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The Troubles in Midwinter ー第8話ー
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3月下旬の、金曜の夜。
いつものカクテルバーのカウンターを、岡崎が訪れた。
「これは岡崎様。
またお越しいただけて、嬉しいです」
マスターは、しばらく店に顔を見せなかった岡崎へ穏やかな笑顔を向ける。
「ちょっとご無沙汰しました。
今日は、なんだかマスターの顔見たくなって。
——いつものウイスキー、ロックでお願いします」
「ありがとうございます。こんな顔でも見に来ていただけるなんて」
マスターは柔らかく微笑んで、オーダーされたグラスを岡崎の前へ静かに置いた。
「1ヶ月ほど海外にいたんですが——また時々来ますよ。
……春から忙しくなる予定もなくなったし」
岡崎は、久しぶりの酒をしみじみ味わうようにグラスに口をつけてから、そう呟く。
「————というと?」
「……4月から、2年ほどアメリカに赴任する予定でした。
でも——辞退しました」
「そんな大きな仕事を……岡崎様なら、きっと適任だったでしょうに。
——またどうして?」
岡崎は、一瞬ためらうような表情をしつつも、さらりと微笑んで答えた。
「——赴任予定だった会社の上司に、告白されて……断っちゃったんです。
赴任を急遽辞退なんて、本当は論外なんですけどね……でも、どうにも無理で。
こっちの上司に経緯を全て説明して、理解を得ました」
「…………そうでしたか」
マスターは、一瞬驚いたような表情を見せたが——すぐにいつもの眼差しに戻り、穏やかに岡崎を受け止める。
そして、しばらくじっと何かを考えるようにしてから、静かに口を開いた。
「————岡崎様。
本来ならば、他のお客様と交わしたお話の内容を、こんなふうに話題にするのは、マスターとして失格ですが……
今日は、それを承知でタブーを侵します。
ひと月ほど前でしたか……
吉野様が、ちょうどそのお隣の席にお座りになられましてね。
お話を伺ったんです。——あなたとのことを」
「————」
岡崎は、何かにギクリと反応するように、グラスに伸ばそうとした手を止めた。
「その日の彼は、とても苦しそうで……ご自身を強く責めていらっしゃるようでした。
そして、仰っていました。
——あなたを手放した自分の愚かさに、今になって気づいた、と。
上司の方のお嬢様とのお話は、お断りになったようです」
その言葉に——岡崎は顔を上げ、驚きと動揺の混じり合った表情でマスターを見つめた。
そして、その視線をふっと弱め、微かに俯いた。
「————そうですか」
「…………
あなたが、上司の方の告白を断られたのは——なぜですか」
「————
もしも、彼の告白に頷くことができたら……悩みは消えるのかもしれない。
いっそ、吉野が俺の心からきれいに出て行ってしまえば……いろいろなことが片付くのかもしれない。
そんなふうに、何度も思いました。
けれど——
やっぱり、俺の中には、あいつしかいなくて。
他の誰かを受け入れることなんて、できなかった」
岡崎は、手にしたグラスの中の輝きを見つめ、淡く微笑む。
「俺のことは考えずに人生を選んで欲しい……そうあいつには願ったくせに。
自分自身のこととなると、こんなふうに何一つうまくいかない。
……我ながらつくづく身勝手で、意気地なしです」
「……彼も、あなたと同じ気持ちのはずです。
——今すぐ、彼に会いに行っては?」
「————
どうなんでしょうね」
「…………」
「今が、こういうきりのない悩みを終わりにする、チャンスなのかもしれない。
そんな気もするんです。
