【完結】美貌のオメガは正体を隠す

竜鳴躍

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プレゼント

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「今日は楽しかった。ありがとう。」

「俺も楽しかったよ。これ、プレゼント………。」

北村が取り出したのは、ネックガードだった。


「チョーカーになってるし、パッと見、お洒落にしか見えないから。こないだみたいなことがあったらたいへんだからさ?」


「ありがとう……。」



どうしよう。

北村といて、楽しい。
北村の思いやりが嬉しい。

運命なんて嘘っぱちだって思っているのに、やっぱり遺伝子レベルで求めているんだろうか。


体の奥が疼く気がする。

だけど。

「じゃ、月曜。また一緒に遊ぼう。」


「ああ。」

健全に、ただの男友達のように、俺たちはバイバイをした。




このまま、自分の気持ちに気づかなければ良かった。

友達として、やっていけたら良かったのに。



俺は自覚し、そして失うのだ。


まさか、最近、北村から離れたと思っていた彼女に、彼がとらわれるなんて。

その原因となる出来事まで、少しずつ時は進む。







「うふふ、氷室さあん。すきすき。ねえ、私、結婚式はチャペルがいいなあ。」 

ホテルのベッドで裸で転がり、隣の男に花梨はひっついた。

「そうだねえ。」


この女、見かけによらず処女だったから、マズイとは思ったが……。

ウザくなってきたな。

顔と体はいいんだけどな。



いつ、捨てるか………。
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感想 30

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