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魔女の罰
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「お前は!始末したはずなのに…!!」
ジョエルの隣でウイッチは爪を噛む。
(アイスノン!そして―――――あれはスノウ!エリム!!ユーリカにサマンサ様か!)
「ジョエルっ!」
ピンクゴールドの女は、踊り子の衣装のまま短剣を握りしめてジョエルとウイッチの間に立った。
「ビューティ!?一体何を?この国はどうなっているんだ!」
アンデルセン帝国の王弟は困惑気味に叫んだ。
「話は後です、大公殿下。」
陛下が王弟を誘導する。
王妃を背に王弟をウイッチから離したのを見て、タイタンが護衛に立った。
ユーリカとサマンサは、ケントが守る。
「ジョエル、お前は俺が守ってやるからな。」
「君のことは私が守るからね。」
赤毛の楽師はいつのまにか剣を構えている。
(全くもう…。君たちは…!)
「ありがとう、心強いよ。」
「……ッ!何をごちゃごちゃと!この鳥男!ふふん、混ざりものの偽物め!ただの薬師の魔女が本物の『魔女』に敵うと思っていて!?また蒸し焼きにしてやるわ!」
黒髪を振り乱し、何やら呪いを唱える。
だが、アイスノンも唱えた。
【聖なる光は闇を照らす。闇の力は光に消える。】
【闇よ光を覆い尽くせ!我の僕よ影から出でよ。】
【聖女の祈りが我が力。金の輝き、月の輝き。影は幻。真ならざるもの。】
遠くから見えない場所で、ユーリカとサマンサが祈ってくれる。
【闇こそ王。すべてを喰らう者。光よひれ伏せ!】
【光あるところに闇あり。強い光の下には影はあっても闇はあらず。光あれば闇は無し!】
「…っ、くぅ、馬鹿なっ!」
【闇の手よ、魔の者よ、光に頭を垂れ、あるべき場所へ還れ。その女、汝の主ではない!】
あたりの空気が変わった。
「……!?ここはっ?……私には子はいないはず!お前は誰だっ!」
王弟が叫び、周囲の惑わされていた者も、口々に『あれはウイッチでは。』『罪人だ。早くとらえろ!』と騒めく。
「な、私の呪いが…!」
「さぁ、観念して処刑されるんだね。お前は悪いことをやりすぎだからね。」
今度は逃げられないよぉ?
アイスノンはにぃっと笑った。
「私は、私は王妃になるのよ!一番になるの!だってこの世で一番美しいのだから!」
「この世で一番美しい?何を言ってるんだ。いくら顔が綺麗だって、心が醜ければ誰にも愛されないんだ!ウイッチはどうして他を蹴落として一番になろうとするんだよ!正々堂々と切磋琢磨して一番を目指せばよかっただろ!美人なんだから、できたはずだ!そうしなかったから、今、こうなってるんだ!」
スノウは、ピンクゴールドの鬘を外した。
キラキラと輝く黒髪。
真っすぐ見つめる、黒い瞳に深い睫毛。
雪のような白い肌。
踊り子の衣装でも分かる。
誰よりも輝いているスノウの姿に、ウイッチの目がきつくなった。
「恨めしい!恨めしい!お前さえいなければ!お前さえいなければ!」
首を絞めようとするその左腕を、エリムが抑え、右腕をジョエルに抑えられる。
「なんで他人と比べるんだよ。自分だって、持っていたはずなのに。なんでこんなふうになったんだ。」
ぴくっ。
ウイッチの様子が急変する。
「う、ああ、ひっ…。からだがっ。私の体がっ。」
顔を押さえ、震わせる。
豊かな黒髪が艶を失い、色を失い。
肌がくすんで乾く。
「あぁあ、あぁあっ、なんでっ、どうしてっ。ああ!鏡ッ!まさかっ!!嘘……ッ!」
萎んでいく体。
しわくちゃな腕にウイッチは嘆く。
「君が最後に陥れた者がやり遂げたんだよ。」
「まさか、に…」
「そう、彼なら知っているからね。ちょっと俺がヒントを言ったら、探し当ててくれた。分かりやすいんだよね~。」
「いやぁああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
唯一残された美貌を失ったウイッチは叫び声をあげるしかなかった。
ジョエルの隣でウイッチは爪を噛む。
(アイスノン!そして―――――あれはスノウ!エリム!!ユーリカにサマンサ様か!)
