19 / 21
19 ヨーゼフ⑩ 子供の事を考えるのなら
メラニアとて元は王宮で働いていた文官。文章課がどんな所か知っていたのだろう。
彼女は震える声で問い掛けた。
「そんな……どうして……。どうしてそんな新人がする様な仕事を貴方がしなければならないの?」
だが今の私には、彼女のその問い掛けさえ不快に感じる。
「どうしてだと? 理由なんてお前が一番よく分かっているだろう? 侯爵家を敵に回したんだ、当然だろう!? 誰のせいでこんな事になったと思っている? 自分のしたことをよく考えてみろ。王妃に言われたよ。侯爵家と私。天秤にかけて侯爵家を選んだと。裏を返せば、侯爵はそんな選択を王家に突きつけたと言う事だ。この意味が分かるか? 侯爵家の我が家への怒りは、それ程に深いと言う事だ!!」
するとメラニアは侯爵家に対する憤りを口にした。
「権力にものを言わせてそんな事をするなんて酷いわ!!」
自分の非を認めようともしないメラニアのこの発言に更に怒りが沸く。
「酷いだと? どちらが酷いんだ!? 大切な娘の残したたった一人の忘れ形見を虐げ、まともに食事すら与えない。それに加え、娘が孫に残した遺品まで無理やり取り上げ、あろうことか勝手に売り払った。一度売られた物などそう簡単には見つからない。もう二度と取り戻せないかも知れない。そんな事をされれば、侯爵夫妻が怒るのは当然だろう!?」
怒りに任せ声を荒げる。
すると目の前のメラニアは、怯える様な表情を見せたあと、またポロポロと涙を流した。
「酷いわ……。貴方は私より侯爵家を庇うのね……私は貴方の為に怒っているのに……」
またこれか……。
私は辟易した。
泣けば全てが許されると思っている。だがメラニアにそうさせたのは私だ。
煩わしさからきちんと彼女に向き合って来なかった……私の責任なのだ。
「私のため? 違うだろう!? お前が怒っているのは自分が宰相夫人になれない事に対してだけだろう? だがな、その結果を招いたのは誰だ? ただ酷い酷いと繰り返し、侯爵家を非難すればこの結果が覆えるのか!? そうじゃないだろう?」
私は言い聞かせるようにメラニアにそう問い掛けた。だが、メラニアに私の思いは届かなかった。
「だからっていくら何でも酷すぎるわ。そうだわ、そんな事よりお給金はどうなるの?」
そんな事だと……?
メラニアはこれだけ言ってもまだ、自分の非を認めようともしない。
それどころか、さっきまでの涙は何処へやら。今度は金の事を言い出した。
私は怒りに震えながら答える。
「給金はその役目の重要度を考慮して割り振られる。お前の言うように、文章課は新人が配属される部署だ。当然給金も新人並みになるのだろうな」
その私の答えを聞いたメラニアが、また大きく目を見開いた。
「そんな……困るわ。この家の家計はどうすれば良いのよ?」
「困る? 何故だ? 収入が減るのならそれに応じた暮らしをすれば良いだけだろう? 事実、私が補佐官になる前も屋敷の家政は回っていたぞ。それとも何か? 男爵家に渡す金がなくなるからか? だがそれならもう気にする必要はない。私は全てを知ってしまった。もう男爵に口留めする必要はない」
「えっ?」
メラニアの視線が私を捉える。
「嘘つき。アイリスはお前にそう言っていたな? その言葉通り、お前はずっと私を騙していた。自分が嫌になるよ。お前の吐く嘘を信じ、大切なものを全て失った自分自身がな!」
「……っ! ちょっと待って、あなた。これには理由……そう! 理由があるの。私は……「もういい」」
その言葉で、私が本当に全てを知った事を悟ったのだろう。メラニアは途端に焦り出し、必死に言い繕おうとした。
だが私は彼女の言葉を遮った。
「そんな言葉……どれだけ聞いても、どうせまた嘘なのだろう?」
彼女の顔色が変わった。
メラニアはいきなりガタガタと震え出し、泣きそうな目で私を見た。
私はそんな彼女の目を見て告げた。
「メラニア、私と離縁して欲しい」
「えっ? 離縁……? い……。嫌よ! 貴方と離縁したら私はどうしたら良いの? 仕事だってやめたのよ。どうやって生活していくのよ! それにノア……。そう……ノアはどうするの? 」