……あいつは、こんなふうにひっきりなしに悩みを抱えるようなのは性に合わないんですよ、元々」
岡崎は、グラスの氷を静かにカラリと回すと、どこか投げやりに微笑んで頬杖をつく。
「あっちで告白された時に——彼に言われました。
……幸せにする、と。
そういう言葉を、同性へ向けて言うことのできる国に住む彼が、無性に羨ましかった。
そんな見通しを一切立てることのできない、この国で……
あいつは、俺といて本当に幸せになれるのか。
不安なんです。
俺の横で、あいつがだんだん笑わなくなるとしたら……
俺はいずれ、自分の選択を悔やむんじゃないか。
あいつなら、俺じゃなくても——もっと幸せになれる相手を、他にきっと見つけられる。
やっぱり俺は、ひとりであいつを想っていれば、それでいいんじゃないか……と。
——今は、そんなふうにばかり思えてしまう」
沈み込みそうな空気を振り切るように、岡崎は明るく顔を上げた。
「俺は、あいつとは違う道を選ぶ。
——これでいいんです。きっと。
欲しいものほど、なかなか手の中に掬い上げることはできないものですね。
指の間をするすると通り抜けていってしまう……あっという間に。
——きっと、そういうものなんでしょう」
「……不思議ですね。
恋人になってしまうと、なぜか急に相手のことがよくわからなくなってしまう。
あなたといる時の彼が、どんなに満ち足りた表情をしているか——
そのことに、あなたは気づいていないようですね」
マスターは、静かな口調の中に揺るがない力を込めて呟いた。
「二人が一緒に、本気で幸せに向かって歩けなければ、幸せなんて手に入りません。
それは、相手が異性でも同性でも……国の法がどうであれ、きっと同じことです。
そして……
笑顔だけが幸せとは、限りませんよ。
あなたのために眉間に皺を寄せることが、彼の幸せだとしたら——
あなたのその思いは、彼の幸せを奪うことになる。
……違いますか?」
穏やかに響いてくるその言葉に、岡崎は意表を突かれたようにじっとマスターを見据えた。
✳︎
安い居酒屋で飲んで部屋に帰った吉野は、着替えもせずにベッドに倒れこんだ。
最近、ひとりの部屋に帰るのが、どうにも辛い。
どこかで飲んで、自分自身の思考をごまかして……何も考えずに眠ってしまいたい。
週末になると、考えることはいつも同じだった。
だからといって、岡崎と行ったカクテルバーへ足を向ければ、自分の痛みを一層深く抉るだけだ。
結局、余計なことを思い出さなくて済む、ざわざわと騒がしい居酒屋でひたすらビールを呷るくらいしかなかった。
そして……どうやら、そのまま眠り込んでしまったようだ。
夜更けに突然鳴り響いたインターホンに眠りを破られ、吉野ははっと起き直った。
呼び出し音は、相手の応答も待たずにけたたましく鳴り続く。
……おいっ!?
何事だ!? うるせーぞっ!!
誰だよこんな時間にこんな有り得ない鳴らし方しやがって!!?
……まさか、あの小山田の娘がブチ切れてここまで来た……とかじゃねーだろーな……っ!?
恐る恐る立ち上がり、インターホンに応答する。
「……はい?」
『俺だ。開けろ』
————俺……って……
岡崎……!?
急いで玄関を開ける。
どっと押し入るように、岡崎は玄関に踏み込んだ。
「……岡崎……
……って、随分酔ってんじゃねーのかお前?」
「少しも酔ってない。
——お前に、話したいことがある」
戸惑う吉野を押しのけるように部屋へ上がると、岡崎はビジネスバッグをぞんざいに放ってどさりとソファへ座る。
「……どうしたんだよ?
それに……アメリカ赴任は?」
「——あっちのCEOに告られたから、断った。
今回の仕事も、断った」
口を開くなり吐き出された岡崎の言葉の意味を、吉野は必死に追いかけ——やがて唖然とした顔になる。
「…………はあ?
