本について

まろ蔵

文字の大きさ
3 / 618

今日のメシ本 昼ごはん

しおりを挟む
  当店は、JR高槻駅から歩道橋で直結のショッピングセンター・アクトアモーレの一階にあり、お隣は昭和レトロな雰囲気を醸す素敵な洋食屋さん「洋食のいろは」である。必然、昼食はここの日替わりランチを頂く事が大半だ。へれカツにエビフライ、唐揚げにハンバーグにコロッケ……。毎日、主役の交代するランチは絶品で、飽きが来ない。
  そして、ランチタイムの読書はというと、新刊やゲラ、プルーフが中心となる。毎月、20冊ほどの読書数である。
 
○月×日

 すごい新人がデビューした! 『さよなら、田中さん』(鈴木るりか著)。高校2年生が小説すばる新人賞でデビューした時も大概魂消たが、いやはや中学生ですとぉー! もう、次回作が待ち遠しくてたまらん。

 
○月×日

〈大阪ほんま本大賞〉の実行委員をやらせて頂いているので、大賞作品『幻坂』(有栖川有栖著)と、特別賞(ノンフィクション部門)『大阪人の胸のうち』(益田ミリ著)を再読。大阪の書店員、取次会社の有志がボランティアで実施するこの賞は、もちろん地域の活性化を目指しているのだが、地方大賞で終わらずに、社会貢献として「近畿二府四県の書店で購入頂くと、売上の5%が養護施設の児童へ図書購入費として寄贈される」という活動だ。単にお金を寄付するのではなく、我々スタッフが施設に伺い、実際に「子供さんから欲しい本のリクエストを頂戴して、それをお届けする」という事を続けている。今夜は、実行委員仲間の中目太郎氏(天牛堺書店)と、広報活動として、京都の烏丸にあるインターネットラジオ・fm GIGのスタジオへ。

 
○月×日

  『秀吉の活』(木下昌輝著)。関西の誇る時代小説家の最新作は、太閤はんの生涯を10の〈活〉で章立てした斬新な手法。ああ、〈活きる〉って、素晴らしい! ビフカツを噛み締めながら、木下昌輝さんは大阪のソウルフードの〈串カツ〉みたいだなぁと思う。毎回、ネタが新鮮で「2度漬けしない」手法は、天下一品だ。などと、アホな事を考えながら、私の華麗なるランチタイムと一週間は♬チュラチュララ~と過ぎて行くのであった(笑)。


(「STORY BOX」2018年1月号掲載)
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

真面目な女性教師が眼鏡を掛けて誘惑してきた

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
仲良くしていた女性達が俺にだけ見せてくれた最も可愛い瞬間のほっこり実話です

おじさん、女子高生になる

一宮 沙耶
大衆娯楽
だれからも振り向いてもらえないおじさん。 それが女子高生に向けて若返っていく。 そして政治闘争に巻き込まれていく。 その結末は?

処理中です...