結局、最後まで彼女は私を失望させた。
メラニアはまた、ノアを引き合いに出し私を引き止めようとしたのだ。
「心配するな。ノアは私が引き取り後継者として立派に育てあげる」
何時ものようにノアの名前を出しても私が動じないからか、メラニアが突然騒ぎ出す。
「嫌よ! ノアは私が産んだ子よ! 貴方には絶対に渡さないわ!?」
「そうか? だったらお前はノアの未来を潰すのだな」
私はそう言って、メラニアが売ったアリアの遺品の計算書をテーブルの上に置いた。
「これはお前が勝手に売り払ったアリアの遺品の査定額だ。侯爵家はこれをお前に返せと言っている」
その私の言葉を聞いたメラニアが慌てて書類を手に取り、呆然とする。
「……こんな……こんな金額……返すなんてとても無理よ……」
「ああ、だから侯爵は20年の分割で良いと言った。私は何度もお前に言ったはずだ。アリアの遺品は必ずアイリスに返すようにとな。だがお前は私に嘘を付き、勝手に遺品を売った。だから予め言って置く。私はこの返済に手を貸すつもりは一切ない」
「そんな……そんな……」
メラニアはそう何度も口にしながら、両手をテーブルに置いて体を震わせた。
私はメラニアに諭すように声を掛けた。
「言っておくが返済から逃げられるとは思うな。侯爵家はそんなに甘くはない。お前が金を返さなければ騎士団にお前を訴え出るそうだ。そうなればお前は罪人。ノアもラデッシュも罪人の子になってしまう。なぁ、メラニア。もし本当にお前が少しでも子供の事を考えるなら、黙って私と離縁し侯爵家の意思に従って欲しい」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日の更新、また、エールの数が増えました。ありがとうございます🙇。
読者の皆様には感謝しかありません。
感謝の気持ちを伝える為にも更新頑張ります💪
まるまる⭐️
彼女は震える声で問い掛けた。
「そんな……どうして……。どうしてそんな新人がする様な仕事を貴方がしなければならないの?」
だが今の私には、彼女のその問い掛けさえ不快に感じる。
「どうしてだと? 理由なんてお前が一番よく分かっているだろう? 侯爵家を敵に回したんだ、当然だろう!? 誰のせいでこんな事になったと思っている? 自分のしたことをよく考えてみろ。王妃に言われたよ。侯爵家と私。天秤にかけて侯爵家を選んだと。裏を返せば、侯爵はそんな選択を王家に突きつけたと言う事だ。この意味が分かるか? 侯爵家の我が家への怒りは、それ程に深いと言う事だ!!」
するとメラニアは侯爵家に対する憤りを口にした。
「権力にものを言わせてそんな事をするなんて酷いわ!!」
自分の非を認めようともしないメラニアのこの発言に更に怒りが沸く。
「酷いだと? どちらが酷いんだ!? 大切な娘の残したたった一人の忘れ形見を虐げ、まともに食事すら与えない。それに加え、娘が孫に残した遺品まで無理やり取り上げ、あろうことか勝手に売り払った。一度売られた物などそう簡単には見つからない。もう二度と取り戻せないかも知れない。そんな事をされれば、侯爵夫妻が怒るのは当然だろう!?」
怒りに任せ声を荒げる。
すると目の前のメラニアは、怯える様な表情を見せたあと、またポロポロと涙を流した。
「酷いわ……。貴方は私より侯爵家を庇うのね……私は貴方の為に怒っているのに……」
またこれか……。
私は辟易した。
泣けば全てが許されると思っている。だがメラニアにそうさせたのは私だ。
煩わしさからきちんと彼女に向き合って来なかった……私の責任なのだ。
「私のため? 違うだろう!? お前が怒っているのは自分が宰相夫人になれない事に対してだけだろう? だがな、その結果を招いたのは誰だ? ただ酷い酷いと繰り返し、侯爵家を非難すればこの結果が覆えるのか!? そうじゃないだろう?」
私は言い聞かせるようにメラニアにそう問い掛けた。だが、メラニアに私の思いは届かなかった。
「だからっていくら何でも酷すぎるわ。そうだわ、そんな事よりお給金はどうなるの?」
そんな事だと……?