なんだよそれ……
どんだけすげえチャンス断ってんだよお前……?」
「お前だって同じだろ」
吉野の言葉に、岡崎はぶっきらぼうに返す。
「そもそもこの俺が、こんなとこでこんなになってんのはな……
お前のせいだ。
お前が————」
自分自身の思いを纏めかねたようにそう言いかけて——岡崎はぐっと吉野を見つめた。
激しい何かがこみ上げそうになるのを、必死に堪えながら。
「————おかえり。
……サボテンが、枯れるとこだった」
立ちすくんだ迷子のような岡崎の肩を、吉野の腕が優しく抱え込む。
一瞬戸惑いながら……岡崎の指が、吉野のワイシャツの腕をぎゅっと掴んだ。
そして——
堰を切ったように、お互いの唇が引き合った。
吉野の首に回った岡崎の腕が、吉野を強く引き寄せる。
我を忘れたように、キスを求め合い——
やがて、吉野の唇が岡崎の耳元から白い首筋を辿る。
柔らかなその刺激に、岡崎の吐息が微かに甘い色を帯びた。
その瞬間——
吉野の両手が優しく岡崎の肩を包み、そっと自分の身体から引き離した。
「初めて触れるのは——もたもた面倒くさいいつものお前がいい」
そう囁いて微笑むと、吉野は真剣な瞳で岡崎を見つめ、言葉を続ける。
「俺は——
もう、お前を離したくない。
絶対に。
いつ解けても仕方ないような……そんな強さでしか、俺たちは結び合えないのか?
もっと固く、簡単に解けないように結び合いたい……そう願うのは、間違いか?
俺は……
たとえどこへ行っても、お前のいる場所へ帰って来たい。
お前のそばで、目覚めたい。
これからずっと。
どんな繋がりよりも固く、お前と結ばれていたい。
————晶。
お前の気持ちを、聞かせてくれ」
「——————」
岡崎は、酔いをどこかに置き忘れたかのように、吉野をじっと見つめ返した。
そうして——
二人の金曜の夜は更けていく。
冬の吹雪を一つ越えて——
その先に暖かく吹き荒れる、春の嵐の気配を感じながら。
いつものカクテルバーのカウンターを、岡崎が訪れた。
「これは岡崎様。
またお越しいただけて、嬉しいです」
マスターは、しばらく店に顔を見せなかった岡崎へ穏やかな笑顔を向ける。
「ちょっとご無沙汰しました。
今日は、なんだかマスターの顔見たくなって。
——いつものウイスキー、ロックでお願いします」
「ありがとうございます。こんな顔でも見に来ていただけるなんて」
マスターは柔らかく微笑んで、オーダーされたグラスを岡崎の前へ静かに置いた。
「1ヶ月ほど海外にいたんですが——また時々来ますよ。
……春から忙しくなる予定もなくなったし」
岡崎は、久しぶりの酒をしみじみ味わうようにグラスに口をつけてから、そう呟く。
「————というと?」
「……4月から、2年ほどアメリカに赴任する予定でした。
でも——辞退しました」
「そんな大きな仕事を……岡崎様なら、きっと適任だったでしょうに。
——またどうして?」
岡崎は、一瞬ためらうような表情をしつつも、さらりと微笑んで答えた。
「——赴任予定だった会社の上司に、告白されて……断っちゃったんです。
赴任を急遽辞退なんて、本当は論外なんですけどね……でも、どうにも無理で。
こっちの上司に経緯を全て説明して、理解を得ました」
「…………そうでしたか」
マスターは、一瞬驚いたような表情を見せたが——すぐにいつもの眼差しに戻り、穏やかに岡崎を受け止める。
そして、しばらくじっと何かを考えるようにしてから、静かに口を開いた。
「————岡崎様。
本来ならば、他のお客様と交わしたお話の内容を、こんなふうに話題にするのは、マスターとして失格ですが……
今日は、それを承知でタブーを侵します。
ひと月ほど前でしたか……
吉野様が、ちょうどそのお隣の席にお座りになられましてね。
お話を伺ったんです。——あなたとのことを」
「————」
岡崎は、何かにギクリと反応するように、グラスに伸ばそうとした手を止めた。
「その日の彼は、とても苦しそうで……ご自身を強く責めていらっしゃるようでした。
そして、仰っていました。
——あなたを手放した自分の愚かさに、今になって気づいた、と。
