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披露宴
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ファンファーレとともに、ビロードの赤のカーテンから、白の婚姻衣装から紫の荘厳な衣装に着替えたローゼをモスキーピンクの衣装を身に付けたアーサーがエスコートして現れる。
その後ろからは陛下が。
兄である公爵に支えられて現れる。
「まあ、素敵。」
「なんて素敵な2人かしら。」
「アキレス陛下も嬉しいでしょうね。お元気になられてよかった。」
「リングス公爵を久しぶりに見たわね。兄弟仲はよろしかったのね。兄として陛下を支えられて。王妃様がいないから、身の回りのお世話をされているとか。」
「普通、自分を追い落とした弟にはああなれないだろう。公爵は自ら身を引いたのだろうな。そして将来に争いが起きぬよう独身を通されているのだろう。なんとも立派な方だ。」
賞賛の中、彼らは最前列に出た。
「フローラ陛下。それに王子と王女。」
「私たちは本日をもって、タリスマン王国との国交を断絶する!どこの馬の骨とも知らぬたかが伯爵家の庶子…………。勇者を騙る不届き者を将来の王妃にしようなど、認められぬ!国交断絶を回避してほしくば、直ちに離縁し、罪人を引き渡すのだ!新しい妃には我が娘をくれてやろう!どうだ、光栄だろう!我が国と縁が出来るのだぞ!」
辺りはシーンと静まりかえる。
暫くして、他国の王族たちがフローラ王国の王族たちと物理的な距離を取り始めた。
「フローラ王国の。其方のところも魔物に襲われたところを彼らに助けてもらったというのに。何を言っておるのだ………。確かにアーサー殿下とローゼ様だっただろう?」
「助けてもらって偽物呼ばわり。なんて失礼な。」
「フローラ王国は宰相殿が全てをとりはかってらっしゃるから、知らないのでしょうな。」
「フローラ陛下。私の義理の息子を愚弄し、2人の門出を穢すなど。大国ゆえ招待しましたが………。」
「えっ…………でも…オメガは劣等な生きもので。」
「はあ?いつの時代の考えですかな?」
フローラ王国に逆風が吹いてきた。
その後ろからは陛下が。
兄である公爵に支えられて現れる。
「まあ、素敵。」
「なんて素敵な2人かしら。」
「アキレス陛下も嬉しいでしょうね。お元気になられてよかった。」
「リングス公爵を久しぶりに見たわね。兄弟仲はよろしかったのね。兄として陛下を支えられて。王妃様がいないから、身の回りのお世話をされているとか。」
「普通、自分を追い落とした弟にはああなれないだろう。公爵は自ら身を引いたのだろうな。そして将来に争いが起きぬよう独身を通されているのだろう。なんとも立派な方だ。」
賞賛の中、彼らは最前列に出た。
「フローラ陛下。それに王子と王女。」
「私たちは本日をもって、タリスマン王国との国交を断絶する!どこの馬の骨とも知らぬたかが伯爵家の庶子…………。勇者を騙る不届き者を将来の王妃にしようなど、認められぬ!国交断絶を回避してほしくば、直ちに離縁し、罪人を引き渡すのだ!新しい妃には我が娘をくれてやろう!どうだ、光栄だろう!我が国と縁が出来るのだぞ!」
辺りはシーンと静まりかえる。
暫くして、他国の王族たちがフローラ王国の王族たちと物理的な距離を取り始めた。
「フローラ王国の。其方のところも魔物に襲われたところを彼らに助けてもらったというのに。何を言っておるのだ………。確かにアーサー殿下とローゼ様だっただろう?」
「助けてもらって偽物呼ばわり。なんて失礼な。」
「フローラ王国は宰相殿が全てをとりはかってらっしゃるから、知らないのでしょうな。」
「フローラ陛下。私の義理の息子を愚弄し、2人の門出を穢すなど。大国ゆえ招待しましたが………。」
「えっ…………でも…オメガは劣等な生きもので。」
「はあ?いつの時代の考えですかな?」
フローラ王国に逆風が吹いてきた。
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