メラニアはこれだけ言ってもまだ、自分の非を認めようともしない。
それどころか、さっきまでの涙は何処へやら。今度は金の事を言い出した。
私は怒りに震えながら答える。
「給金はその役目の重要度を考慮して割り振られる。お前の言うように、文章課は新人が配属される部署だ。当然給金も新人並みになるのだろうな」
その私の答えを聞いたメラニアが、また大きく目を見開いた。
「そんな……困るわ。この家の家計はどうすれば良いのよ?」
「困る? 何故だ? 収入が減るのならそれに応じた暮らしをすれば良いだけだろう? 事実、私が補佐官になる前も屋敷の家政は回っていたぞ。それとも何か? 男爵家に渡す金がなくなるからか? だがそれならもう気にする必要はない。私は全てを知ってしまった。もう男爵に口留めする必要はない」
「えっ?」
メラニアの視線が私を捉える。
「嘘つき。アイリスはお前にそう言っていたな? その言葉通り、お前はずっと私を騙していた。自分が嫌になるよ。お前の吐く嘘を信じ、大切なものを全て失った自分自身がな!」
「……っ! ちょっと待って、あなた。これには理由……そう! 理由があるの。私は……「もういい」」
その言葉で、私が本当に全てを知った事を悟ったのだろう。メラニアは途端に焦り出し、必死に言い繕おうとした。
だが私は彼女の言葉を遮った。
「そんな言葉……どれだけ聞いても、どうせまた嘘なのだろう?」
彼女の顔色が変わった。
メラニアはいきなりガタガタと震え出し、泣きそうな目で私を見た。
私はそんな彼女の目を見て告げた。
「メラニア、私と離縁して欲しい」
「えっ? 離縁……? い……。嫌よ! 貴方と離縁したら私はどうしたら良いの? 仕事だってやめたのよ。どうやって生活していくのよ! それにノア……。そう……ノアはどうするの? 」
結局、最後まで彼女は私を失望させた。
メラニアはまた、ノアを引き合いに出し私を引き止めようとしたのだ。
「心配するな。ノアは私が引き取り後継者として立派に育てあげる」
何時ものようにノアの名前を出しても私が動じないからか、メラニアが突然騒ぎ出す。
「嫌よ! ノアは私が産んだ子よ! 貴方には絶対に渡さないわ!?」
「そうか? だったらお前はノアの未来を潰すのだな」
私はそう言って、メラニアが売ったアリアの遺品の計算書をテーブルの上に置いた。
「これはお前が勝手に売り払ったアリアの遺品の査定額だ。侯爵家はこれをお前に返せと言っている」
その私の言葉を聞いたメラニアが慌てて書類を手に取り、呆然とする。
「……こんな……こんな金額……返すなんてとても無理よ……」
「ああ、だから侯爵は20年の分割で良いと言った。私は何度もお前に言ったはずだ。アリアの遺品は必ずアイリスに返すようにとな。だがお前は私に嘘を付き、勝手に遺品を売った。だから予め言って置く。私はこの返済に手を貸すつもりは一切ない」
「そんな……そんな……」
メラニアはそう何度も口にしながら、両手をテーブルに置いて体を震わせた。
私はメラニアに諭すように声を掛けた。
「言っておくが返済から逃げられるとは思うな。侯爵家はそんなに甘くはない。お前が金を返さなければ騎士団にお前を訴え出るそうだ。そうなればお前は罪人。ノアもラデッシュも罪人の子になってしまう。なぁ、メラニア。もし本当にお前が少しでも子供の事を考えるなら、黙って私と離縁し侯爵家の意思に従って欲しい」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日の更新、また、エールの数が増えました。ありがとうございます🙇。