上司の方のお嬢様とのお話は、お断りになったようです」
その言葉に——岡崎は顔を上げ、驚きと動揺の混じり合った表情でマスターを見つめた。
そして、その視線をふっと弱め、微かに俯いた。
「————そうですか」
「…………
あなたが、上司の方の告白を断られたのは——なぜですか」
「————
もしも、彼の告白に頷くことができたら……悩みは消えるのかもしれない。
いっそ、吉野が俺の心からきれいに出て行ってしまえば……いろいろなことが片付くのかもしれない。
そんなふうに、何度も思いました。
けれど——
やっぱり、俺の中には、あいつしかいなくて。
他の誰かを受け入れることなんて、できなかった」
岡崎は、手にしたグラスの中の輝きを見つめ、淡く微笑む。
「俺のことは考えずに人生を選んで欲しい……そうあいつには願ったくせに。
自分自身のこととなると、こんなふうに何一つうまくいかない。
……我ながらつくづく身勝手で、意気地なしです」
「……彼も、あなたと同じ気持ちのはずです。
——今すぐ、彼に会いに行っては?」
「————
どうなんでしょうね」
「…………」
「今が、こういうきりのない悩みを終わりにする、チャンスなのかもしれない。
そんな気もするんです。
……あいつは、こんなふうにひっきりなしに悩みを抱えるようなのは性に合わないんですよ、元々」
岡崎は、グラスの氷を静かにカラリと回すと、どこか投げやりに微笑んで頬杖をつく。
「あっちで告白された時に——彼に言われました。
……幸せにする、と。
そういう言葉を、同性へ向けて言うことのできる国に住む彼が、無性に羨ましかった。
そんな見通しを一切立てることのできない、この国で……
あいつは、俺といて本当に幸せになれるのか。
不安なんです。
俺の横で、あいつがだんだん笑わなくなるとしたら……
俺はいずれ、自分の選択を悔やむんじゃないか。
あいつなら、俺じゃなくても——もっと幸せになれる相手を、他にきっと見つけられる。
やっぱり俺は、ひとりであいつを想っていれば、それでいいんじゃないか……と。
——今は、そんなふうにばかり思えてしまう」
沈み込みそうな空気を振り切るように、岡崎は明るく顔を上げた。
「俺は、あいつとは違う道を選ぶ。
——これでいいんです。きっと。
欲しいものほど、なかなか手の中に掬い上げることはできないものですね。
指の間をするすると通り抜けていってしまう……あっという間に。
——きっと、そういうものなんでしょう」
「……不思議ですね。
恋人になってしまうと、なぜか急に相手のことがよくわからなくなってしまう。
あなたといる時の彼が、どんなに満ち足りた表情をしているか——
そのことに、あなたは気づいていないようですね」
マスターは、静かな口調の中に揺るがない力を込めて呟いた。
「二人が一緒に、本気で幸せに向かって歩けなければ、幸せなんて手に入りません。
それは、相手が異性でも同性でも……国の法がどうであれ、きっと同じことです。
そして……
笑顔だけが幸せとは、限りませんよ。
あなたのために眉間に皺を寄せることが、彼の幸せだとしたら——
あなたのその思いは、彼の幸せを奪うことになる。
……違いますか?」
穏やかに響いてくるその言葉に、岡崎は意表を突かれたようにじっとマスターを見据えた。
✳︎
安い居酒屋で飲んで部屋に帰った吉野は、着替えもせずにベッドに倒れこんだ。
最近、ひとりの部屋に帰るのが、どうにも辛い。
どこかで飲んで、自分自身の思考をごまかして……何も考えずに眠ってしまいたい。
週末になると、考えることはいつも同じだった。
だからといって、岡崎と行ったカクテルバーへ足を向ければ、自分の痛みを一層深く抉るだけだ。
結局、余計なことを思い出さなくて済む、ざわざわと騒がしい居酒屋でひたすらビールを呷るくらいしかなかった。
そして……どうやら、そのまま眠り込んでしまったようだ。
夜更けに突然鳴り響いたインターホンに眠りを破られ、吉野ははっと起き直った。
呼び出し音は、相手の応答も待たずにけたたましく鳴り続く。
……おいっ!?