「ジョエルっ!」
ピンクゴールドの女は、踊り子の衣装のまま短剣を握りしめてジョエルとウイッチの間に立った。
「ビューティ!?一体何を?この国はどうなっているんだ!」
アンデルセン帝国の王弟は困惑気味に叫んだ。
「話は後です、大公殿下。」
陛下が王弟を誘導する。
王妃を背に王弟をウイッチから離したのを見て、タイタンが護衛に立った。
ユーリカとサマンサは、ケントが守る。
「ジョエル、お前は俺が守ってやるからな。」
「君のことは私が守るからね。」
赤毛の楽師はいつのまにか剣を構えている。
(全くもう…。君たちは…!)
「ありがとう、心強いよ。」
「……ッ!何をごちゃごちゃと!この鳥男!ふふん、混ざりものの偽物め!ただの薬師の魔女が本物の『魔女』に敵うと思っていて!?また蒸し焼きにしてやるわ!」
黒髪を振り乱し、何やら呪いを唱える。
だが、アイスノンも唱えた。
【聖なる光は闇を照らす。闇の力は光に消える。】
【闇よ光を覆い尽くせ!我の僕よ影から出でよ。】
【聖女の祈りが我が力。金の輝き、月の輝き。影は幻。真ならざるもの。】
遠くから見えない場所で、ユーリカとサマンサが祈ってくれる。
【闇こそ王。すべてを喰らう者。光よひれ伏せ!】
【光あるところに闇あり。強い光の下には影はあっても闇はあらず。光あれば闇は無し!】
「…っ、くぅ、馬鹿なっ!」
【闇の手よ、魔の者よ、光に頭を垂れ、あるべき場所へ還れ。その女、汝の主ではない!】
あたりの空気が変わった。
「……!?ここはっ?……私には子はいないはず!お前は誰だっ!」
王弟が叫び、周囲の惑わされていた者も、口々に『あれはウイッチでは。』『罪人だ。早くとらえろ!』と騒めく。
「な、私の呪いが…!」
「さぁ、観念して処刑されるんだね。お前は悪いことをやりすぎだからね。」
今度は逃げられないよぉ?
アイスノンはにぃっと笑った。
「私は、私は王妃になるのよ!一番になるの!だってこの世で一番美しいのだから!」
「この世で一番美しい?何を言ってるんだ。いくら顔が綺麗だって、心が醜ければ誰にも愛されないんだ!ウイッチはどうして他を蹴落として一番になろうとするんだよ!正々堂々と切磋琢磨して一番を目指せばよかっただろ!美人なんだから、できたはずだ!そうしなかったから、今、こうなってるんだ!」
スノウは、ピンクゴールドの鬘を外した。
キラキラと輝く黒髪。
真っすぐ見つめる、黒い瞳に深い睫毛。
雪のような白い肌。
踊り子の衣装でも分かる。
誰よりも輝いているスノウの姿に、ウイッチの目がきつくなった。
「恨めしい!恨めしい!お前さえいなければ!お前さえいなければ!」
首を絞めようとするその左腕を、エリムが抑え、右腕をジョエルに抑えられる。
「なんで他人と比べるんだよ。自分だって、持っていたはずなのに。なんでこんなふうになったんだ。」
ぴくっ。
ウイッチの様子が急変する。
「う、ああ、ひっ…。からだがっ。私の体がっ。」
顔を押さえ、震わせる。
豊かな黒髪が艶を失い、色を失い。
肌がくすんで乾く。
「あぁあ、あぁあっ、なんでっ、どうしてっ。ああ!鏡ッ!まさかっ!!嘘……ッ!」
萎んでいく体。
しわくちゃな腕にウイッチは嘆く。
「君が最後に陥れた者がやり遂げたんだよ。」
「まさか、に…」
「そう、彼なら知っているからね。ちょっと俺がヒントを言ったら、探し当ててくれた。分かりやすいんだよね~。」
「いやぁああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
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初めての投稿です。
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※ストックが切れ次第緩やかに投稿していきます。
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