読者の皆様には感謝しかありません。
感謝の気持ちを伝える為にも更新頑張ります💪
まるまる⭐️
あなたにおすすめの小説
幼馴染が最優先な婚約者など、私の人生には不要です。
たると
恋愛
シュタイン伯爵家の長女エルゼは、公爵子息フィリップに恋をしていた。
彼の婚約者として選ばれた時は涙を流して喜んだが、その喜びもいまは遠い。
『君は一人でも大丈夫だろう。この埋め合わせは必ずする。愛している』
「……『愛している』、ですか」
いつも幼馴染を優先するアルベルトに、恋心はすっかり冷めてしまった。
春の避暑地
朝山みどり
恋愛
ミネルバの婚約者テリウスは、妹フローラと頻繁に顔を合わせるようになり、二人はミネルバの前でも親しげに会話を重ねながら距離を縮めていく。
買い物への付き添いや夜会のダンスなどをきっかけに、二人の仲は次第に深まり、周囲の若者たちも「二人はお似合いだ」と面白がりながら応援するようになる。
その関係は、まるでミネルバの存在を忘れているかのようだった。
やがて両家が集まる席で、テリウスはミネルバとの婚約を解消し、フローラと婚約したいと告げる。
こうして、ミネルバを置き去りにしたまま、テリウスとフローラの関係は周囲の後押しの中で進んでいくのだった。
婚約を失ったミネルバは、家の跡取りの立場も妹に譲ることになり、父の姉ガーベラのいるフォード元伯爵家へ送られる。そこでは理由を詮索されることもなく、ただ静かに休むように受け入れられる。
穏やかな生活の中でミネルバは、自分が思っていた以上に疲れていたことに気づく。伯母に「そのドレスはとても似合う」と言われたことをきっかけに、これまで母や妹の影に隠れていた自分の人生を少しずつ取り戻し始める。
やがて伯母に連れられてローハン元侯爵夫人の茶会に参加すると、ミネルバの美しい筆跡が評価され、令嬢マーガレットに字を教えてほしいと頼まれる。
最初は通いで教えるだけだったが、ローハン夫人は娘が気に入っていることから、住み込みの家庭教師として迎えたいと申し出る。
ミネルバは迷いながらも、過去に縛られない新しい人生を選ぶ決意をする。
この世界は貴族制度が廃止されたばかりです。力のある平民が台頭してきています。 ほかのサイトにも投稿しています。
【完結】婚約破棄?勘当?私を嘲笑う人達は私が不幸になる事を望んでいましたが、残念ながら不幸になるのは貴方達ですよ♪
山葵
恋愛
「シンシア、君との婚約は破棄させてもらう。君の代わりにマリアーナと婚約する。これはジラルダ侯爵も了承している。姉妹での婚約者の交代、慰謝料は無しだ。」
「マリアーナとランバルド殿下が婚約するのだ。お前は不要、勘当とする。」
「国王陛下は承諾されているのですか?本当に良いのですか?」
「別に姉から妹に婚約者が変わっただけでジラルダ侯爵家との縁が切れたわけではない。父上も承諾するさっ。」
「お前がジラルダ侯爵家に居る事が、婿入りされるランバルド殿下を不快にするのだ。」
そう言うとお父様、いえジラルダ侯爵は、除籍届けと婚約解消届け、そしてマリアーナとランバルド殿下の婚約届けにサインした。