何事だ!? うるせーぞっ!!
誰だよこんな時間にこんな有り得ない鳴らし方しやがって!!?
……まさか、あの小山田の娘がブチ切れてここまで来た……とかじゃねーだろーな……っ!?
恐る恐る立ち上がり、インターホンに応答する。
「……はい?」
『俺だ。開けろ』
————俺……って……
岡崎……!?
急いで玄関を開ける。
どっと押し入るように、岡崎は玄関に踏み込んだ。
「……岡崎……
……って、随分酔ってんじゃねーのかお前?」
「少しも酔ってない。
——お前に、話したいことがある」
戸惑う吉野を押しのけるように部屋へ上がると、岡崎はビジネスバッグをぞんざいに放ってどさりとソファへ座る。
「……どうしたんだよ?
それに……アメリカ赴任は?」
「——あっちのCEOに告られたから、断った。
今回の仕事も、断った」
口を開くなり吐き出された岡崎の言葉の意味を、吉野は必死に追いかけ——やがて唖然とした顔になる。
「…………はあ?
なんだよそれ……
どんだけすげえチャンス断ってんだよお前……?」
「お前だって同じだろ」
吉野の言葉に、岡崎はぶっきらぼうに返す。
「そもそもこの俺が、こんなとこでこんなになってんのはな……
お前のせいだ。
お前が————」
自分自身の思いを纏めかねたようにそう言いかけて——岡崎はぐっと吉野を見つめた。
激しい何かがこみ上げそうになるのを、必死に堪えながら。
「————おかえり。
……サボテンが、枯れるとこだった」
立ちすくんだ迷子のような岡崎の肩を、吉野の腕が優しく抱え込む。
一瞬戸惑いながら……岡崎の指が、吉野のワイシャツの腕をぎゅっと掴んだ。
そして——
堰を切ったように、お互いの唇が引き合った。
吉野の首に回った岡崎の腕が、吉野を強く引き寄せる。
我を忘れたように、キスを求め合い——
やがて、吉野の唇が岡崎の耳元から白い首筋を辿る。
柔らかなその刺激に、岡崎の吐息が微かに甘い色を帯びた。
その瞬間——
吉野の両手が優しく岡崎の肩を包み、そっと自分の身体から引き離した。
「初めて触れるのは——もたもた面倒くさいいつものお前がいい」
そう囁いて微笑むと、吉野は真剣な瞳で岡崎を見つめ、言葉を続ける。
「俺は——
もう、お前を離したくない。
絶対に。
いつ解けても仕方ないような……そんな強さでしか、俺たちは結び合えないのか?
もっと固く、簡単に解けないように結び合いたい……そう願うのは、間違いか?
俺は……
たとえどこへ行っても、お前のいる場所へ帰って来たい。
お前のそばで、目覚めたい。
これからずっと。
どんな繋がりよりも固く、お前と結ばれていたい。
————晶。
お前の気持ちを、聞かせてくれ」
「——————」
岡崎は、酔いをどこかに置き忘れたかのように、吉野をじっと見つめ返した。
そうして——
二人の金曜の夜は更けていく。
冬の吹雪を一つ越えて——
その先に暖かく吹き荒れる、春の嵐の気配を感じながら。
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