暗殺者は王子に溺愛される

竜鳴躍

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甘い甘い朝

朝目が覚めると、二人とも裸のままベッドに転がっていて。


クリムの腕の中で守られるようにされていて。



夕べ。


ついに。

ついに、シちゃったんだ…。

受け入れた場所は、擦られてじんじんしているけど、でも。破宮の血以外は、俺は血も出てなくて。


ナカ、大丈夫で。


それは、クリムが大切に大切に俺のこと、扱ってくれたから…。




かちゃり。


侍従が起こしに来た。


あぁ、もう、これ、恥ずかしいいいいい!



ベッドのシーツにくるまって、クリムの腕の中に顔をうずめる。


「クリム様、トロワ様、おめでとうございます。ですが、そろそろ身を清めて、朝餉の時間ですよ。今日は、夏祭りの初日。民の前に出なくては。」



「うん、おはよう。でももう少し、ベッドで可愛いトロワを堪能しておきたかったなあ。」


お前、起きてたんか!


「トロワ、体はどう?」


「痛くはないけど、違和感が…。」

「じゃあ、身支度は俺に任せて。」


シーツにくるんだまま、浴室に連れていかれて、俺はまたクリムに磨かれた。



ダイニングにも抱っこで運ばれて、みんなに祝福される。

もうやだあ、恥ずかしいいい。


「こっちにいる間は、いっぱい愛し合おうね。」


うん。夕べのモノは、俺の胎内に全部注がれた。
朝起きたとき、濡れてはいたけど零れてなかったから、全部中に飲み込まれたみたい。

子種をいっぱいもらったら、サンみたいに赤ちゃんができるかな。


そうだったらいいな。


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