私を嘲笑って喜んでいる4人の声が可笑しくて笑いを堪えた。
さぁて貴方達はいつまで笑っていられるのかしらね♪
幼馴染しか見えない婚約者と白い結婚したので、夜明け前にさよならしました
ゆぷしろん
恋愛
公爵令嬢レティシアは、家同士の都合で伯爵アルフレッドに嫁ぐ。
けれど夫は結婚後もずっと幼馴染のシルヴィばかりを優先し、婚礼の夜から夫婦として触れ合おうともしなかった。名ばかりの妻として伯爵家を支え、領地経営まで立て直しても、彼にとってレティシアは“都合のいい伯爵夫人”でしかない。
やがて結婚一周年の夜、アルフレッドが自分を手放す気はない一方で、幼馴染を屋敷に迎え入れようとしている会話を聞いてしまったレティシアは、ついに決意する。
――もう、この結婚には見切りをつけよう。
夜明け前、彼女は離縁の準備を整え、伯爵邸を出奔。
身を寄せた北の港町で薬舗を手伝いながら、自分の力で生きる穏やかな日々を手に入れていく。そこで出会ったのは、身分ではなく一人の女性として彼女を尊重してくれる青年医師ノアだった。
一方、都合よく尽くしてくれる妻を失ったアルフレッドは、ようやく自分が何を失ったのかを思い知ることになる。
幼馴染ばかりを優先する婚約者との白い結婚に終止符を打ち、傷ついた公爵令嬢が新天地で本当の幸せを掴む、離縁から始まる逆転ラブストーリー。
二度目の恋は幸せに
木蓮
恋愛
シェリルには仲の良い婚約者がいた。彼は婚約破棄して戻って来た義妹を慰めるうちに恋におち、彼の心が自分にないことを知ったシェリルは自ら婚約を解消した。
失恋に落ちこむも新しく婚約したいとこに励まされるうちに新しい幸せを見つけ、2度目の恋をする。
しかし、思わぬ人物が立ちふさがる――。
※両想いの無自覚いちゃいちゃカップルがくっつくお話です。中盤からひたすらのろけています。
ざまあはちょびっと。
※何と、まだ3話ですが19日の夜のHOTランキング63位に入れてもらいました!
たくさんの方々に読んでいただいた上に、お気に入りやいいねもありがとうございます!
楽しんでいただければ幸いです。
こんな婚約者は貴女にあげる
如月圭
恋愛
アルカは十八才のローゼン伯爵家の長女として、この世に生を受ける。婚約者のステファン様は自分には興味がないらしい。妹のアメリアには、興味があるようだ。双子のはずなのにどうしてこんなに差があるのか、誰か教えて欲しい……。
初めての投稿なので温かい目で見てくださると幸いです。
【完結】手紙
325号室の住人
恋愛
☆全3話 完結済
俺は今、大事な手紙を探している。
婚約者…いや、元婚約者の兄から預かった、《確かに婚約解消を認める》という内容の手紙だ。
アレがなければ、俺の婚約はきちんと解消されないだろう。
父に言われたのだ。
「あちらの当主が認めたのなら、こちらもお前の主張を聞いてやろう。」
と。
※当主を《兄》で統一しました。紛らわしくて申し訳ありませんでした。
あなたの幸せを祈ってる
あんど もあ
ファンタジー
ルイーゼは、双子の妹ローゼリアが病弱に生まれたために、「お前は丈夫だから」と15年間あらゆる事を我慢させられて来た。……のだが、本人は我慢させられていると言う自覚が全く無い。とうとう我慢のしすぎで命の危機となってしまい、意図せぬざまぁを招くのだった。
ドアマットだと自覚してないドアマット令嬢のお話。