引に約束を取り付けられたのだ。
「あの……改めて自己紹介します。
私、沢口 美羽って言います」
まだあどけなさの残る綺麗な唇をたどたどしく動かして、可愛らしい女の子がギクシャクと話し出す。
「あ……そう……どうも。俺は吉野……」
「もう知ってます。それに有名過ぎますから」
「あ、そう……」
緊張でピリピリとした美羽の空気を、吉野は怠そうに受け止める。
「吉野さん。……あの……っ! 好きですっ!!
私と付き合ってください!!!」
「…………」
はー……
それに応じられないから、会うのを渋ったんじゃんか……
今時の若い子の押しの強さに、吉野は内心閉口する。
——悪いけど今、全然それどころじゃないんだし。
「……ごめん。ちょっとそれは……」
そういう答えは予想していたのだろう。美羽は、一度落とした視線をぐっと上げると、悔しげに吉野を見つめた。
「吉野さん……今付き合ってる人とか、いるんですか」
「……え?
……えーっとそういうのは……
……んーー、どうなのかな……」
今その真っ只中にいる思い煩いをいきなり突かれ、吉野は思わず困惑した視線を彷徨わせた。
そんな煮え切らない様子に、美羽の悔しさは一気に怒りへと変化する。
「どうなのかなって……自分のことでしょ!?
あなたがそうやってはっきりしないから、こういう女子の犠牲者が減らないんじゃないですか!?
……なら、聞き方変えます。——好きな人とかは、いるんですか?」
「えっっ……そっそれは…………」
「いるんですね」
「————」
曖昧に戸惑う吉野の表情に、美羽はますます苛立ちながら語気を強めた。
「そういう人がいるんなら……
早くその人に告白でもなんでもして、身を固めてはいかがですか!!」
美羽のその言葉にビクッと反応し、吉野はがっと顔を上げた。
「みみみ、身を固める……っっ!??」
「そうです」
「いやいやいやいやそんな身を固めるとか全く意味わかんないしっ……!!」
吉野の尋常でない赤面と動揺っぷりに、美羽は怪訝そうな顔になる。
「……そうやって取り乱すほど好きな人がいるんじゃないですか……
それに私、そんなおかしな話してます?」
「おかしいも何も——っていうか、なんで俺が君にそんなこと言われなきゃなんないんだよ!?」
「あなたみたいにモテてかつふわふわした危なっかしい人は、結婚でもして誰かのものになってもらわなきゃ、明らかに有害なんですっ!
それに、あなたが夢中なその人にだって……いつまでもふらついてちゃ、そのうち絶対愛想尽かされますよ?
本気の相手がいるのにこのままふらふらし続けて、一体何人女の子を泣かすつもりなんですか!!」
美羽はテーブルをばんと叩きそうな勢いで吉野に噛み付く。
「……本気の相手って…………
……わかった。君の話はよくわかった。
ちょっと静かに考えたいから……悪いけど、一人にしてくれる……?」
「……え、待ってください、まだ話は…………」
「あーー、続きがあるなら、また今度ゆっくり聞くから! ね。頼むよ」
まだ何か言いたげな美羽をなんとか説き伏せてやっと帰らせると、吉野はぐったりと頬杖をついた。
「全く…………勘弁してくれ…………」
はあっと重いため息をつく。
……でも……。
なんだ?
今、何かがちらっと……。
とりあえず、気持ちを鎮めたい。
煙草を取り出して火をつけると、すうっと深く吸い込んだ。
上に向かって吐き出した煙の行方を、じっと見つめる。
——そうか。
やっとわかった。
あの夜、岡崎の言っていたのは……つまり、これなのか。
好きな人がいるなら、ふらふらせずにしっかり向き合え。
彼女は今、そう言った。
そうなのだ。
今までの俺は——
目の前に起こることを、ただなんとなく眺めていただけ……だったのかもしれない。
そんなふうに、目の前のことをこの先と繋げてしっかり見つめずにいることは——
今の自分の思いが、このまま続くとは言い切れない……そういう曖昧さと、イコールなのだ。
だから、あの夜。
あいつは俺に、もう一度考えてくれと頼んだのだ。
いずれ自分の前も通り過ぎるつもりならば——今ここで引き返したいと。
あいつは、そう言いたかったんだ。
それにしても……
さっきの美羽のように、今誰かと付き合ってるのか?とか、好きな人がいるのか?なんていう質問は、こういう場面で女子からしょっちゅうされてた気がするんだが——
こんなにも相手の一言一言に動揺したことは、ただの一度もなかった。
いるよー?とか、今いないよー?とか……適当に答えて。
そんなの、ほんとにどうでもよかった。
「身を固める」なんて地味な言葉……今までなら「そのうちね♪」なんて聞き流していただろう……絶対。
——そういう言葉に、尋常でなく反応しまくってる今の俺って、なに???
……わかってんだろ。
おかしいほど、意識してんじゃねえか。
あいつと、そういうこの先を描くことを。
「………………ええええええ!!!?
ちょっと待て俺っっっ!!?
俺は今一体何を……!!??」
…………ちょっちょっ。
少し落ち着け。
とっ、とりあえず今よぎった何かは置いとくとしても。
きっと……
これからはもう、いい加減な気持ちでいてはだめだ。
そうやってふらふらしてる俺では——あいつは、きっと離れていく。
いつ適当に放り出されるかわからない相手の側になんか、安心していられるわけがない。
それに……
あいつは、俺と同じ男だから——余計に。
簡単には寄り添い続けることができないと、わかってるから——。
そして、どうやら……
俺も今、知ってしまった。
自分自身の気持ちを。
少なくとも俺には、あいつを置き去りにするなんていう未来はあり得ない、ということを。
けど……
このことをあいつにも納得させて、もう一度サボテンを返してもらうには……
どうする?
あいつは俺のチャラいこれまでをよく知ってるだけに、「本気だ!」とか「信じてくれ!」とかいう単純な言葉じゃ、簡単には頷かないだろう。
ふらふらし続ける気がないことを、あいつに納得させるには……なんて説明すれば……。
「あああ~~~~~~どうするよ俺!?
なんで今まであんないい加減だったんだよ俺!!?」
ぐしゃぐしゃと頭をかきむしる。
そして……ふと顔を上げた。
「………………あ」
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